Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

イースターの写真いくつか

2008年03月19日 17時27分05秒 | Weblog
クリスチャン君に昨日コンサートの写真をもらった中に入っていました。使っていいというので、アップします。これでわざわざ写真撮りに行かなくてよくなった?
そして明日は、そのクリスチャン君の住んでいる街で、「ラーチャーブーベン」というイースター関連の行事を見せてもらいにいく予定です。←なんだかわからないでしょう?私もまだよくわからないです。その写真もできたら後日アップしますね。


シェーンブルン宮殿のイースターマーケットです。光が柔らかいのがわかりますね。

こんな巨大なタマゴが流行です。

もちろん普通のタマゴも健在。(この店は数が少ないほう)

うさぎもこの時期大活躍です。



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フォルクスオパー「微笑みの国」18.3.2008

2008年03月19日 06時09分24秒 | Weblog
有名なこのオペレッタ、いままで一度もみたことがなかったので楽しみにしていってきました。私より先によっしーとじゅんなさんが見ていたので、感想を聞くと、「後半、小ネタが多い。」確かに!あの2メートルの大黒さんと布袋さんとビリケンさんを足して割ったような金色の仏像、それもバンザイ姿勢はなんだったのでしょうか?

それでも、舞台美術はきれいだったし、演出も悪くなかったですよ。中国人がみたら「絶対違う」と言うと思いますが、ヨーロッパ人のアジアへの憧れをうまく舞台に乗せたように思います。また当時の人々が(いや、今でも!)垣間見た文化や、考え方の違いもわかりやすくオペラにしているので、楽しめました。(これが日本の話だと、また感じ方が違うと思うのですが、中国のことなので、まぁこんなもんだよなぁという軽い気持ちで見れました。)

一番わらったのは、5人の女性が、中国の王子を口説く前に…
「ねぇねぇ・・・あのさぁ」
「あっ、あたしつきあった経験あるよ、エジプト人だったけど。」
「あたし、フォアアルベルク人。」

このジョークわかります?これわかる人はオーストリアを良く知ってる人だと思います。そう、フォアアルベルクはオーストリアでした。

主人公の中国人男性役(一番下)をこの名前だと韓国の歌手だと思いますが、演じていました。高音が特に伸びる、美しい声でしたが、時々音が切れる。これは私も昔よく言われたことなので、今日はじめて「これかぁ」と実感しました。おそらく今でも調子が悪くなると、この癖が出るでしょうから、自覚できてよかったです。それから、フォルクスの舞台にドイツ語のセリフしゃべって出るくらいだから、ドイツ語わかってるんだと思います。でも、わかっているのと、わかっているように歌っているのは違うんだというのも、再確認。となりのオーストリア人のドイツ語は女性の声だしかなり聞き取りにくいんです。でもわかっているように聞こえる。これって何なんでしょうねぇ?

フォルクスに行く途中にアイスや開店しているのを発見。冬の間閉まっていたんですが、暖かくなったので開いたみたいです。「よ~し、帰りは絶対アイスだ!」とかなり気合を入れないと、5度の寒さでアイス屋は行けません。ましては「冬はアイスを食べてはいけない。」と育ってきたので、冬のアイスは抵抗があります。それでも一番小さなのを買って、震えながら道々食べました。知ってる人いないので気が楽です。

RegieBeverly Blankenship
BühnenbildHeinz Hauser
KostümeElisabeth Binder-Neururer
unter Mitarbeit vonSusanne Bisovsky (Wiener Chic)
ChoreographieAllen Yu

DirigentSascha Goetzel
LisaUrsula Pfitzner
LoreDagmar Bernhard
FiniTheresa Prammer
FranziRoswitha Straka
VallyMaria Schuchter
ToniAnja Meinhardt
Fu-Li / MiKatja Reichert
Graf Ferdinand Lichtenfels / TschangPeter Pikl
Graf Gustav von PottensteinDaniel Schmutzhard
Ein General / ObereunuchGerald Pichowetz
Prinz Sou-ChongKi-Chun Park
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あと100日

2008年03月18日 01時11分48秒 | Weblog

写真は「オースターピンツェ」という菓子パン。この時期に食べるようです。ちょっとブリオッシュみたいな感じの発酵パンで、さわやかに柑橘系の香りがして、甘い味がします。(日本の甘食みたい)なんでこの時期これなのか?それもよく知らないんですけど、まあ、春になったら「おはぎとウグイスもち(食べたいよ~)」の私としては、かわりにこんなのを食べて季節感だすしかないです。ちゃんと写真とったつもりがピンボケばかりだったのでショック。すでに実物はお腹の中。しまった!

