医科栄養学・栄養医学ブログ

医学部で医科栄養学を学んだ経験と最新の栄養医学をこのブログに反映したいと、考えています。

生命がいる可能性がある惑星(HD40307g)の発見について その一 藤井毅彦

2012-11-12 17:07:19 | 学問

少年のころから宇宙・天体に関心が有ったので、良く夜空を眺めては、人が住めるような星はどこに存在しているので有ろうか、と想像を巡らすのが常でした。最近、近年の天文学の進歩により、そんな星が発見されました。更なる観察が必要と思われますが、この情報について、かいつまんで述べたいと考えております。

地球のような気候を有する可能性があり、かつ、生命をはぐくむのに適している可能性がある、新しい、素晴らしい、地球によく似たこの惑星(HD40307g)は、太陽系から近い恒星(HD40307)の周りで発見されました。その新しい、素晴らしい、地球のような惑星は、43光年の距離にあり、比較的近い距離にあり、住むのに適した位置にあり、6つの惑星系の一つです。その惑星系は、以前は中心の恒星に近く、軌道に三つの惑星が存在すると考えられ、液体の水が存在しないと考えられていました。星の活動によりもたらされた見せかけのシグナルを除くことにより、軌道に三つの新しい、素晴らしい、地球によく似た惑星の候補を、Guillem Amgla-Escude博士のグループは確認しました。

Mikko Tuomi博士らは、この地球のような惑星からのの信号に関して、その活動の影響を減らすべく、フィルターとして特定の波長を用いた新しいデータ分析技術を開発しました、と述べています。この技術は、感度を著しく高め、HD40307として知られている星(恒星)の周りの、三つの、新しい、素晴らしい地球のような惑星を明らかにすることを可能にしました。そして、HD40307(母星)は、六つの惑星系から構成されていました。

これらの惑星の中で、もっとも関心を引く惑星(HD40307g)は、少なくとも地球の7倍の体積を有し、中心のHD40307(母星)から一番外側の軌道を回っている惑星です。その惑星の母星の周りの軌道は、太陽の周りの地球の軌道と同じくらいの距離にあります。それで、地球が太陽から受けると同じくらいのエネルギー量を受けています。そして、住むのに適した環境をもたらしている可能性が有ります。ここは、生命を支えるべく、液体の水と安定した大気の存在が可能である場所です。

Reference

Habitable planet: New super-Earth in six-planet system may be just right to support life;
Science Daily, Nov. 8, 2012