20180728
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記夢音楽(2)シネマティック・ピアノ・アドベンチャー byジェイコブ・コーラー
無料のコンサートを楽しんでいます。
7月21日(土)「ジェイコブ・コーラー シネマティック・ピアノ・アドベンチャー」というピアノソロコンサートを聞きに行こうと楽しみにしていました。
ジェイコブ・コーラーさんは、2016年のテレビ番組『関ジャニの仕分け∞/ピアノ王No.1決定戦』で優勝して、世に名前が出たというピアニスト。ジャニーズ系の番組に縁薄い私はまったく知りませんでしたが。
1980年USAアリゾナ州フェニックス市出身で、アメリカのピアノコンクールや作曲コンクールでの活躍を経て、2009年に来日。以後、ジャズピアニスト、ポップスなどの分野で活動してきました。蒲田のご自身のピアノ教室での指導も続け、現在は、映画音楽のピアノアレンジやクラシック曲のジャズアレンジに取り組んでいます。
すごく楽しみにしていたのに、お馬鹿な私はまたも同じポカをやらかしました。
2時半開場3時開演と思い込んで、開場と同時に入場しようと張り切って到着し、入り口のポスターを見たら、1時半開場、2時開演でした。どうして確かめないのか。思い込んでいるので、もらったチラシを確かめないんです。
ジェイコブ・コーラー演奏会ポスター
それでも、最後の3曲だけ聞くことができました。
いまどきの演奏会は、こうなっているのか、映像とのコラボ演奏。
入場したときはウイリアム・テル序曲でした。ウイリアム・テルは、スイスの伝説の英雄ですが、日本の私の世代にとっては、「ハイヨー、シルバー」の掛け声とともに馬に乗ったカウボーイが駆け抜けるローンレンジャーの曲として耳に残っています。
ピアノの横にあるプロジェクタースクリーンには、アメリカ西部と思われる光景が映されていました。
「ポポ」という曲は、コーラーさんのオリジナル曲です。
メキシコを旅したコーラーさん、標高5426mのメキシコ北部の活火山ポポカテペトルを見て、その雄大な姿を曲にしたのだそうです。観客はコーラーさんの誘導で、早口言葉のようなポポカテペトル、ポポカテペトルと、さいしょはゆっくり、だんだん早く言うよう練習しました。映像には、ポポカテペトル山が映され、コーラーさんが「はい、ポポカテペトル」と合図すると、みなで、ポポカテペトル、ポポカテペトル、、、、、と何度も唱えました。小さい子も声を出し、楽しそうでした。
ポポカテペトル山 日系移民の人々には「メキシコ富士」と呼ばれているそう。
会場の前部分には、マットが敷かれ、小さいお子さんが寝転がったり自由に過ごせるスペースがあり、曲の間も笑ったりぐずったり、いろいろな子供の声が聞こえます。シーンとしておゲージュツするコンサートもありでしょうが、こういう気楽なコンサートだったら、子供もピアノ曲が好きになるかも。
ラストの「トルコ行進曲ジャズアレンジ」には、趣向がありました。
コーラーさんが、ピアノの前からスクリーンの後ろに消えました。
スクリーンには、モーツァルト風の衣装を着たコーラーさんが、奥のほうから荒野に現れます。キャリーバックで運んできた荷物を組み立てると、それは携帯ピアノ。スクリーンの中のコーラーさんは、トルコ行進曲を引き始めます。すると、赤に金モールのスクリーンと同じモーツァルト衣装を着たコーラーさんがプラチナブロンドのカツラで現れ、スクリーンのなかのコーラー・モーツァルトといっしょに弾き始めました。
モーツァルト扮装のジェイコブ・コーラー
最近の舞台では、映像と実演とのコラボが進んでいて、いろいろな効果映像が発達しているのは知っていたけれど、ピアノコンサートでもこのような面白いコラボができるんだなあと楽しく聞いていました。
今回のテーマは、「シネマティックピアノアドベンチャー」という映画音楽特集でしたが、ゴッドファーザー愛のテーマ、ラ・ラ・ランド。ムーン・リバー、風の谷のナウシカなどは残念ながら私が到着する前に終わっていましたので、youtubeで聞きました。
イケメンぶりもウリのひとつ
暑い中でかけたのに、半分も聞くことができなかったコーラーさんの演奏ですが、youtubeには各曲UPされているので、夏のひとときを昼寝しながらでも気楽に聞いて楽しみたいです。
