漢方薬・加味逍遥散

昨日から加味逍遥散を飲んでいますが、これは効きますね。
まるで重低音のように、ずっとあったいらいら感がなくなりました。
激しい気分の浮き沈みも、ホットフラッシュも、すっとおさまり、ほとんど普通といっていいくらいです。

世の中には、いい薬がいろいろあるものですね…。

効き方は、デパスと比べればソフトです。
いつ効いたか判らない。気がついたら、あれ？普通？みたいな感じ。

ホルモン剤をやめる訳にはいかないので（治療はきっちりやりたいし）、これでよくなってくれて嬉しいです。

漢方薬

先日、あまりに気分の落ち込み・浮き沈みと無気力感がひどく、本来はホルモン剤を貰うために行くだけだったのに、診察をお願いしてしまいました。

やはりホルモンをいじっていることによる、更年期障害？の可能性ありとのこと。
漢方薬をもらって様子を見ることになりました。

これで効かなければ、心療内科等に紹介状を書いてくれるそうです。
「何でも言って下さい」と主治医に言ってもらえて、ほっとしました。

帰宅後、飲んでみたところ、気が付いたらあのいらつきがなくなっていました。
このままおさまってくれるといいな…。

気分の基本が「いらいら」というのは辛いです。

ホルモン剤のせい？

気分の沈み方が激しいです。
時にはいらだちもしますし、更年期障害そのもののような状態です。

何もしたくない。
したかった筈のことも、すべて面倒に思える。

来月、検査のためか、何だか落ち着かない。

生理があったときは、こんなに気分の沈むことはなかったのに。
…いや、病気の件で勝手に落ち込んではいましたが。

積極的な治療がすんで、燃え尽き状態なのか…。
それとも、やることが済んでしまって、何をやったらいいか、がないので（再発しない、転移しないためにできる確実な方法はないのです）、不安で、うつ状態なのか…。
…いや、乳がんには玄米とか野菜とか果物とかを積極的に摂った方がいい、とは言われますが、必ずしも効く、という訳ではないようで…（主治医には、効くなら病院で取り入れてます、とばっさり）。
気休め程度にはやってますが…。

ナーバスですね。

色つきのご像について

今まで、聖像は色つきでない方が好きでした。
木目のものでも、プラストマーブルでも、金属でも。
私の所属教会のご像が、木目の復活のイエズス様なので、よけいにその傾向が強まっていたかもしれません。

馬小屋とか、聖アンナと幼い聖マリアのご像とか、いくつか木像で色つきのものは持っているんですが、サイズが小さいため、あまり気にしなかったのですが…。

先日、縁あってちょっと大きめの（約40㎝くらい）古い幼いイエズス様のご像を購入しました。

これが、おそらくは古い塑像で、彩色の上、おん目にちゃんと目が入っているもの。
この、目が入っている、というのも違うかも…。
何というか、お祈りしていて、ふと顔をあげて目があう、というのが何だかとても不思議というか、驚くというか…。
祈りをきいてくれている、という感じがするのですね。

信心を助けてくれるもの、というのが、ご像やご絵の役割だそうですが、本当にそうだと思います。

ノルバデックス（タモキシフェン）

術前にもひと月飲みましたが、抗がん剤終了後からホルモン剤のノルバデックスを服用しています。

術前はホットフラッシュもそれほどなかったのですが、抗がん剤で生理が止まってからは、かなりホットフラッシュが出ます。

ホットフラッシュの場合、いきなりかっと暑くなります。で、汗が出ます。
だいたい20分くらいで、今度はいきなり寒くなります。
この繰り返し。

今は結構慣れてきたので、ここまでではないですが…最初は驚きました。
あとは、いらいらする、くらいですね。
私の主観ですが、髪とか肌とかはさほど影響ありません。

不眠傾向はややあるようですが、デパスを処方していただいているので気にしてません。

あとは、生理が回復するかどうかですが…微妙な年齢なので、どうでしょうか。
一応、来年の一月末に術後一年の検査なので、その際の血液検査でついでに調べることになっています。
希望としては、戻ってはほしいですが、ホルモン剤治療後がいいなと思っています。
でないと、せっかく戻っても、注射で止めなければならないので…。
タモキシフェンは、閉経後の方が効きがいいので、閉経前の場合は生理を止めなければならないそうです。

