グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

久しぶりのシイノキ群叢!

2020年06月25日 | 植物
先日、ものすご〜く久しぶりに「シイノキ群叢」を歩いてきました。

10数本のスダジイの巨木が森を作る「シイノキ群叢」を最後に訪ねたのは、6年前の2014年5月。(当時ののブログはこちら

入り口がわかるかが心配でしたが、かろうじて看板が残っていました。

2回ほど小さな沢を越え、細い山道を歩くこと10分。

大きなスダジイの木が生えている場所に到着しました。


スダジイの枝が何本も地面に落ちていて、ちょっと驚きました。

6年前はもっと、スッキリしていたような…?

頭上を見上げると、途中で折れている枝が何本も!

昨年の台風の影響でしょうか?

驚いたことに6年前は、幹が見えないほどの「ひこばえ(樹木の切り株や根元から生えてくる若芽)」に取り巻かれていた木は…(写真は2014年5月撮影です)


めっきり「ひこばえ」の数が減り、幹が見えていました!


そして逆に、6年前は「ひこばえ」が少なかった隣の木に、たくさん生えていました!

「ひこばえ」は勢いの衰えた老木が、生き残りをかけて新しい枝を伸ばすものと思ってたのですが、こんなふうに数が増減するのですね!

空に向かって枝を伸ばす、大きなスダジイたち。


よく見比べたら、このデザインも微妙に変わっているのかもしれません。


森の溶岩にも、ちょっぴり苔が増えたかな?

裏砂漠や三原山の裸地からの再生と違い、パッと見ただけでは変化がわかりにくい巨木の森ですが、6年の歳月分だけ変化してることを肌で感じました。

(かな)
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