今日は朝から。
て~んあ~んも~ん!
じゃなくて、そのすぐ近くにある、
『中国国家博物館』へ行ってきました。(中国国家博物館 日本語サイト→ こちら)
入場のチケットを手に入れるための長~い列ができているのだけど、今日の私はそこに並ぶことなくするっと中へ!
というのは。
チケットもらっちゃったからです。
前回の北京滞在時、ず~っと中国語を教えてくれていた老師はもともとは高校の歴史の先生だったこともあり、この博物館のガイド資格も持っておられます。
「先生の解説を聞きながら博物館をめぐりたい!」という私のリクエストに応えて、今日、国家博物館ツアーが実現しました。
先生にもらったチケットでするっと中へ。
それにしても。
でかい。
でかすぎる。
3年以上の月日をかけ、そして多額のお金を投じて改装した博物館。
世界最大級、アジア一の大きさを誇るとか。
さて、今日私たちがお勉強したのは。
中国の古代からのお金の歴史。
この博物館、フラッシュ・三脚を使わなければ写真はOK。
古代、それこそ何千年も前から近代までのお金がずらり。
続いて、玉(ぎょく)の歴史。
玉こそチャイナって感じがする・・・。
こちらは、磁器。
大英博物館に保管されている品も期間限定で展示されており、これは期間中に是非とも見ようと思っていただけに嬉しかった~!
今日見た展示物は博物館全体のほんの一部。
とにかく素晴らしい展示品の数々なんだけど、驚くべきことにこの博物館の入場料は。
無料! イインデスカ?ホントニ?
ここ以外の博物館でも無料化がすすめられているそうです。
(ただし入館にはパスポートが必要)
ちなみに、ルネッサンス期の作品を集めたこの特別展示は。
10元(120円ちょっと)。
みんな、博物館へ行こう!
さて。
美術館や博物館というのは、説明を聞いて理解して初めて鑑賞できるものだと改めて実感しました。
これまでさほど興味がなかった分野のものも、説明を聞くともうほんとに面白くって、一気に興味がわきますね~。
でもね・・・。
先生の説明を聞こうと、とにかく集まってくる中国人。(ま、先生も「みんな聞いていいよ~」って言ってたけど)
夏休み中なので、ちびっこも。
そして、最初からず~っと一緒に話を聞いていた青年。
彼は黒ぶちメガネをかけていたのだけど、なぜか。
レンズなし、縁だけのメガネだった。
レンズはどうした? レンズは??
そんなこんなで、多い時は20人くらい団子状態で移動してたんだけど、特に磁器の説明なんかだと日本の陶磁器の影響を受けた話も出てきて、『日本』という単語が出るたびにちょっぴり緊張。
周りの中国人の中には「あれ、この人日本人ちゃうん?」みたいな目で見た人もいたけど、何を言われるわけでもなく、みんなで一緒にお勉強という和やかな雰囲気でした。
あ~、よかった。
知らないことを知るというのはほんとに楽しい!
京都でも期間無料の時に行きますが・・
海外展示物も安い~1200円ですよ~何回行けるか・・
美術館や博物館を見るとそのお国の成り立ちが勉強できるのと日本の文化の時代との差が解るので好きです
あんな立派なのに、すごいなぁ~。
日本って言葉に何事もなくて良かった!!
時期が時期だけにドキドキしちゃいますよね(汗)
らおし~ お懐かしいです。一時期 歴史をならいましたよん(00)V まじめに面白かったわ~
お元気そうで 良かったにゃん♪
ではでは、くれぐれも気をつけてねぇ!!
そうそう、いないと思います。
同じ博物館でも 間違いなく 普段の5倍は
楽しめそうです。
イヤホンガイドを貸し出してくれる
博物館も増えましたが、質問や疑問には
答えてくれませんから。。。
これは、贅沢な勉強だなぁ。。。
ここ以外にも、無料博物館は徐々に数を増やしているそうです。こういう文化関連の敷居が低いというのは素晴らしいですね。
日本でも色々素晴らしい展覧会が開催されますが、やっぱり高いですよね。
国ごとに博物館、美術館にも特色があって、それだけを目的に旅に出るのも素敵ですね~。
無料ってびっくりですよね。
なので、いつもたくさんの人が訪れるそうです。
この博物館も素晴らしいのですが、他にもたくさん無料の博物館・美術館があるそうです。
この間のコンサートもそうだったけど、文化関連は安いですね~。
日本に絡む話になると、「いいから早く話題を変えて~!」って思ってしまいました。私以外ほぼ全員中国人という空間は、やっぱり緊張します。
老師の歴史の授業を受けたことがあるんだね!
私の周りでも歴史を学んでいた友達がいたけど、私は中国語でいっぱいいっぱいだったので、参加しなかったの。
今から思えばもったいないことしたなあ・・・。
そうそう、これだけ長い歴史をもつ国なんだもんね。
何かと緊張が続く二国間だけど、この国の良いところは吸収して帰りたいなと思ってます。
本当に貴重な体験でした。
作品というのはこのように鑑賞して初めて楽しめるのだなと改めて実感しました。
今回はそれほど興味のない分野だったにもかかわらず、とにかくひとつひとつの説明が面白くって夢中で耳を傾けました。
気を許すと中国人に押しのけられて輪の外に追いやられそうになったので、かきわけかきわけベストポジションを陣取りながら・・・でしたが。(笑)