漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

茂木のお堂を覗きに参る 3/3

2011-08-11 04:26:11 | 旧ブログ記事

◆涼しい林道を走って茂木のお堂へ

鍾乳洞公園を過ぎると親水公園があるが、こちらは帰りに寄ることにして先に進む。

ここからいよいよ涼しい林道の始まりなのだ。

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藪のなかに石仏が鎮座していたりするのであります。

 

 

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道は沢に沿って上っており、せせらぎの音も涼しげに響くのであります。

どういった経緯なのか解らないが、明らかに園芸品種である花が雑木林にぽつりと咲いておりました。

 

 

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気分も涼しく上っていくと「小平の大杉」があったのであります。

樹齢およそ千年、根本周りは7.27メートル、なんとも見事な大木であることよ。

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根本のお堂には地蔵尊と青面金剛像が祀られておりました。周りには庚申塔が多数あります。

こちらでは毎年五月に庚申講行事を伝えているとか・・・一度拝見したいものであります。

ここを左折して茂木のお堂へ向かいます。

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◆茂木のお堂と山王様

大杉から、すこしだけ坂道を上って「茂木のお堂」に着きました(13:51/50.3km)。

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左にあるのが「茂木のお堂」で右にある祠が「山王様」でありました。

お堂は小平正福寺の僧侶の隠居寺として余生を送る場であったと説明にありましたが、中は覗けなかったです。

山王様の祠は覗いてビックリ!真っ赤な石仏ということもあったのですが・・・

一言インリン様を想い出したと記録しておきます。

民俗学的に貴重でありますね。

山王様は安産の神で婦人病を直すともいわれており、快気時に七色菓子を奉納し石仏にべんがらで化粧するんですって。

さて、雷もだいぶ近くなってきたし、そろそろ引き返しませう。

 

◆帰りは花を愛でつつ下るのです

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イワタバコかしら?そのような違うような・・・。       苔の緑も美しいものであります。

 

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キツネノカミソリが好きであります。個人的には彼岸花よりこっちがお気に入り。

 

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ぼつぼつと大粒の雨が落ちて来た・・・          なんと走り易い道であることよ。 

 

◆親水公園で雨宿り

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雨に追いつかれてしまいました。本降りになる前に親水公園に一時避難であります。

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土砂降りのなか雨宿りするのも夏のポタの風物なのさ。

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賑やかだった公園も、止まない雨に一人一人と消えて行く・・・

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独りぼっちで公園を独占であります。             蝉の抜け殻に過ぎ去った夏の面影を見てしまったのさ。

 

雷雨止み人影きえた公園に 響きわたるは蝉しぐれ   銅乗

夕暮れを独りぼっちに耐えかねて 濡れた路面をまた走りだす  おセンチ乗士

 

小降りとなった空の下、急いで帰った94.0kmのポタリングでありました。