ドセタキセル・投与二回目

先週の木曜日、投与してきました。
FECから数えて、抗がん剤六回目の投与、ドセタキセルになってからは二回目です。

この薬は、吐き気は軽いからいいのですが、どうも私は空腹＝吐き気、と覚えてしまったらしく、吐き気止めやデパスで対応しています。

何より酷いのは、疲労感。動けません。
動きたくても、寝ていたくなってしまう。
体力落ちるよ～。

今日気が付きましたが、多少、味覚異常も起こしているらしく、チョコレートの苦みをより強く感じたり、ポテトチップスの塩味を薄く思えたりしています。
大きな変化ではないですが、いつもより、ほんの少しご飯が美味しくない感じ？

食欲はありますし、食べられますが、ちょっと悲しいです(T_T)

むかつきと吐き気が抜けない…

趣味の話をしたあとに何ですが…。

三週目に入って、だいぶ体調は良くなってきましたが、どうも体が「空腹＝むかつき＆吐き気」と覚えてしまったようで。
体力が落ちているのは仕方ないとして、むかつきと吐き気が未だ抜けません。
程度は軽くなりましたが。

しびれと筋肉痛はほとんどないので助かりますが…。
空腹時の吐き気なので、料理がしにくいですね。
副作用としてはもう時期が過ぎているので、体が覚えてしまったのだと思います。

脱毛は、今回はまだありません。
というか、FECの四回目ごろから髪が伸びてきて（！）、今、マルコメ状態です。
手触りが猫の毛みたいで、柔らかいので、「いがぐり」という表現になりにくいですが、これで固い毛だったらいがぐり状態ですね。

…しかし、こんなにすぐ生えるものなんでしょうか。びっくり。
いや、ありがたいですけどね。

アンティークビスクドールとリプロダクション

ちょっと気分を変えて、最近好きなものの話など。

先日、リプロの小さな子をお迎えしました。
大きな子は実は一人いるので、この子だけで一生過ごすかな、と思っていたのに、一目惚れ。
幸いご縁があってお迎えできました。

リプロの利点は、気軽に着せ替え等して遊べること。
アンティークビスクドールではこうはいきません。傷むし、もったいない。
この辺は個人の感覚ですが、私はアンティークビスクドールはできるだけ綺麗に保存し、次代に伝えたいと思います。
そうやって残り続けてきたから、今、存在している訳ですし。
でも、そうなると、私がお人形さんに求めるものと相反してしまうのです。
私は「お人形さんで遊びたい」のであって、「お人形さんを眺めたい」だけでは満足できません。

アンティークビスクドールでも、気軽に遊んでいる方もいらっしゃるようで、羨ましいというか自分のこだわりが恨めしいというか（苦笑）。
まぁ、仕方がないんですが。

それに、私の欲しいタイプの子は数が少ないので恐ろしく高価で（笑）、漫画の『観用少女』並みの値段なので、私では絶対に購入できません。
仮に宝くじが当たっても、買えませんね…。保存ができるかどうか不安で。

とはいえ、現在、この小さな子にべた惚れ状態です（笑）。
いや～、お人形さんって、こんなに満足できるものだったとは…。
今更ながら驚きです。

いまいち。

投与から十日過ぎると、かゆみはぴたっとおさまりました。
ありがたいことです。

が。
今回、きついのは体がだるく、何だかいつも気分があまり優れないこと。
体力も落ちているためかもしれませんが…。

寝ても寝ても、数時間起きると、また寝たくなります。

…あと三回投与あるのになぁ…。
ため息です。

皮膚炎だそうです。

昨日、かゆみに耐えられず、また、左肩後ろもかゆくなりだしたので病院へ。

採血があったのにびっくり。
…いや、肝機能チェックで必要かも、と考えておくべきだったのかしら…。
食事は済ませた後だったので相談したら、血糖の方は関係ないのでして下さい、とのことで採血。
実際は、主治医の先生が気を利かせて血液検査を早くしてくれたのでした。

結果。
肝機能正常。
いや、少しは落ちてるけど、これくらいなら全く問題ないそうです。
白血球も、食べてる割にはかなり下がってますが、約2000あるので次回の投与は問題なくできそうとのこと。
抗がん剤を投与しているので、どうしても皮膚炎は起こりやすくなるそうで、私の手のかゆみはそれだそう。
手のひらのちりちり感はしびれだそうで、予防として飲んでおいて、と薬が出ました。

で、この薬がまたよく効いてくれて、現在はちりちり感はなくなりました。

体力切れだけはいかんともなしがたく、白血球減少期が終わったら、運動するしかなさそうです。
しかし、自分的に普通の速度で歩いたら息切れするなんて…（汗）。

療法食

今回の入院では、療法食をお願いしました。
化学療法を受けている人用の、量少なめの食事です。
基本、普通食とあまりかわらないメニューですが、品数が一品か二品多く、ご飯が200gのところ70gになっています。
果物も二種類で、食べやすくカットされていました。
これは助かりました。
今回はFECに比べて吐き気もむかつきも少ないのですが、一回にたくさん食べられないので、これでちょうどよかったですね。
そのかわり、夕食の二時間前にはお腹が空いて、オレンジジュースなど飲んでいました。

タキソテール（ドセタキセル）投与開始

ちょっと間が空いてしまいました。

四回でFECが終わり、タキソテール（ドセタキセル）に切り替わるので、七月初めに四日ほど入院してきました。
今回は、点滴時間も約一時間半くらい。
吐き気もむかつきもFECより軽く、しびれと筋肉痛も、今のところたいしたことなく済んでいます。
もっとも、しびれと筋肉痛は、あと一週間後にまた来る可能性があるんですが（汗）。

タキソテールの問題は、骨髄抑制がFECより強いこと、肝機能が落ちること、です。
どちらも、検査しなければあまり判らないことですが…。
軽くすむといいなぁ。

私の場合、手がかゆいです。
肝機能が落ちると、皮膚のかゆみがあるそうですが、そのせいかどうかは判りません。
指がかゆいのでちょっと辛いです。
あまりひどいなら、病院行くのもありですが…。
タキソテール、体力持っていきますので、外出がきついです（退院時、入院の際に持ってきた荷物を持つのが辛く、主人に持ってもらう羽目に/汗）。
なので、ちょっと様子見中。

書きにくい話ですが、費用のお話をちょっと。
タキソテール、高価です。
FECが約三万ですが、タキソテールは約四万。一回分で、健康保険使用、三割負担で、です。
健康保険に感謝です…。
がん保険もですが。かかっていないと確実に家計を圧迫しますね、これは。
その場合は、何か手があるのかもしれません。高価な薬なので、費用が問題ならソーシャルワーカーさんに相談を、と言われたので。
保険は、かけられるならかけておいた方がいいです…。ほんとに。