急用で参加を諦めていたラナンキュラスをテーマにしたセミナー。結局用事を途中で抜け出し(投げ出し?)、なんとか開始時刻に駆けつけました。
だってやっぱり気になるんじゃないですか。こんな不思議な花がどうなっているのかっ!!!
きっかけはカフェに飾られていた上の花。真ん中から葉っぱがモリモリ出ている花っていったい…∑(゜Д゜)
この花の名前はラナンキュラス。和名は花キンポウゲというそうです。
原産地は地中海沿岸ギリシャとかトルコとかミコノス島とか…。原種は薄黄色のものが多いらしいです。
確かにキンポウゲっぽいですね。球根で増えるそうですが、こんなにゴージャスな花からは想像できないくらい小さくて、ホタルイカサイズのゲソの干物みたいな形をしているそうです。←非常に詳しい知人談
セミナーの講師は「芋虫が何匹かくっついたみたい」と説明してくれました。
写真を見せていただいたのですが、実物が見てみたくなりました。
今回の講師は県内愛川町にある花農家「愛川園芸」の五月女さん。ラナンキュラスに造詣が深く、花づくりへの情熱が溢れ出ている方でした。話を聞いているとぐいぐい引き込まれちゃいます。
ラナンキュラスの魅力は花弁の枚数の多さ。非常に薄い花弁が何層も重なって美しい花を咲かせます。品種にもよりますがスタンダードなタイプでその数なんと200枚ほど。
下の写真は、五月女さんの叔父にあたる方が手がけた品種で、なんとオランダで開かれる「花のオリンピック」で最高賞を受賞した世界一のラナンキュラスなんだそうです。今、日本のラナンキュラスは世界で大注目されているんだとか。
写真では伝わりにくいのですが、本当に大輪の花なんです。花弁はおそらく300はあるだろうとのこと。すごい!!
これだけ花弁が多いのは、もとは雄しべだった部分が花弁になったという説が有力なんだそうです。一重咲きの花を見ると、確かにたくさんの雄しべが確認できます。
花弁になりかけているものも見受けられるような…。
そして、花弁ではなく葉っぱになっちゃっているものが、件のラナンキュラス。
このような品種においても、一応雄しべと雌しべは存在するとのことですが、残念ながら自分の目で確認はできませんでした。
で、もう花弁全部が葉っぱになっちゃっているやつ↓
これ、なかなか枯れないそうですよ。だって葉っぱですからね(笑)
大船フラワーセンターでは3/13までラナンキュラス展が開催されています。
様々な色や形のラナンキュラスたち。これらは花農家さんたちが、たくさんの栽培の中から偶然現れた変異種をもとに改良を加えられたいわば叡智の結晶です。最前線で花づくりにかける意気込み、そんな思いが講師の五月女さんからビシビシと伝わってきました。
やはりプロの話を聞かせていただくっていうのはいいものですね。いつか実際に農園をたずねられたらいいなとと思いました。
なお、前回、ラナンキュラスネタを投稿したことで、今回のセミナーに出会うことができました。情報提供を、心より感謝しています。楽しい1日でした~
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