つれづれごと。

SD他、管理人葉月の日常の中で思うことを綴ります。※SDに関しては、必ず5/29「はじめに」をお読み下さい。

症状について

2007-09-22 18:31:38 | 子宮内膜症
子宮内膜症の症状ですが、私はもともとかなり生理痛が酷く、痛み止めは必須でした。
が、内膜症とわかってからはそれよりも酷い生理痛が来るようになりました。
腹痛でなく腰痛で、痛み始めると脂汗がでて吐き気を催す痛みで、痛み止めもどこへやら。
ふと手を当てたところ、温めると痛みがひくことに気づき、湯たんぽを使って(ホカロンやホッカイロなどは外出時に使いました)温めることで対応しました。

思えばこの痛みがあったからこそ、手術するなら早くした方が、と思えたのかもしれません。

他に目立った症状はたまにある腰痛くらいでした。
あ、内診でお尻の方から痛む場所を探られた時、左腰にツキッとした痛みを感じ、これが結構尾を引いて、二三日痛んだのが辛かったですね。

ホルモン注射を始めると、生理が止まるので生理痛や腰痛はなくなりました。

ちなみに注射の効果ですが、手術前々日、エコーで見てもらったところ、やや小さくはなっていますが、それほど劇的に小さくはなっていませんでした。
これは六ヶ月を使用の限界とし、私の場合は手術後に三回やりたいということで(筋腫対策)、術前は三回しただけですので、こういう結果だったのかもしれません。
なお、癒着は注射の効果ではがれるということはないようです。…ちょっと期待したんですが(私はかなり癒着がひどかったそうなので)。

蛇足ですが、内膜症で手術を勧められた場合、絶対に早く手術した方がいいです。
自然治癒はありえないとのことでしたし、癒着がひどくなる一方ですから。
癌の可能性も出て来るし、いいことないです。

…後のことを考えるとためらいますが、でも私も、早くしておけばと思うことがあります。
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リーズのアトリエ(※辛口です)

2007-09-20 17:43:28 | ゲームレビュー
これも懐かしいシリーズ。
マリー、エリー、リリーまでやりましたが、その後は絵が変わったこともあって、放置しておりました。
ゲームボーイはやりましたが(アドバンスは買おうと思っていたらなくなったので、やっていません)。
退院後、基本的には寝ているので(一週間は安静に、できれば一ヶ月検診までは安静に、と言われたので)、主人に買ってきてもらいました。

絵は初期のアトリエシリーズっぽいです。
でも可愛らしい感じで、人物は良い感じ。
背景とか使い回し?のような箇所もありましたが、ザールブルグ以来のファンにとってはいいのではと思います(←葉月本人)。

キャラはコメディ風味ですが、まぁ許容範囲。
リーズが金金と言ってばかりなのは(いくら借金を返すのが目的といえど)、不快ですが。
個人的には、「もてる男の条件」がお金持ち、って言い切るロロットとリーズ…。えげつないなぁ。
ロロットなんてお嬢様という設定なのに、やたら金金と全然お嬢様らしくない。
結構本気で不快でした。

ゲームバランス。これは圧倒的に悪い!

基本アイテムを採集に行っても、必ず採れるということがない(というより、はっきり言って採れない)。
例えば、「キラキラの砂」など、海に行けば採れそうなものも、私は三年目半ばまで全く採れず、悩み通しでした。
また、「蒸留水」を作る「○○湖の水」も、マリー・エリーなら毎回たっぷり採れたがリーズでは全く採れないこともあり、基本アイテム不足に常に悩む。
故に「調合の楽しさ」より「したいのにできなくていらいら」の方が強い。

採集も、採集より戦闘が多い(!)のでいらいら。
いい加減うっとうしくなり、途中で「アイテムも経験値ももういいや!」と電源切って休んだりも。

また雇用費がかからない、好感度はイベントにだけ関係、のわりにイベントが起こりづらく、何の意味もなくなっている。

とどめは、ただやっていると、一回目は絶対クリアできないこと!
基本アイテムが足りない→採集に行く→採れないので日数が過ぎる→アイテム作ってる時間がない、のループです。
このゲーム、バッドエンドで期限である三年目の最終日になると、二回目に強制的につながるのですが…。こんなバランスの悪いゲーム、二回もやりたくない…。
どうも「何回もやる」ことを想定してのつくりのようなのですが、「やる」かどうかはプレイヤーが決めることなので、勝手にメーカーが決めて作られてもねぇ。
で、クソゲーのお約束(?)ですが、スタッフロールは飛ばせない…。
とことんまでプレイヤーのことなどなにも考えていないゲームです。
バグも多い(ゲームが止まる)し。
ガスト、アトリエシリーズはもうやめたいのか?と本気で思ってしまいました。

アトリエシリーズ、好きだったんですが…今後は手を出せないですね。


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手術について(3)健康でないと手術も危険度アップ?