今日はこの前コンサートをしたホールに行って代金を払ってきました。その時に、当日会場の係りだった人と話をしたのですが、彼女はご主人と3歳のお子さんを連れてきてくれていました。(ご主人は子どもがむずがった時の避難要員だったらしいのです)ところが子どもさんは、ちゃんと聞いていてくれただけでなく、家に帰って数日たっても、ヨーロッパの扇子を持って踊ったりして、いまだに興奮状態だとか。お父さんはお父さんで、ソーラン節に参加していたようで、「でもあの男の人たち、本番はダメだったわねぇ、リハーサルのほうがそろってたわ。」と思い出しながら笑ってくれる。そして何度も「このコンサートは普通じゃなかったわ。」というセリフが彼女の口から出てました。それだけ面白かったと受け取っておきましょう。後になってからでも(一辺倒でない感想を)いろいろ聞ける時は、コンサートがよかった時なんですね。じわじわっとうれしいです。

聞くところによると、ホールは音楽ホールにする為にわざわざ改築して、その際に音響(残響など)をちゃんと計算してつくったらしいです。どうりで見た目よりよく響いたはずだ。小さいホールだけれどいい音響で、親切なホールの人と一緒にできた今回のコンサート、思い出に残るものになりました。

こんなにいいホールがあるのだからと、いままで私がやってきたもので、このホールでもできそうな企画をいくつか提案してきました。それから、来年は「日本・オーストリア年」なので、ぜひこのホールでも日本がらみの企画をしてもらえるようにお願いしてきました。聞くところによるとウィーンには、お習字やお茶などの先生をしておられる方もいるようで、なにかそういうものを楽しくからめてコンサートなどの企画をしてもらったらいいかなと思います。もしかしたら今後、ハウスホフマンシュタールで、どこかでみたことあるような?企画がでてくるかも…しれませんね。


さて、ウィーン滞在も残り3分の1になりました。日数にして100日。これから先は思っている以上に過ぎるのが早いでしょうね。こっちにいる間に練習したい曲がたくさんありすぎて、どれから手を出していいか悩んでます。(たぶん全部は間に合わない)

あとは、オペラとコンサートをどれくらい効率よくいけるか?春にはワイン祭りも多いので、そのへんも逃さず飲みに行きたいし、季節がよくなったら国内の旅行もしたいし、写真も撮りたい、と欲張っています。
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フォルクスオパー「トゥーランドット」16.3.2008

2008年03月17日 06時13分15秒 | Weblog
フォルクスオパーでめずらしくオペラをするので、観てきました。見てびっくり、「北京の民よ」とか言ってるんですけど、出ている人、全員昆虫でした。中国人怒らないのか?と思ったくらい。目で見る分にはきれいなんだけど、どこか違和感があふれる舞台で、これがいいのか悪いのか私にはよくわかりません。いつものフォルクスにしてはオペラなので歌手のレベルも高かったのですが、とにかく目に見えてくるのは、カマキリ・カミキリムシ・蝶々・とんぼ・アリらしきもの・蛾の幼虫?などなど。触覚やお腹が光ったり、電飾飾りがついていたり、頭が電球になっていたり、ステンレスの鎌を持っていたり、きれいだけど気持ち悪いすごい世界でした。

カラフ(テノールの役)を歌った人が、2幕の終わりで声をからしていたので、(このままいくと、3幕のアリアはしんどいぞ)と思っていたら、案の定最後の高音が伸びずに、すぐ終わってしまいました。誰もが知っている曲だけに、他がよくてもちょっとなさけなかったです。残念。聞いている私でさえ、そんなに2幕でガナったら、後でしんどいよと思っていたのに、なんであんなにがんばってしまったのか?よくある計算の出来ないテノール歌手だったんですね。きっと。

このオペラには「ピン・パン・ポン」という3人の男性が出てきます。ひっくり返すとどこかで聞いたような名前ですが…彼らも洋服のそでが扇子だったりして、今回衣裳にはかなり凝ったようです。

RegieRenaud Doucet
AusstattungAndré Barbe
LichtdesignGuy Simard
BühnenbildassistenzKerstin Bennier

