HageOyaji通信

進路指導ガイダンスの一環として、高校生が≪生き切る力≫を持った自立型人間へのアドバイス、サジェッション・・・になれば

第376話≪「低年齢少年の生活と意識に関する調査」の結果(内閣府)から≫

2007年03月23日 | 一般情報
 高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!

 みなさん、内閣府のホームページを開くと、内閣府の政策が掲載されています。HageOyaji通信:第355話≪「イノベーション25」とは≫も政策の一つです。

 内閣府の政策の一つ、「共生社会 (含む少子化/食育/犯罪被害者/障害者等) 」をクリックすると、内閣府共生社会政策統括官のページが出てきます。その中の新着情報として、「「低年齢少年の生活と意識に関する調査」について(概要)」があります。

 これは、日本全国の青少年(小学校4年生から中学校3年生までの男女)から調査したものです。

 詳細は上記をクリックしてお読みください。その中でも、平成17年度の父親の平日の子供との会話平均時間=「ほとんどない」23.3%で、平成12年の14.1%から9.2ポイント後退しています。

 この調査は、将来の社会的自立に向けた基礎を形成する時期にある低年齢少年について、生活習慣や家族・友人との関係、規範意識等を把握するとともに、保護者の養育態度、子どもに対する意識等を明らかにすることにより、今後の青少年育成施策の検討のための基礎資料を得ることを目的とするとしています。

 その他の主な調査結果内容を一部抜粋してみましょう。

青少年調査
  ◆家の手伝いの頻度
   「ある(計)」(「よくある」+「ときどきある」)64.0%
    ←(平成11年調査)54.0%
  ◆休日の過ごし方
   「テレビ、ビデオ、DVDなどを見る」65.5%
   「友人や仲間と会ったり遊んだりする」65.1%
   「ゲームをする」46.2%
   「マンガを読む」42.9%
   「スポーツや運動をする」42.0%
  ◆日頃の行動
   「子どもだけでファースト・フード店に行く」35.2%
   「子どもだけでカラオケに行く」15.8%
   「友達とお金の貸し借りをする」11.7%
  ◆学校生活の楽しさ
   「楽しい」71.8%
   「まあ楽しい」23.4%
  ◆希望する進学進路
   「大学まで」49.0% ←(平成11年調査)39.9%
   「高校まで」24.2% ←(同上) 30.9%
  ◆友達付き合い
   「何でも話せる友達がいる」84.4% ←(平成12年調査)71.0%
  ◆パソコンの利用
   「学校以外でパソコンを使用」71.1%
    うち,
   「インターネットのホームページを見る」77.8%
   「ゲームをする」69.9%
  ◆携帯電話の利用
   「携帯電話を持っている」32.9%
   月ごとの利用料金
   小学生は「~3,000円くらい」36.1%
   中学生は「5,000円~1万円くらい」37.1%
  ◆将来つきたい職業
   ①スポーツ選手13.8%
   ②幼稚園・保育園の先生5.7%
   ③獣医,動物飼育,ペット屋など5.1%


保護者調査
  ◆教育やしつけで心がけていること
   「毎日一緒に夕食をとるようにしている」72.8%
   「学校の行事には必ず行くようにしている」68.3%
   「欲しがるものはたいてい買い与えるようにしている」25.1%
  ◆希望する進路
   「大学まで」58.9% ←(平成11年調査)49.6%
  ◆子育てや教育の問題点
   ①「家庭でのしつけが不十分」59.9%
   ②「地域社会で子どもが安全に生活できなくなっている」58.3%
   ③「テレビやインターネットなどのメディアから子どもたちが悪い影響を受ける」50.0%
  ◆父親と母親の役割
   「男は外で働き,女は家庭を守るべき」48.8%
   「母親は子どもが3歳になるまでは子育てに専念すべき」71.1%
  ◆子育てに伴う感情
   「楽しみや生きがい」88.8% ←(平成12年調査)87.9%
   「つらく苦労が多い」39.2% ←(同上) 48.1%
  ◆子どもの携帯電話の使用ルール
   「利用料金についてルールを決めている」57.3%
   「特にルールは決めていない」21.3%

               
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