2007-09-18 21:54:33 | 子宮内膜症
私の場合、手術すると決めてから実際の入院まで三ヶ月ほどありました。
これは、病院の都合。最速でこの日数でした。
まぁ悪性でないからと待たせられていたのですが(悪性だと緊急ということで来月に手術予定を入れるらしい)。

この間、ホルモン治療で内膜症・筋腫を小さくするため、月に一度、お腹に注射をしてもらいに通いました。
これが一回約一万円(ちょっと出ます)かかります。
これは骨粗鬆症を引き起こすことがあるため、骨密度のレントゲンと、貧血かどうかの血液検査もありました。

その後、術前検査で心電図、肺活量、採血、肺や腎臓(尿管を巻き込んで癒着していないかどうか見る)のレントゲン。
この時、手術のための必要品一覧と、大体の入院から退院までの流れを書いた説明書きをもらいました。

手術のための必要品は、
・病衣(私はこれは病院から貸し出しがあるので借りました)
・吸い飲み
・紙おむつ三枚
・T字帯二枚
・腹帯(ベルト式)二枚
・白バスタオル二枚
・タオル三枚
・履物(かかとがないもの、スリッパ)
・洗面用具
・ショーツ
・テイッシュペーパー

でした。

後は手術のための健康チェック…でしょうか。アレルギーはないかとか(薬、食べ物)、視力、飲んでいる薬、生活習慣(起床・就寝時間、排便の回数など)、歯の健康についての項目もありました。
虫歯やぐらついている歯があると危険なのだそうです。
麻酔をかける時、私は下半身麻酔と全身麻酔だったのですが、最初は背中から注射され(これは少し痛いですが、ここから術後の痛み止めが入ったようです。この痛み止めは強力で、後で書きますが、術後一日目夜、これが切れた時は、飲み薬の痛み止めを入れていても我慢できず泣いてしまったほどです)、お腹をさわって感覚を確かめ(下半身麻酔が効くとだんだん感じなくなります)、その後腕に注射(私はこれが痛かったです。腕から染み渡る感触が不快で、でもそれが消えると身体が熱を持ってきます)、ここで意識がとぎれた後、気管に管をいれての麻酔になるのだそうですが、この時、口を閉じないよう金具で固定するそうです。
が、固定の際、歯が抜けていたりして隙間があいていると、ひっかかって歯が折れるなどいろいろ問題がおきることがあるそうで…。

このほか、起きてはならないことですが、副作用というか後遺症というか、手術・輸血(実際はしませんでしたが、子宮全摘など大きな手術になった場合、しなければならなくなるので)・麻酔の危険性について説明され、正直怖くもありましたが、入院までくればまな板の上の鯉、先生にさばいてもらうしかない、と冗談口(言い方だけ。覚悟としては本気)でおりました。
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手術について(2)

2007-09-17 17:52:35 | 子宮内膜症
病院によってもいろいろあると思いますが、うちはこういう流れでした。

術前二日前に入院→術前一日前に胃腸をからにする(手術の際、吐いて喉に詰まって窒息という事態を避ける、術後腸の動きが悪くなるので、腸に負担をかけないため)→手術→術後一日目の午後、ベッドに座り、立って歩く練習→術後二日目にも歩く練習→術後三日目から五分粥開始→術後四日目五分粥、集中治療室から一般病棟へ、シャワー許可→術後五日目普通食→術後六日目普通食→術後七日目退院。

術後一週間のうちに何らかの異常を起こさない限り、一週間目に退院です。
動けるのか?と思いましたが、五日目あたりから、一日経つ毎にぐんぐんと痛みが減っていきます。
それでも私は結構痛み止めを使いましたが(笑)、病院の痛み止めはよく効くので(バファリンの数倍は効く。さすが処方箋の薬)それほど辛くはないです。

術後すぐに歩くのは、傷の回復を早めるため。
深呼吸をすることもいいそうで、勧められました。
麻酔から覚めた後も深呼吸をするように言われました(気づいたら、でいいそうですが)。
こちらは肺炎を予防するため。

手術って、大変です…。
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手術について(1)

2007-09-17 17:33:53 | 子宮内膜症
私の場合は卵巣の腫れからでした(もともと筋腫持ちで、病院に検査に通っていました)。

卵巣は5㎝以上腫れると、卵巣癌の可能性が出て来るそうです(私は7㎝以上ありました)。
MRIで癌細胞は見つかっていなかったものの、腫れた卵巣の中に初期の癌があることもあるので、手術で病理検査をするため、時間がかかるとのことでした。
卵巣癌は進行はそれほどではないけれど、転移はリンパ節を通るので早いこと、なので癌か境界悪性(癌でもないが良性でもない)の場合は子宮、卵巣、リンパ節など全て摘出すること、を勧められ、了承しました。

治療には子どもを望んでいるか等でいろいろ選択肢がありますが、確実に治すなら全摘だそうです。
この場合、更年期障害も引き起こしますが。
私の場合はとらずにすむならとりたくないので、駄目なところだけ、それでも開けてみなければ分からないところが多いということなので、執刀医の先生の判断に最終的には任せる、ということにしました。
最優先は、主人とも話し合い、生きること、でした。

