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YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

世界のクリスマス2024〈前編〉

2024-12-15 11:52:00 | 歳時記
今年も横浜山手で開催中の「世界のクリスマス」を見て来ました!



といってもが横浜はまだ木々が最後の輝きを見せている季節。


公式HPはこちら→世界のクリスマス2024

もちろん西洋館のなかはクリスマスムードたっぷりです。今年は「外交官の家」が改装中ですが、昨年は参加していなかった旧山手66番館が復活。全部で7つの洋館が、それぞれ国を決めてそれにあった装飾を施しています。地元にいながら7つの国を旅できるイベントです。

今年のラインナップは

旧山手68番館ーーー大韓民国
山手111番館ーーー南アフリカ共和国
横浜市イギリス館ーーー英国
山手234番館ーーーブルガリア共和国 
エリスマン邸ーーードイツ連邦共和国
ベーリック・ホールーーーフィンランド
ブラフ18番館ーーースイス連邦 

まずは、エリスマン邸




ドイツといえばドイツトウヒ!
長い形をしたまたバックがりんご箱にごろっと入った飾りが、温かみがあってなごみます。大きなツリーには蜜蝋のキャンドル!
伝統的な趣がありました。

続いては山手234番舘。


玄関先のハンギングバスケットはこちらの洋館のシンボル的な存在。いつ行っても季節の花がきれいに咲いています。街路樹の紅葉が最高潮でした。


館内はブルガリアをテーマにした装飾で、ブルガリアのクリスマスや食文化について詳しい解説があり、見応えがありました。


こちらの床に座る形のテーブルは伝統的なブルガリアのクリスマススタイルのようです。
真ん中にある大きなパンは「ピトカ」と呼ばれるもので、焼く前にコインを1枚忍ばせて、それを引き当てた人が翌年のラッキーパーソンなのだとか。1年の運試し。イベント的な演出が抜群。



伝統的なスタイルらしく、パンは一番年上の人がちぎり、年功序列方式で配るようです。ただし、最初の一つはマリア様のため、二つ目は家のためというふうにお供えして、3つ目からが家族の分になります。

コインは、家によっておみくじのような紙だったり、ドリャン(サンシュユのことでブルガリアでは縁起物っぽいです)の枝や種だったり…。昔からのしきたりなので、地域や家庭によるバリエーションもいろいろなのかな?



美しい刺繍も飾られていました。ブルガリアといえばバラ祭りでも有名ですが、その時に身につける伝統衣装にも素敵な刺繍があしらわれていたかと思います。

畑仕事ができない季節は、どこの国でも、女性は織物や刺繍、編み物など、男性は農機具の手入れや家屋の修繕など、室内でできる作業にシフトして、季節に合わせた暮らしをしていたんだろうなぁ。

あ。今は男性女性で仕事を分けるという発想はアウト?手工芸には伝統とか、誇りというか、そういうものを感じさせられます。



ブルガリアの展示を満喫しすぎたのか、ベーリックホールの写真は、冒頭の外観とこれ1枚しか見つからず…↓



針葉樹の葉で作った小さなツリーが素敵でした。敷物はフィンランドと繋がりがあるのかなぁ…?

この日、最後に訪れたのはブラフ18番館。
緑色の外観とソヨゴの赤い実が、すでにクリスマス感を醸し出していました。



中はスイスのデコレーションということで、寒い季節を表すために採用したというつららのようなデコレーションキャンドルが映えるメインテーブル。


サロンにはチーズフォンデュのセット。
国旗をイメージした赤と白の飾り付けが可愛らしかったです。


イスでは、クリスマスのパンといえば、サンタクロースのモデルでもある聖ニコラウスを模した「グリッティベンツ」。



聖ニコラウスはパン職人の守護聖人だそうで、このパンは聖ニコラウスの日(12月6日)やその前後のクリスマスシーズンに作られるとのこと。形が可愛いだけじゃなくて、ちゃんと意味があるんですね。
パン屋さんややスーパーでも期間限定で販売されるんだそうです。

こういった、その国ならではのクリスマスの文化を知れるのが、このイベントの楽しいところ。今回は時間切れで全部回れなかったので、できれば残りもみにいきたいとおもっています。

後編があるかないかは乞うご期待(笑)
よろしければお出かけください。
公式HPはこちら→世界のクリスマス2024



今日もいい日になりますように♪


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クリスマスの準備

2024-12-09 19:37:00 | 歳時記
およそ40日ぶりの更新です(^^;;