Musikalische LeitungAlfred Eschwé
TurandotHe-Ion Seo
LiùMelba Ramos
Erste HofdameElisabeth Musger
Zweite HofdameKatharina Ikonomu
AltoumPeter Minich
TimurSorin Coliban
CalafRoy Cornelius Smith
MandarinEinar Th. Gudmundsson
Ping, KanzlerEnrico Marrucci
Pang, MarschallKarl-Michael Ebner
Pong, KüchenmeisterAdrian Cave
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家の掃除に終わりました

2008年03月16日 02時27分53秒 | Weblog
今日は朝はゆっくり寝て、(実は昨日いろいろしてたら夜中になってた)ゆっくりご飯を食べて、ゆっくり一日片づけをしていました。

途中でコーヒーを飲もうと用意をしたんですが、フタをつけるのを忘れてブクブクさせてしまいました。そうすると、コーヒーがフィルターにたまったままになって、下にコーヒーが落ちてこない。途中でフタを取り付けたら、すぐにいつもどおりに下に落ちてきました。フタなんかなくっても同じだと思っていたのですが、このフタが、上のフィルターに何らかの力を加えているようです。「無用の用」でした。へぇーって感心してしまいました。でもなんでフタをするとコーヒーが上から落ちてくるのかよくわかりません。

今日はアミューズさんがちょっとたいへんな本番だとか。大丈夫かなぁと思っていますが、こっちはおそらく「心配無用」でしょう。

本当はフォルクスにドイツ語でカルメンを観にいくつもりだったんですが、なんとなく今日はこのままだらだらしたいので、次回にすることにします。

この10日間、できるかぎり用意して、それをそのまま実行して突っ走ったので、頭の中が空っぽになってしまいました。私はいつも先のことを考えていないと、空虚感が出てしまってダメなんです。これからぼーっと、この先の予定を考えたり、方向性を考えたりします。

そうそう、さばくさんから面白い企画もらいました。まだ発表できませんが実行できるように話を進めてみますね。(日本に帰ってからのことなんですけど、面白そうなので乗ることにしました。)
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よっしーご帰国

2008年03月15日 03時11分58秒 | Weblog
今朝、ピアニストよっしーが帰国しました。最後の最後まで手を抜かず、ウィーンをほぼすべて見てのご帰国です。希望したけど行けなかったのは、私も知らない「シェーンベルクセンター」のみ。10日間にしては満点に近い行程だったのでは?と思います。

私はその反動で、今日は一日だらだら。明日から掃除、洗濯、次のレッスンの準備や各方面への連絡などなど、その他の整理に2日間かけてするつもりです。

今日も雨ですが、最近一日一日緑の様子が違います。少しずつ春が近づいているのがわかります。今月23日はイースター。あちこちの庭にたまごやウサギが氾濫しています。

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コンチェルトハウス「RSW・キタイェンコとブッフビンダー」13.3.2008

2008年03月14日 07時32分23秒 | Weblog
夜はRWS(ラジオシンフォニックオーケストラウィーン)に行ってきました。これを選んだ理由はただ一つ。あの「ある日どこかで」という映画のテーマソングがプログラムにあったから。

このラフマニノフの曲、去年やっとCDを借りて見つけたのですが、絶対生で聴いておきたいと思っていました。なので、実現してうれしいです。

ピアニストのブッフビンダーも悪くなかったし、(昔はピアノの貴公子って感じのおじさんだった)指揮のおじいちゃんもなかなかでした。

問題は休憩後の曲でした。ショスタコビッチの曲、長い長い。1時間以上の大曲でした。でもうまいオーケストラでしか演奏できないなと思われる曲で、ピアニッシモの緊張感から、フォルテの音量までしっかりと演奏されていて、ここウィーンのレベルの高さを再確認しました。(それにしても長かった)

コンサート後は、今回初めて、なつかしの「ラントマン」(市庁舎前)で、熱いチョコレートを飲んで帰りました。

Radio-Symphonieorchester Wien, Orchester
Rudolf Buchbinder, Klavier
Dimitri Kitajenko, Dirigent

Sergej Prokofjew
Leutnant Kije / Symphonische Suite op. 60

Sergej Rachmaninow
Rhapsodie über ein Thema von Paganini op. 43 für Klavier und Orchester (1934)

Dmitri Schostakowitsch
Symphonie Nr. 11 op. 103 «Das Jahr 1905» (1956-1957)

