高校生のみなさん、(^◇^)ノ お~ぃ~ゲンキか!
みなさん、2006年11月20日に配信した、HageOyaji通信:第321話≪現役高校生による「天声新語コンクール」参加者募集(アスパラクラブ)≫を覚えていますか?
その結果が、3月11日の朝日新聞朝刊にその結果が載っていますね。
これは、高校生が朝日新聞のコラム「天声人語」を題材に作文力、構想力を競う「高校生の天声新語」コンクール2007です。
コンクールは、2007年1月20日に行われ、設問は、90分の制限時間内に99年9月22日の「天声人語」第一パラグラフに続く文章を規定文字数内で完成する問題でした。
参加高校生は約2,400人。
入賞したみなさん、おめでとう!! オメデトウ!! おめでとう!!
◆ 最優秀作
太田紋乃さん(日比谷高1年)
◆ 優秀作
藏敷晴香さん(冨士高2年)
小泉美樹さん(筑波大付属高1年)
李南実さん(東京朝鮮中高級学校2年)
◆ 早稲田塾賞
森本小百合さん(鎌倉女学院高1年)
和智友香さん(日比谷高2年)
◆ 審査員特別賞
内山りせさん(明治学院高2年)
川上万理子さん(田園調布雙葉高2年)
中村仁さん(西武学園文理高2年)
下記に最優秀作品、太田紋乃さん(日比谷高1年)の天声新語を、
「天声人語」第一パラグラフ
ニュースの関心度を測る物差しはいろいろあるが、現場が遠いか近いかもその一つ。地球の裏側の都市で五十軒焼けた火事よりも、隣町のぼや騒ぎの方が、とかく耳目を集める
それに続く、「天声新語」
≪高校生になって電車通学をするようになった。自宅から駅までの徒歩二十分は高低差が激しく、真夏の昼時や冬の早朝などは予想以上に辛(つら)い。すぐ近所にあった中学校とは違って、一日の仕事の中で外を歩く時間がそれなりの量を占めている 。しかし、なぜかとても楽しくもある。垣根の奥の小さな地蔵、誰も見ないような所にある選挙のポスター、公民館での様々なイベントのお知らせ…。ニュースとは呼ばないかもしれない。だが、今まで地域の事にたいして関心を払ってこなかった私にとっては、新鮮な、面白い出来事であった。つまらない町だと思っていた場所が急に表情を変えたようでもあった。活字好きの私は、新聞を読む時間が至福の時である。びっしりと書かれた記事から、世界各地の事について想像を膨らますのは為(ため)になる。しかし新聞に絶対の信頼を置くあまり、今まで他の方法で情報を得ることがなかった。身近な所の、ささいなニュースの面白さに気が付かなかったのである。今日も私はまわりの景色を眺め、道ゆく人を見送りながら電車に乗り込む。街も新聞の記事と同じように、毎日毎日、刻一刻と変わる。それはもしかしたら私しか気づかなかったことかもしれないが、私にとっては新聞で読む世界の出来事と同じくらいに重要で、生活に心地良くリズムをつけてくれるものなのだ。≫
最近、高校生の文才力がアップしていますね。
次回は、国立大学が創立100周年記念事業「高校生対象に作品公募」話題を配信します。
みなさん、2006年11月20日に配信した、HageOyaji通信:第321話≪現役高校生による「天声新語コンクール」参加者募集(アスパラクラブ)≫を覚えていますか?
その結果が、3月11日の朝日新聞朝刊にその結果が載っていますね。
これは、高校生が朝日新聞のコラム「天声人語」を題材に作文力、構想力を競う「高校生の天声新語」コンクール2007です。
コンクールは、2007年1月20日に行われ、設問は、90分の制限時間内に99年9月22日の「天声人語」第一パラグラフに続く文章を規定文字数内で完成する問題でした。
参加高校生は約2,400人。
入賞したみなさん、おめでとう!! オメデトウ!! おめでとう!!
◆ 最優秀作
太田紋乃さん(日比谷高1年)
◆ 優秀作
藏敷晴香さん(冨士高2年)
小泉美樹さん(筑波大付属高1年)
李南実さん(東京朝鮮中高級学校2年)
◆ 早稲田塾賞
森本小百合さん(鎌倉女学院高1年)
和智友香さん(日比谷高2年)
◆ 審査員特別賞
内山りせさん(明治学院高2年)
川上万理子さん(田園調布雙葉高2年)
中村仁さん(西武学園文理高2年)
下記に最優秀作品、太田紋乃さん(日比谷高1年)の天声新語を、
「天声人語」第一パラグラフ
ニュースの関心度を測る物差しはいろいろあるが、現場が遠いか近いかもその一つ。地球の裏側の都市で五十軒焼けた火事よりも、隣町のぼや騒ぎの方が、とかく耳目を集める
それに続く、「天声新語」
≪高校生になって電車通学をするようになった。自宅から駅までの徒歩二十分は高低差が激しく、真夏の昼時や冬の早朝などは予想以上に辛(つら)い。すぐ近所にあった中学校とは違って、一日の仕事の中で外を歩く時間がそれなりの量を占めている 。しかし、なぜかとても楽しくもある。垣根の奥の小さな地蔵、誰も見ないような所にある選挙のポスター、公民館での様々なイベントのお知らせ…。ニュースとは呼ばないかもしれない。だが、今まで地域の事にたいして関心を払ってこなかった私にとっては、新鮮な、面白い出来事であった。つまらない町だと思っていた場所が急に表情を変えたようでもあった。活字好きの私は、新聞を読む時間が至福の時である。びっしりと書かれた記事から、世界各地の事について想像を膨らますのは為(ため)になる。しかし新聞に絶対の信頼を置くあまり、今まで他の方法で情報を得ることがなかった。身近な所の、ささいなニュースの面白さに気が付かなかったのである。今日も私はまわりの景色を眺め、道ゆく人を見送りながら電車に乗り込む。街も新聞の記事と同じように、毎日毎日、刻一刻と変わる。それはもしかしたら私しか気づかなかったことかもしれないが、私にとっては新聞で読む世界の出来事と同じくらいに重要で、生活に心地良くリズムをつけてくれるものなのだ。≫
最近、高校生の文才力がアップしていますね。
次回は、国立大学が創立100周年記念事業「高校生対象に作品公募」話題を配信します。