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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

御流れをあるき御胎神社へ御参りに

2016年11月04日 | 火山・ジオパーク
昨日今日とこちらはとてもいい天気です。


こんな日は特に、御神火様に会いに行きたくなります



三原山山頂から30年に流れ下った溶岩流の先端に、登ることができるようになっています。
昨日は、ジオパークの審査の前に色々と考えるところあり、
よりリアルにこの山を感じたくて、突き動かされるように溶岩流に登り、たそがれていると、
「ぴーひょろろ」とトンビの鳴き声、どこからともなく民謡を歌う声、雲ひとつない空。



そして、黒く続く溶岩の道の先には三原神社が。
私にはおいでおいでと言ってくれているように思えました。



ので、そのまま上へ!

昔は溶岩流を御流れとよんだそう。
そして三原の語源は御胎(みはら)とのこと
火を産み大地を産む事をよく現わしているいい名前だなあと思いました。
御神火、御流れ、御胎、すべて御と言う字をつけることに、敬う心が現れていますね

この御流れさまは、流れる前に火口で少し溜まっていたので粗熱がとれて(笑)すこし固まった状態で、ゆっくり流れたと聞いています。
表面にある溶岩がガサガサなのは、ちょっと固まったところ中のどろどろに押されて、割れながら進んだからだと。

途中溶岩の壁のようになっている場所もありました。
なんでだろう??
もともと段差のあった場所なのかしら?



だいぶ登ってきました。
写真でわかるかわかりませんが、富士山のシルエットが見えます。
日本では数少ない、大島と同じ黒い玄武岩の火山。御縁の深い、言わずと知れた日本一の霊峰です。ありがたや。



あと少しと言うところで急に急になります(笑)



到着!
最近めっきり寒くなってきたので、久しぶりに心地の良い小汗をかいて、すっかりリフレッシュ!



こちらからおじゃまするのはもちろん初めてです。
ちゃんと回り込んで、鳥居をくぐってお参りしました。



それにしても溶岩流からおじゃまして改めて感じた疑問。
なぜ溶岩流は神社を迂回できたのか?
だってギリギリきわきわにも程があります。神社のうしろは溶岩の壁状態。

私の眼にはニュートン先生もびっくりの重力に反した流れ方のように見えます。
ちょっとの高まりがあったから、で、科学者の先生方は本当に納得してるのかな?
溶岩の流れる前と流れた直後の写真は残ってないのでしょうか?みてみたいです。

でも今の科学で説明がついてもつかなくても、私にとって神聖な場所に変わりはありません。
すっかり元気になったらもっと汗をかきたくなって、帰りは駆け下りました~^0^
(あい)
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