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よっしー最終日、雪降ってます

2008年03月13日 23時48分52秒 | Weblog
今日はよっしーさん最終日。もう二人ともレッスン・観光・コンサートで限界の状態ですが、それでも8時に起きて、朝からベートーヴェンの散歩道周辺を歩き、「ハイリゲンシュタット遺書の家」を見学し、その後バスでカーレンベルク頂上でお茶、お昼はグリンツィングでホイリゲビュッフェを食べて、お腹いっぱい。その後、よっしーさんを「古楽器博物館」へ連れて行き、私は帰ってきました。本当もう、気力はあっても体力がいっぱいいっぱい。それでも今晩もコンサートへ行く。その前に最後のお土産をスーパーで買うので、もう少ししたら待ち合わせの電話がかかってくるはず。それまでほんの15分、布団の上で寝かせて…

今日のウィーンは寒いです。桜らしき桃色の花も咲いていますが、お昼はかなり雪が降りました。まだまだ本当の春は先のようです。




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国立歌劇場「運命の力」12.3.2008

2008年03月13日 06時59分57秒 | Weblog
朝から雨が降ったりやんだりの一日でした。また夜も風が寒く、分厚いコートでもちょうどくらいの気温に感じます。

今日は夜に国立歌劇場で、先日プレミエを迎えたヴェルディのオペラを見てきました。メータ指揮なので期待していましたが、ウィーンフィルのオケもぴたっとついていくいい演奏でしたし、レオノーラ役の人がとてもよかった。反面テノールは好みでなかったので、残念です。

メータは私の昔のイメージは「こわもてのおっちゃんだけど、歌手にはとても親切な指揮をする人」というのがあります。今日も立ち上がって指揮を少し見ましたが、とても歌いやすそうな、流れを作っているのがわかり、聴いても見てもいい感じでした。

しかし!演出はもうどうしようもない。歌の先生が「今回は目をつむって聞くといいよ」といっていたとおり、近代風のわけのわからない演出で、お客さんも拍手をしていいのかどうかわからなくて、戸惑ってしまう場面あり。予算がないのか?それともこういうのがすきなのか?私にはわかりませんが、残念でした。

指揮Zubin Mehta
レオノーレNina Stemme
ドンカルロスCarlos Alvarez
アルヴァーロSalvatore Licitra
グアルディアンAlastair Miles
プレツィオシッラNadia Krasteva
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コンチェルトハウス「スコットランドチェンバーオケ・アンデルゼフスキー」11.3.2008

2008年03月12日 17時07分47秒 | Weblog
おはようございます。昨日はよっしーさんと一緒にルッツ先生のレッスンを受けてきました。同じピアニストどおしということで、フィーリングもあうのか、よっしーさんにとってはわかりやすレッスンだったようです。

さて、その後、本来なら昨日はどこにもいかず家で夕食をとる予定だったのですが、時間があるのに演奏会に行かないのは我慢できず、急きょコンチェルトハウスで行われた演奏会に行ってしまいました。

「ショッティッシュチェンバーオケ」というので、たぶん「スコットランド」だと思います。指揮兼、ピアニストのアンデルゼフスキーさんは若い男前で、ピアニッシモの綺麗な才能あふれる人でしたが、おばさんたちの感想は「うんうん、いいねぇ才能あって、将来が楽しみだねぇ、でもおばさんには、君のその若さがしんどいよ~。」という感じの演奏でした。

Wolfgang Amadeus Mozart
Symphonie A-Dur K 134 (1772)

Joseph Haydn
Konzert für Klavier und Orchester D-Dur Hob. XVIII/11 (1784 vor)

Carl Philipp Emanuel Bach
Sinfonia D-Dur Wq 183/1 (1775-1776)

Wolfgang Amadeus Mozart
Konzert für Klavier und Orchester A-Dur K 488 (1786)

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国立歌劇場「ボエーム」10.3.2008

2008年03月11日 08時28分13秒 | Weblog
一人で早朝から観光に出たよっしーさんは、古楽器博物館を見つけられず、そしてベートーヴェンハウスは休みで、しかたなしに散歩だけしてご帰宅でした。

午後からは私が習っているウィーン歌曲のツェー先生のレッスンでした。先生がおっしゃる注意事項で、やっぱりどの先生も同じだなぁと思ったのは「技術でなんとかしない。心で演奏する。」ことと「一緒に演奏している相手を聞くこと。」この二つ。どの先生も言い方は違うんだけど、最後は同じところにいきつくのは、このセリフかなぁと思いながら歌う。