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子宮内膜症について

2007-09-17 17:28:15 | 子宮内膜症
子宮内膜症、とは、生理の際子宮の中で起こるメカニズムが、子宮以外の場所で起こる病気です。
卵巣などに出来て腫れた場合、内臓を圧迫し、あちこちで癒着を起こし、酷ければ尿管等を巻き込んでしまうこともあるそうです。

治療法は手術。薬などではなくなることはないそうです。

手術には開腹と腹腔鏡手術があります。
腹腔鏡手術は(私が手術を受けた病院では、お腹に1㎝ほどの傷を三箇所開け、そこから器具を入れてカメラで見ながらするということでした)小さな傷ですむものです。この場合は術後五日程度で退院できるようです。
うちの病院お勧めは開腹手術でした。こちらは下腹(おへその下あたり)から約10㎝くらいの傷ができます。

なので腹腔鏡手術を望む方も多いと思いますし、私もそれを希望していたのですが、これはいろいろと制約があります。
・スリムであること(私はぽっちゃり体型ですが、こういうタイプはやりにくいそうです)。
・症例が軽いこと(開けてみて、MRIなどで予測したより症状が進んでいると、腹腔鏡ではとりきれず、開腹に切り替えざるを得ないこともあるそうです。この場合、傷は四箇所できます)。

私の場合は左卵巣が腫れ、一月の時点で手術していれば腹腔鏡でも何とかいけたかも、といわれました(…これは言ってくれなかった。「手術したくないですよね」と聞かれただけ)。が、どうしても、と頑張れば腹腔鏡でもいいですよ、と言われました。条件付きで。
腹腔鏡の場合患部がとりきれず再発の可能性がより高いこと(子宮内膜症は再発率の高い病気です)、間に合わないと判断すれば開腹に切り替えることになるので、傷が増えることを言われ、開腹手術を決めました。

お医者さんの方も、実際に開けた方が確実に治療できるようです。
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退院してきました。

2007-09-16 17:48:06 | 子宮内膜症
またまたお久しぶりです。
退院してきました。…って、入院したこと書いてませんでしたね。
実は私、子宮内膜症で、今年に入ってから急激に悪化したため、手術して左卵巣を摘出してきたのです。
幸い経過もよく、約一週間で退院できました。
とはいえ、ひと月は安静に、といわれているのですが。

せっかくなので、ここで入院体験記など書いてみようと思います。
合間にDSゲームの批評も織り交ぜて。


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そしてこの宇宙にきらめく君の詩(PS2)

2007-09-04 00:56:32 | ゲームレビュー
お久しぶりです。少し涼しくなりましたね。

えー、せっかくゲームをしてるのだから、独断と偏見でレビューしてみよう、と思い立ったのでやってみます。
昔はやったゲームは覚えていたのですが…ゲーム歴ウン十年ともなると(一応伏せてみる)、最近のものでもよっぽど強い印象がないと忘れてしまうので。

第一回は、長らく気にしながら手に取らずにいた、「そしてこの宇宙にきらめく君の詩」です。
発売はデータムポリスター社。
懐かしいなぁ。セガサターンで「井上涼子シリーズ」を出していた会社です。
リアルタイムで「涼子ちゃん」と話す、というコミュニケーションゲームでしたが、丁寧な作りで好きでした。

さて本題。
「ガイア」いう惑星にある「ソウルディシア」と「セント・フォーリア」と呼ばれる連合(コロニーの集合体みたい?)が争っている世界。
セント・フォーリアの中心になる王国、シューマールのルミナ(=プレイヤー、名前変更あり)王女は、自分が世界についてあまりにも無知であることに気づき、幼なじみの騎士アッシュと教育係のペルモと共に旅立った…。というのがイントロ。
…設定がガンダムです(笑)。
人型兵器(笑)も出て来るし(どうでもいいですが、ルミナの乗る「フェニックス」は「魔法騎士レイアース」でエメロード姫が乗っていた魔神に似てますね)。

人物血縁関係が少々込み入っていますが、プレイ感はスムーズで好きです。
基本的にはアドベンチャーノベルの恋愛もの(乙女ゲーム)ですが、選択肢は少ないです。その代わり、プロローグ以外は重要なので、無駄な選択肢(話に変化がつかない)のはないのが好感度高いです。
話もよくまとまっています。できればもうひとひねり欲しいところもありますが(キャラによってはやや唐突に恋が語られるので)、それぞれ本命に選べば「結局いい人」なので、私としてはしばらくぶりに不快感なしにできるゲームでした。

絵は可愛いですが、イラストの美しさが画面に生かされないのが残念。
キャラの台詞につく絵はイラストに近いので、一枚絵の方も頑張って欲しかったですね。

敵にして恋愛対象の「エディオス」王ですが、見た途端「アリオス(レヴィアス)」とか思った私はアンジェリーカーです(笑)。
いや、似てるんです。暗いとか黒っぽいとか。名前も何となく、ね。

続編も出ていますが(こちらはまだ未プレイ)、これはお勧め。
昔はこんな感じが普通だったのですが(誤字も一箇所しかなかったし)、最近はこういう丁寧な作りのゲームは珍しいですね。今後もデータムポリスターさんには、路線が違ってもこういう丁寧さを持ち続けて欲しいです。

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