しかし、治療していたら一年が過ぎた、という感じですね。
医学的には治っている状態です、と主治医の先生に言われたので、気楽に構えています。

ノルバデックス（タモキシフェン）は五年間飲み続けるので、長い付き合いになりそうですね。

最近の状況。

気が付いたら、このカテゴリは2009年以来、更新なしでした。

簡単にまとめますと、2008年の復活祭で、私に洗礼を授けて下さった神父様が、私の所属教会から移動になり。
その後一年の空白を経て、2009年の復活祭で新たに移動してらした神父様は、私の神父様と反対の立場の方で、ご本人だけなら悪い方ではないのですが、私の神父様にとても反感をお持ちなのです。
…個人的に、嫉妬だろうなぁと憶測しておりますが…。

申し訳ないことながら、神様への愛についても、私の神父様に比べてまったくといっていいほど感じられず、ミサが苦痛になったので、ここしばらくは教会から離れていました。

どうも周りの方々と話をすると、外国人の神父様と合う方、日本人でなければ駄目とおっしゃる方、さまざまですが、私は外国人の神父様との方が自分の気持ちにぴったりくるようです。

その後、私の神父様がまた福岡に戻ってこられて、以前より遠くはなりましたが、たまに顔を出せる距離ですので、ちょこまかとお邪魔しておりました。

で。
私の病気発覚。

そのころは、教会から離れておりましたので、もともと好きだった神社仏閣でお祈りしていました。
同時に、私の神父様にお話して、それから少しずつ、また神様にお祈りするようにもなっていきました。
このころは、本当に少しだけでしたが…。

手術のころは、お祈りしても何もなかったです。
ただ口祷を唱えているだけ。
でも、こういう時は実は神様がすごくすごく近くにいらっしゃる時なので、気にせずに、自分ができるだけの力でお祈りしておしまい。

しかし、お祈りが少なくなっているのは気がかりでした。

FECとドセタキセルの投与の間に、お友達から勧められて、ゆるしの秘蹟と病者の塗油を受けました。
そのおかげか、抗がん剤はかなり軽く済み、9月にしばらくぶりにミサに参加。

とても嬉しかったです。

以来、曲がりなりにも「教会の祈り」と念祷をするようになりました。
…というか、私の場合、念祷はお恵みです。
今まで知らず知らずにやっていたようでもありますが、今回のきっかけは、まさにお恵みです。

放射線治療中は、アビラの聖テレサ（ずっと「聖テレジア」と呼んでいましたが、あれはラテン語読みで、スペインでは「テレサ」というようです）の著作を読んでいました。
以前買って一度読んだものの、わかるようでわからず、そのままだったものです。

今はずっとよく判ります。
もちろんまだまだ判らないところも多いのですが、これは、実際に祈り続けて、初めて判るものでしょうし、判らなくても、それは私の力の及ばないところでしょうから、それはそれでよしということでしょう。

洗礼は2006年に授かりましたが、今までしていたのは「信心」で、「信仰」は今年の9月に頂いたもの、という気がしています。

放射線治療・その後

12月1日に放射線治療が終了。
これで、ノルバデックスの服用のみになる。

状態ですが、見た目はまんま日焼けです。
ちょっとかゆかったりしますし、一度は日焼けの皮がむけるように、ぼろぼろむけたりしましたが、それだけですんでいます。
かゆみがあるので、以前抗がん剤の時にもらった、ヒルドイドローションをつけておくように言われたのでこれで対応しています。

昨日あたりから、疲労感も軽減してきました。

ひとつひとつ前進です。