夜は、国立歌劇場「ボエーム」。指揮者が女性のアリアをとてもゆっくり振っていたので、歌手の人が最初うまくいかず、息たえだえでかわいそうでした。それでも世界一のレベルの劇場。やはりすごいです。

夜は、いつものイタリアン。ピザとラザニアを食べ、白ワインの炭酸割りを飲んで帰ってきました。今日もよく眠れそうです。
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ムジークフェライン「カプソン弦楽四重奏」9.3.2008

2008年03月10日 17時39分33秒 | Weblog
演奏会終わってからのほうが忙しい。

昨日はじゅんなさん送った後、睡眠3時間では午後から歌えないので、少しお昼ねして、日曜日なので30分だけこっそり歌ってから、よっしーさんとコレペティさんのレッスンへ行きました。

シューマンの「女の愛と生涯」を見てもらったのですが、ピアニストレッスン中心ということだったので、私は添え物?歌の部分をお付き合いし、どう弾くのか?ということや、ピアニストと伴奏者では、音の出し方や、音楽の持って行き方がどう違うのか?などを教えてもらいました。

このコレペティさんに、今回の演奏会のリハーサルを聞いてもらい、そして本番も来ていただけたのですが、とても褒めていただき、(こんなに喜んでもらえるとは思わなかった)かなりうれしかったです。いいか悪いかの評価だけされるかな?と思っていたのですが、「いい演奏会だった+とっても気に入った」という感想をもらえました。かなり楽しんでいただいたようです。

本当だったら、夜は国立歌劇場で「ホフマン物語」を見るはずだったのですが、コレペティさんお勧めの演奏会がムジークフェラインであるというので、当日券を手に入れて聞いてきました。

カプソンと読むのかなぁ?フランスの若い弦楽四重奏団です。第2バイオリンの方が、日本人、または日本人とのハーフのような気がしました。(苗字はフランス名だけど、名前はアキさんでした)

それ以外に、キルシュラーガーの歌と、ピアノでマイセンベルクというコレペティさんお勧めのピアニストの演奏も重なり、演奏会前は「寝たらどうしよう…」と心配していた私ですが、最後のブラームスの曲なんか、とってもデンジャラスで緊張感があり、楽しめました。よっしーさんは「こんなのもう聴けない。(まだ3月なのに)今年最高の演奏会になっちゃった。」と言ってました。

コンサート後、コレペティーさん、私たちと、会場で会ったコレペティさんのお知り合いの方2名とご飯を食べに行きました。ビアホールのような所で、値段の割りには料理がかなり美味しかったです。ちょっと街から離れているのが難ですが、また行きたいと思います。

起きたら朝9時。よっしーさんは影もかたちもなく、どこかに消えておりました。(たぶん昨日休みだった古楽器博物館にリベンジしていると思います)
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じゅんなさんご帰国

2008年03月09日 17時59分23秒 | Weblog
おはようございます。朝書いてます。今先に帰国するじゅんなさんを空港まで送ってきました。よっしーさんは一人でウィーン少年合唱団の出る王宮の日曜ミサに行っています。

こちらでの演奏会は、今回本当にやってよかったなぁとつくづく思います。同じプラグラムを日本とここで2回やったこともいい経験になったし、ドイツ語の対訳一つにしても勉強になったし、ウィーンと日本の演奏会の雰囲気の違いも味わえたし、そのほかにも得るものは大きいです。と2日たってもしみじみ感じています。

さて、昨日は、お二人とクリスチャン君でウィーン市内を散歩してもらおうと思っていたのですが、私も(掃除ほったらかしで)一緒におでかけしました。ベルヴェデール宮殿では、3人にクリムトを見てもらっている間に、一人でコーヒーでも飲んでいようと思ったら、美術館の入場券がないと入れないといわれ、しぶしぶ私も一緒に絵画鑑賞に。その後は、昨日から出ているシェーンブルンのイースターマーケットへひやかしに行き、たまごやウサギのグッズを見てあるきました。

クリスチャン君の日本語はおもしろいところでヒットします。昨日「タコ焼き器が大阪には各家庭にある。」という話になったら、「えっ?たこ焼きマシーン?タコを器械に入れて、ブ~ンってするの?」それをあらわす手つきが、どうも生ダコを器械に入れて粉砕しているゼスチャーなんです。そんな…生ダコ入れたって吸盤がくっついてダメだよ~!と、想像した私たち大ウケです。