日本人の奥さんと蒲田や横浜でピアノ教室も開いているとのこと。イケメンに習いたいわぁ。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記夢音楽(2)シネマティック・ピアノ・アドベンチャー byジェイコブ・コーラー
無料のコンサートを楽しんでいます。
7月21日(土)「ジェイコブ・コーラー シネマティック・ピアノ・アドベンチャー」というピアノソロコンサートを聞きに行こうと楽しみにしていました。
ジェイコブ・コーラーさんは、2016年のテレビ番組『関ジャニの仕分け∞/ピアノ王No.1決定戦』で優勝して、世に名前が出たというピアニスト。ジャニーズ系の番組に縁薄い私はまったく知りませんでしたが。
1980年USAアリゾナ州フェニックス市出身で、アメリカのピアノコンクールや作曲コンクールでの活躍を経て、2009年に来日。以後、ジャズピアニスト、ポップスなどの分野で活動してきました。蒲田のご自身のピアノ教室での指導も続け、現在は、映画音楽のピアノアレンジやクラシック曲のジャズアレンジに取り組んでいます。
すごく楽しみにしていたのに、お馬鹿な私はまたも同じポカをやらかしました。
2時半開場3時開演と思い込んで、開場と同時に入場しようと張り切って到着し、入り口のポスターを見たら、1時半開場、2時開演でした。どうして確かめないのか。思い込んでいるので、もらったチラシを確かめないんです。
ジェイコブ・コーラー演奏会ポスター
それでも、最後の3曲だけ聞くことができました。
いまどきの演奏会は、こうなっているのか、映像とのコラボ演奏。
入場したときはウイリアム・テル序曲でした。ウイリアム・テルは、スイスの伝説の英雄ですが、日本の私の世代にとっては、「ハイヨー、シルバー」の掛け声とともに馬に乗ったカウボーイが駆け抜けるローンレンジャーの曲として耳に残っています。
ピアノの横にあるプロジェクタースクリーンには、アメリカ西部と思われる光景が映されていました。
「ポポ」という曲は、コーラーさんのオリジナル曲です。
メキシコを旅したコーラーさん、標高5426mのメキシコ北部の活火山ポポカテペトルを見て、その雄大な姿を曲にしたのだそうです。観客はコーラーさんの誘導で、早口言葉のようなポポカテペトル、ポポカテペトルと、さいしょはゆっくり、だんだん早く言うよう練習しました。映像には、ポポカテペトル山が映され、コーラーさんが「はい、ポポカテペトル」と合図すると、みなで、ポポカテペトル、ポポカテペトル、、、、、と何度も唱えました。小さい子も声を出し、楽しそうでした。
ポポカテペトル山 日系移民の人々には「メキシコ富士」と呼ばれているそう。
会場の前部分には、マットが敷かれ、小さいお子さんが寝転がったり自由に過ごせるスペースがあり、曲の間も笑ったりぐずったり、いろいろな子供の声が聞こえます。シーンとしておゲージュツするコンサートもありでしょうが、こういう気楽なコンサートだったら、子供もピアノ曲が好きになるかも。
ラストの「トルコ行進曲ジャズアレンジ」には、趣向がありました。
コーラーさんが、ピアノの前からスクリーンの後ろに消えました。
スクリーンには、モーツァルト風の衣装を着たコーラーさんが、奥のほうから荒野に現れます。キャリーバックで運んできた荷物を組み立てると、それは携帯ピアノ。スクリーンの中のコーラーさんは、トルコ行進曲を引き始めます。すると、赤に金モールのスクリーンと同じモーツァルト衣装を着たコーラーさんがプラチナブロンドのカツラで現れ、スクリーンのなかのコーラー・モーツァルトといっしょに弾き始めました。
モーツァルト扮装のジェイコブ・コーラー
最近の舞台では、映像と実演とのコラボが進んでいて、いろいろな効果映像が発達しているのは知っていたけれど、ピアノコンサートでもこのような面白いコラボができるんだなあと楽しく聞いていました。
今回のテーマは、「シネマティックピアノアドベンチャー」という映画音楽特集でしたが、ゴッドファーザー愛のテーマ、ラ・ラ・ランド。ムーン・リバー、風の谷のナウシカなどは残念ながら私が到着する前に終わっていましたので、youtubeで聞きました。
イケメンぶりもウリのひとつ
暑い中でかけたのに、半分も聞くことができなかったコーラーさんの演奏ですが、youtubeには各曲UPされているので、夏のひとときを昼寝しながらでも気楽に聞いて楽しみたいです。
日本人の奥さんと蒲田や横浜でピアノ教室も開いているとのこと。イケメンに習いたいわぁ。
<つづく>