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グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

磯の貝達2

2009年05月27日 | 海の生物
大島で「セセリ」と呼ばれている貝があります。
「セセリ」は地方名で。正式にはツタノハガイ科のヨメガサという
その名の通り「傘」の様な形をしている貝です。
潮が引くと長靴で行けるタイドプール等で簡単に観察できます。

このヨメガサ、漢字書くと「嫁傘」です。
名前の由来は諸説有り、小振りで小さな可愛い形から付いたという説や
嫁に使わせるのは、この貝の様な小さい浅い器で十分だ
という「嫁いじめ」に因んだ物も有る位です。

今、小さく浅い傘の様な貝だと書きましたが
これがまた中々厄介で、画像に写っている2個体ともヨメガサです。
何が厄介かというと、ご覧の通り表面の模様が全然違うのです。
大島で代表的な模様だけで4パターンがあり
そのパターンの中間の様な物もあり、
正直どれが本当のヨメガサの模様なのかは分かりません。
しかし、右側の模様が図鑑によく載っている「ヨメガサ」の模様です。

それだけで無く、サイズ・殻の高低・殻表面に入る筋の粗さまで違うのです
ここまで、激しく個体差があると
何を持ってして「ヨメガサ」なのか?分からなくなります。
只、貝の形が後に向けて(写真左)向けて幅広くなる事と
岩肌から剥がして、引っ繰り返すと足裏が灰色っぽい黄緑色になっています。

先に「セセリ」という地方名を持つと書きました
地方名がある物には、食べられたり、生活の一部として必要だったり
そうでなくとも、人々の生活に密着している物が多いです。
このヨメガサの場合は、食べられるのです。
味噌汁に入れたり、炒めたりと非常に美味しいです。

そんなセセリの味噌汁の中を見ると
「うん!? ヨメガサじゃない貝も入ってる」という事が多いです。
ま~ 磯で取れるカサガイ系を総称して「セセリ」と呼ぶのが正しいみたいですね。

大島の宿では、簡単に食べられる事が出来ます。
大島に遊びに来たと時には是非食べて頂きたいですね。

コメント
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