クリスチャン君と別れた私たちは、昨日おもいきってウィーンの料理「ターフェルシュピッツ」を食べさせるお店「プラフッタ」へ行ってみました。ここは私の苦手な白いテーブルクロスのお店。なので最初緊張したんですが、店の雰囲気そのものはたいしたことなかったです。行ってよかった!ここの牛肉の野菜スープ煮込みはめっちゃ美味しかったです。その分値段も2人前を3人で食べたのに、普段の4人前~5人前くらい高かった!ユーロが高いからなおさら高く感じる。(量は2人前でも余るくらい充分でした)それでも、ここは帰るまでにもう一回くらい行っておきたい。

夜は家に帰り、じゅんなさん最終日を、もうさっきの牛肉でいっぱいいっぱいなので、軽く食べながら夜中3時まで音楽談義、仕事談義になりました。こういう一瞬無駄に見える時間があとから効いてくる。

今日のウィーンは13度、暖かくなり、お天気もよさそうです。じゅんなさん今頃上からウィーンの街を見ている頃でしょう。(通路席だから無理かな?)アムステルダムで例のごとく4時間待ち。その後関西国際空港への予定です。

日曜ですが、午後からよっしーさんとコレペティさんのレッスン行ってきます。そして夜は国立歌劇場で「ホフマン物語」です。今日もフル稼働してきます。
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自分で言うのもなんですが、とってもうまくいきました。

2008年03月08日 08時46分36秒 | Weblog

19時開演のはずなのに、まだお客さんがホール入り口で話をしている。こっちののんびりムードに少々イライラしながら待っていたのですが、5分ほど遅れてようやく始まりました。お客さんは友達ががんばってくれたおかげで、地元の人も含め50人くらいの入りで、67席しかない会場は、満員のように見えました。ありがたいことです。

さすがに1曲目は緊張したのか、息が上手く流れませんでしたが、2曲目の「こきりこの歌」で調子に乗り、3曲目の「おてもやん」では早くも絶好調でした。ソーラン節は、ここオーストリアでも大いに盛り上がり、会場のお父さん方の姿に、客席の家族が大笑いし、中田喜直の曲もいつも以上に気持ち入れて歌いましたし、「さくらさくら」じゅんなさんの踊りで最高潮を向かえ、「からたち」でブラボーガ飛び、犬の足でお客さんは、お約束どおりのけぞって笑ってくれました。

あまりに最初からいい感じで行ってしまったので、終わったあとにさみし~い感じが残りました。気がついたら終わってた?気分よく歌ってたら終わってた?って感じです。

一緒に演奏してくれたよっしーさんも、この暖かい観客の中、緊張することもなくいい演奏が出来たと言ってくれていますし、じゅんなさんも楽しんでもらえたようです。

終演後、すごい顔のままタクシーに乗り、いったん帰宅し、今夜中の12時半。グリンツィングで例のごとく、飲んで歌って踊って帰ってきました。

じゅんなさん談話「今日は最高に幸せ気分。暖かいお客様、そして私たち3人の熱い気持ちが一つになり、大成功!うれしい~!」

よっしーさん談話「はじめてサインを求められました。演奏会中、お客さんの反応が、とっても暖かくて自然に溶け込んでいけました。」
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いよいよ明日です

2008年03月07日 02時43分58秒 | Weblog
ここ2~3日緊張で眠れなかったのですが、昨日はもう本番終わったような気分で、やっとすっきり眠れました。

今日は、私が起きた時には、すでにお二人は出かける用意ができていて、(テーブルには私の朝食が!)10時くらいから王宮の宝飾美術館~シュテファン寺院~デーメルでケーキ~その後、帰宅するはずが道にまよって、2時に帰って来ると思っていたのに4時。私はすでにほとんど一人で練習終わりの状態。そこからほんの少し合わせをして、あわてて夕食、そして、ついさっきフォルクスオパーでの「ほほえみの国」を見るためにおでかけになりました。

写真はじゅんなさん衣裳付き。これで「さくらさくら」を可憐にそして豪華に踊ってくれます。


ピアノを弾いているよっしーさんも、私も、この踊り見れないのが残念。あとは今日ゆっくり休んで、明日気持ちをこめて歌うのみ。その後はワイン解禁、飲みます!


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