ついに年末。カレンダーも残り1枚。
この週末は、クリスマスの準備を始めるにあたり、まずは大掃除に着手しました。

以前は30日とか31日とかになってようやく始めていた大掃除。現在の勤務スタイルになり、ようやく家のことも早めに行う習慣がついてきました。

働きながら、家事もこなしていらっしゃる皆様には本当に脱帽。


掃除は身支度と準備から始めるのがコツ

今年も我が家は、部屋の大きさを完全無視した210cmのクリスマスツリーを設置することに。そのためにはまず大掃除から始めないといけないということで、窓を拭いて、棚の物を動かして拭いて、床も拭いて…

いやいや、今の勤務スタイルなら日頃からやっておけというレベル。「家のことを早めに行う」なんてセリフは真っ赤な嘘でした(^^;;

まだまだ先は長いですが、ツリーを飾るという目的のおかげで、一歩踏み出せたことはよかったかな。
↑はじめの一歩、なんでも大切ですね。



子どもも大人も、すでにおばあちゃんと呼ばれてもおかしくない年齢のわたしでも、クリスマスツリーが点灯するとウキウキしますね♪

庭のコニファーも剪定して、飾りを付けました。



剪定は、年に2回ほどがんばっているのですが、気づけば電線に届きそうなので、一度植木屋さんに入ってもらわないとダメかもしれません。



暗くなるのが最も早い季節。飾り付けが終わる頃にはすっかり日暮れ。ツリーっぽい形に仕上がりました。

そして剪定した枝で、創作活動開始!
うにまる工房開店です。



ちょっと切っただけですが、なかなか良い材料になってくれます。捨てたらもったいないですよ。ほのかな柑橘系の香りもいい感じ♪

モミとクジャクヒバは近所の花屋で購入後↓


2つ合わせて1360円

さらに、拾ってきた木の実やら、家で乾燥させた植物やら…。何かしらあら物だなぁ…。



これだけ有れば、結構色々できてしまいます。まずはモミをメインにしたクリスマススワッグ。


ワイヤーがけした木の実と枝をぐるぐると束ねるだけ。なんかいい感じになって来ました。足りない部分は後から付け足してもOKなので、盛り盛りにしていきます。



今年は1人でもなんとか形になったかなぁ…。これまで習った師匠たちに感謝です。リボンなんてWSで習ったものを、かれこれ10年使い回しです(笑)

そして、フラワーアレンジメントに使う花材(オアシス)に短い枝をぐるっと挿して、キャンドルスタンドの完成です。



枝の間に、これまたワイヤーがけした木の実を挿せば完成!!

あとはお気に入りのパン屋さんで買って来たシュトーレン



これを毎日少しずつ食べてクリスマス気分を盛り上げていくのです。私にとっては、クリスマス=冬休み突入の合図ですから!!!

今年もぴよよんさん(姉)が七面鳥を焼いてくれるらしいので楽しみです。

終わりよければ全てよし。
今年も最後まで楽しくいきましょう!!
最後はブログも頑張ります(^^;;




今日も1日お疲れ様でした。
明日もいい日になりますように?







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ジャックのお片付け

2024-11-01 10:30:00 | 歳時記
11月になりました!
今年のカレンダーもあと2枚

さて、先日の「カボチャ彫りの宴」で作ったジャックオーランダーも役目を終え、今日は朝から解体作業



今年は包丁を使うことにしました。
こんな風に外に置いてあると、それだけでドキドキ…

事件の予感



包丁のおかげで、作業はスイスイと進み、切り刻まれたジャックはゴミ袋に収められました。可能なら乾燥させてからゴミにする方が良いのでしょうが、衛生的に色々と問題が…



まずは、カビ
今年は雨が降って、むしろ水浸しがよかったのか、カビの発生は例年ほどではありませんでした。
※過去に発生した驚きのカビはこちら→さよなら、ジャック - YNWC的な日常

代わりにショウジョウバエが大量発生。
すでに果肉の部分には幼虫の姿も
((((;゚Д゚)))))))

仕方なく殺虫剤を撒きました。
1発ですね
最初から手を打っておけばよかったのかも。



包丁は刃こぼれして使っていなかったものなので、こうした作業用として使うことにしました。道具があると、なんでも便利!!




10年以上ジャックオーランタンの片付けをして、今年たどり着いた結論は

1 ジャックは外に置く
2 毎日水で洗う
3 昼間は蓋を開けてできるだけ乾かす
4 虫除けもしくは殺虫剤、アルコールなど
 を塗布する。ひょっとしてチンキ
 でも効果がある?

