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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

伊豆大島のホタル

2009年05月26日 | 
 今、伊豆大島は草むらも山も花盛りですが、その草や葉っぱの間をよーく見てみると、なにやら小さな虫たちがたくさん見つかります。バッタの幼虫やイモムシや
テントウムシに小さなガなど。
 
 その中に見慣れない虫を発見しました。どうやらホタルのようです。写真を撮って調べてみると「カタモンミナミボタル」という種類のようです。黒い体の両肩に赤い斑点が入っています。またその周りには胸部全体が赤っぽい「ムネクリイロボタル」も居ました。これをきっかけに別の場所でも探すと結構見つかることがわかりました。(写真はムネクリイロボタルです。)
 
 ただこの両種、ホタルと言ってもあまり強くは発光しない種類のようで、あまり島の人たちからホタルとしての認識は受けていないようです。

 大島には河川はありませんから、ゲンジボタルやヘイケボタルのような水棲ホタルは居ません。しかしこうして陸棲のホタルが複数種いることがわかり、とても嬉しく思いました。

 ホタルのシーズンはこれからです。光らないホタルは意外と身近にもいるものなんですね。

(あまの)
 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ゲロ丸)
2009-07-15 07:54:44
こんにちわ!
初めまして

大島のホタルに関する記事がありますよ♪
と教えて頂き訪問しました

理にかなってるのだなぁと思いました

ちなみに
モリアオガエルの産卵にも興味深々デシタ
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Unknown (あまの)
2009-07-15 09:15:33
ゲロ丸さん
訪問有難うございます(^-^)
ちょっとホタルの時期は過ぎてしまったようなのですが、陸棲ホタルの仲間はたくさん居るので、まだ他の種類が大島にいないかどうか気をつけて見てみますね。
 モリアオの産卵も終盤に差し掛かってきて、一時期より卵塊があまり目に付かなくなってきました。上陸した子ガエルたちも森に入っていき、水場を離れて行きます。たくさん生まれた子ガエルも大人になって水場に戻ってこれるのはほんの一握り。移入種であっても自然は厳しいですね。
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