グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

秋の午後の三原山

2023年10月06日 | ツアー
今日は午後から、ツアーで三原山〜表砂漠を歩いてきました。

かつてハワイに暮らし、いまは熱海在住のIさんと、大学時代のお友達の旅。
「パホイホイ溶岩」の看板前で、「ここは写真に撮ろう」と、お二人。

お友達は「溶岩に触りたい」とおっしゃっていたので、登ってもらいました。

看板を読んでIさんからは、「パッカン岩という名前にしては?」と提案がありました。

覚えやすくて、良いかも!!

太陽が照りつけると汗ばむほど暑く、「ノースリーブでちょうど良い」と、Iさん。(10月6日とは思えません😅)

坂の途中の椅子で一息ついていたら、周囲にトンボが飛び回っていました。

「水捌けが良いはずの島で、ヤゴはどこで育っているのか?」ということが話題になり…
道脇の溶岩に苔が生えていることから「近くに水があるのではないか?」と、お客様。

あれこれ推理をしながら歩くのが、楽しかったです。

山の上にある「マグマのしぶきがくっついてできた、大きな岩」を、嬉しそうに触るお客様。

「地球の中から出てきたもので、できているのがスゴイ!」と感激されていたので、私も嬉しくなりました😊

火口と溶岩とススキの取り合わせを見て、「こんな景色、ほかでは見られない!」と写真を撮るお客様。

Iさん曰く「ハワイでも見られるよ。ススキはないけど」とのこと。

大きな火口をしっかり眺めて

この場所で、ティータイム。

おやつを食べた後、Iさんのご自宅のある熱海を指し示してもらいました(天気が良いと、ご自宅から伊豆大島がキレイに見えるとのこと)

ほかに、私たちが立ち止まった観察ポイント(の、一部)。
私の大好物、アザミの花&フレッシュグリーンのハナグモのとりあわせ。

この場所では、今季最後と思われるラセイタタマアジサイの花。

「キレイ」と言い合いながら、観察しました😊

溶岩の隙間から、若葉を伸ばすたくましいハチジョウイタドリ(春が若葉のシーズンのはずなのですが)

一方、秋を代表するセンブリの花の開花が始まっていました。

(陽が陰ったので、花が閉じ始めていましたが)

この時期の午後のツアーは、キラキラ輝く海やススキが美しいです。

幻の池にも水が溜まり、輝いていました。

池に到着した時は、残念ながら光が当たらなくなってしまったtけれど、予想より水の量が多くて、なかなかの迫力!

傾いた太陽が、三原山をオレンジ色に照らしていました。

今日も美しい1日でした😊

(かな)
コメント
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