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YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

2014入谷朝顔市

2014-07-06 07:50:55 | お出かけ情報


行って来ました!!

入谷の朝顔市(*^_^*)





朝5:30のJR鶯谷駅
朝帰りのカップルに逆行しながら、あまり清々しくない雰囲気(すみません.個人的感想です)の駅前を抜けると5分弱で会場です。



目印がたくさんあるので、方向音痴でも迷わずいけます(笑)



こちらが入り口。

言問通りに沿いに120軒の朝顔業者の青いテントが並びます。早朝だっていうのにすでにたくさんの人が朝顔の鉢やカメラをかかえて、歩いています。







テレビ局も取材にきてました。

入谷の朝顔市の歴史は江戸時代に遡ります。江戸末期に始まった朝顔ブーム。当時は変わり咲きのものが珍重され、植木屋が腕を競い合っていたとか。

入谷の朝顔は、もともとは御徒町の下級武士や目付けの間で栽培されていたものが、江戸幕府の崩壊に伴い、植木屋に移行されたようです。

その職人達の腕が素晴らしかったことやこの辺りの土が朝顔に適していたこともあり、入谷の朝顔はどんどん有名になりました。

変わり咲きというのは、要するに劣性遺伝子を、掛け合わせることで生まれるのですが、まだメンデルの法則が見つかっていない時代に、経験値のみで様々な朝顔を生み出した職人の技とそれを楽しむ江戸の粋にはただただ驚かされます。町人文化、すごい!!



↑詳しくは、園芸好きな先輩もオススメしていたこちらの本を手にとってみてください(Amazonにて1512円)



そんな、日本の伝統芸能とも呼べる入谷のアサガオですが、残念ながら大正期には一度すたれ、最後の植木屋さんも廃業となります。

それを復活させたのが、地元の有志の方たち。戦後の復興のために、現在の朝顔市が開かれるようになったそうです。それから66年。今でも毎年40万人の人がこの朝顔市を訪れるそうです







今のブームは4色咲き仕立て。

個人的には「幻の団十郎」を求めて歩き回りました。「団十郎」っていうのは、二代目市川團十郎が十八番で用いた衣装の色が海老茶色であったことにちなんでつけられた名前。 江戸時代には、団十郎の茶色として、一世を風靡したんだそうです。

でも、この「団十郎朝顔」は種子の確保が容易ではないことから、生産量が激減し戦後途絶えてしまい「幻の朝顔」と言われていたんです。

いまでは、様々な品種改良で海老茶の朝顔が市場に出回っていますが、本物にはなかなかお目にかかれないとか…。

団十郎朝顔の特徴はwikiによると以下の通り
「本物は黄蝉葉・斑なしの葉で濃茶色の無地の日輪抜けの花を指す。蝉葉とは通常葉の耳が左右一つずつなのに対して、左右二つずつある葉でその葉の形状を持つものは大輪の花が咲く。黄葉とは通常緑色の葉が黄緑色の明るい色になる葉を言う。本物の団十郎朝顔は濃い茶色と黄緑色の明るい葉色が美しいコントラストをなす。」




どうだろう。これ、本物っぽくないですか?もっとも色が気に入ってお買い上げしたので、本物でなくても問題ないんだけどね。

結局2鉢、お買い上げ。



入谷の朝顔市は協定で1鉢2000円と定められ、どこで買っても共通価格。ブースには番号がついていて、毎年同じ場所に同じお店が出店されます。



わたしは2番で4色咲き、22番で団十郎を購入。

ちなみに、入谷鬼子母神の境内には信楽焼の鉢に植えられた5000円の朝顔が売られていました。





この時期だけに売られる朝顔の造花がついた子育て祈願のお守りは900円。



入谷の朝顔市は毎年7/6・7・8に開催。朝5時から夜23時まで。11時からは露店も開き、より一層の賑わいを見せるそうです。→公式HP

朝顔は夜にはしぼんでしまうけど、ライトアップされた賑やかな雰囲気も味わってみたいなぁ…。

朝日に輝く朝顔たち。







咲きたての朝顔に元気をもらい、今日はいい1日になりそうです(*^_^*)

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