2と4については
まだ、検証段階なので来年試してみたいと思います。今、コンポストも検討中で、カボチャは堆肥にしてリサイクルできたら最高ですよね。



※一緒にジャックを作った方から、自宅に持ち帰ったあと「垂れないカビキラー」を塗布したところ、効果があったかも…という情報をいただきました。これも試す価値あり✨





【今日の朝ごはん】

・ぴよよんさん(姉)特製サンマ定食
ごちそうさま〜😋



今日もいい日になりますように!
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カボチャ彫りの宴2024

2024-10-28 22:11:00 | 歳時記
12年前から始まった、ぴよよんさん(姉)プレゼンツ「カボチャ彫りの宴」。今年もやりました!!



北海道のかぼちゃ屋本舗さんから届いたカボチャたち。

今年は大きめ!


我が家は一時カボチャ畑になりました。
ゴロゴロ転がりそう…


そして、宴当日。
まずは飾り付けから。
参加された皆さんは強制的に働かされるという、我が家の企画(笑)


みんなで飾り付けていきます。
今年は蜘蛛の巣が良い感じに張れました。

灯を消すと雰囲気抜群!!



何やら奮闘しているうにぴよ↓



仮装も徐々に始まっています。
服などはぴよよんさん(姉)の舞台衣装ですが、仮面なとは12年間かけて少しずつ増えてきたものです(笑)



参加者は有無を言わさず、何かしら被らされたり、着せられたり…。

こんな感じで、夕飯となりました。



持ち寄りパーティーということで、美味しいものがたくさん並びました。

紫色のポテサラやシーフードサラダ。お野菜たっぷりのラタトゥーユ、そしてなんと月下美人の花の酢の物!!

写真中央はドミノピザのハロウィンボルケーノ。火山からチーズが流れ出ていました
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

ワイワイ、ガヤガヤ…
食べて笑って、にぎやかな宴…
うっかり時間を忘れそうですが、この企画の真骨頂はこちらです↓



カボチャの上部をくり抜いて、中身を出したら、目や口を彫ります。

ジャックオーランタン完成!!



↑顔が怖くなってしまいすみません(笑)
今年も個性的なジャックが並びました!



いい感じ♪



楽しい宴が閉幕し、皆さんが帰った後の我が家では、残ったジャックが不気味に笑っていました。



今年も無事終了〜
翌朝、カボチャたちは外へ。
ご近所の皆様に楽しんでいただけているようです。



それにしても、今年は大きいので、この後の片付けが大変そうだなぁ。

動画はこちら↓






明日もいい日になりますように!


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花祭り〜4月8日〜

2024-04-09 09:22:00 | 歳時記
4月8日はお釈迦さまの誕生日。キリストの誕生日は、何ヶ月も前から楽しみにしている我々日本人。お葬式でお世話になるのは仏式が多いんですけどね。我が家もそうです(^^;;



キリスト教ほどのにぎわいはないですが、仏教の世界でも創始者の生誕を祝うお祭りがあります。

それが花祭り、灌仏会(かんぶつえ)です。



お釈迦さま(コーダマ・ジッタール)はインドとネパールの国境辺り、ルンビニーで生まれたと言われています。

こんなところ(2018.12.21)


マヤ・デヴィ寺院
釈尊が誕生したといわれる場所に建てられた寺院

プスカリニ池
出産前に母親が沐浴し、釈尊の産湯にも使われた池

池のほとりの菩提

釈迦は生まれてすぐに7歩歩き、天と地を指し「天上天下唯我独尊(てんじょうてんにげゆいがどくそん)」と言ったとか、言わないとか…。

花祭りにはそんな釈迦の姿を表す「誕生仏」が花で飾った花御堂に安置されます。誕生の頃のルンビニーは美しい花の園だったため、それを模しているんだとか。



誕生仏の足元には甘茶が満たされます。これは釈迦が誕生した時に九頭の龍が現れ、空から香湯(甘露の雨)を注ぎ、清浄したという逸話によるものだそうです。

柄杓で甘茶をかけ、お参りします。
お参り後、寺院によっては甘茶を振る舞ってくれるところもあります。1年間無病息災で過ごせるそうです。


外国の方も興味津々…。

甘茶はユキノシタ科のアマチャという植物の葉から作られます。ヤマアジサイの変種のようです。夏に刈り取った葉を乾燥させ、発酵させたものを煎じでお茶にします。独特の甘みがあります。

ウリ科の「アマチャヅル」を煎じたお茶も「甘茶」と呼ばれるのですが、「花祭りの甘茶」は「アマチャ」から作られるものを指します。ややこしや〜(笑)



というわけで、花祭りのお話でした。

今日もいい日になりますように!!