黒豆の煮方は色々あるようですが、今回はネットで見つけた中でも、母が言っていた「面倒臭い」方法でやってみることにしました。
母の言う方法は「砂糖汁でちょっと煮て冷まし、ちょっと煮て冷ましを二日間繰り返す」というもの。
ネットで見たレシピだと、日本料理のお店の方が教えてくれていたレシピと同じもののようです。
まずは24時間豆を水につけて。このとき小さじ1の塩と重曹を入れます。
このレシピでは重曹が豆の皮をやわらかくし、その分皮がむけやすくなるのを塩が防ぐ、とありました。豆の味も逃げないとか。
充分浸かったら鉄鍋に入れ、鍋の九割まで水を増やして火にかけます。
このレシピではここでアクをとりません。クッキングペーパーを載せて、泡が出たらクッキングペーパーを寄せて戻してを繰り返す。色が抜けないためだとか。
今回は充分柔らかくなるまで3時間半かかりました。豆の煮える匂いって良い匂いですね。美味しそうな匂いがします。
煮る系の料理って、この匂いが好きです私。
力を入れずにつぶれるようになったら下ゆで終了。この段階で味見しましたが、今回は重曹でちょっと苦い味がしてしまい、いまいち。
この後静かに豆を洗って、もう一度温めるくらいに煮ます。
その間にシロップ作って温めておきます。お砂糖の量が凄い。豆200gに対してお砂糖300g。でもこれ少ないと絶対美味しくないやつ。なので私は最初は絶対レシピ通り作ります。
甘すぎたら次回変更しよう、と思ってはいますが、プロが作ったレシピはいじる必要ないです。日本は外国より甘さ控えめ多いし。
ちょっとずれましたが、水一リットルにお砂糖300gを入れて、砂糖が溶けるまで混ぜまぜ。そうしたらそこに温めた豆をIN。実はこの段階でも味見しましたが、ゆでたてほくほくを味わいたかったら、塩も重曹もいれずに、あく取りしてゆでた方が美味しいです。ちょっと残念。
弱火でシロップの中で10分煮たら火を止めて、粗熱がとれるまで放置。とれたらまた10分煮る。これを三~四回繰り返す。
可能なら翌日も同じことをする。甘みが丁度いいと思うところで終了。
…だそうですが、実はこのシロップで煮る、というのを一日やって味見したら、めちゃめちゃ美味しいんです。これ。豆の味がしっかりしてる。それで甘い。
甘さはもっと甘くてもいいくらいなので、今日まだ煮てますが、煮豆になってからが美味しいです。やっぱりお店の方が出してるレシピだわ。
ゆでたて食べたいなら素朴に煮た方が美味しいですが、煮豆にするならこの方が美味しい。
あー、また黒豆ゆでることになりそう(笑)。ゆでたて食べるためと煮豆にするのと、どっちにしようと毎回悩みそうです(笑)。
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