緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

緑のカーテン・作り方のポイント⑩ 今からできること

2011-08-22 07:40:10 | 緑のカーテン作り方のポイント

8月も終わりに近づいています。

夏とは思えない涼しさになっていますが、まだ暑い日はあるようです。

残暑の時期まで元気に活躍してもらうために、

今からでもできるお手入れいくつかをお知らせします。

 

街を歩いているとよく見かけるこんな様子の緑のカーテン。

がんばって天井まで届いているけれど、

カーテンと呼ぶには隙間が多すぎます。

 

今からできることの一つ目は、摘心

ネットの上端に届いた蔓が行き場を失い大暴れしています。

 

以前にもご紹介しましたが、蔓の先端をとめることで、

子蔓、孫蔓がたくさん出ます。

はみ出した蔓を、「ごめんね!」と切って下さい。

 

今からできる事の二つ目はマルチング。

これは、浜松市の緑のカーテン見本園のフウセンカズラ。

土の上にわらが敷き詰めてありますね。

これがマルチング。

土の乾燥や温度の上昇も防いでくれます。

 

「わらはちょっと手に入らない」のが普通ですが、

マルチング材も販売されています。

今年我が家と音楽室ではこのマルチング材をためしているところ。

 

土の上に1センチほどの厚さに敷き詰めます。

 

なんだか、ゴーヤー君がほっとしたように見えました。

マルチング材にはいろいろな種類があります。

お好みのものを使ってみてはいかがでしょう。

 

今からできることの三つ目は断熱。

たとえばこのプランター。

日差しにさらされるだけでなく、

目の前の道路からの熱ももろにあびています。

土の温度が高いのは、植物にとって大きなストレスです。

それを防ぐための断熱が大切です。

 

ゴーヤー先生を中心に頑張っていらっしゃる京都の方々は、

お魚の入っていた「トロ箱」を使います。

これなら安上がりで効果抜群。

今からトロ箱に植え替えるのはもちろん難しいですから、

農業用の遮光シートや、

100円ショップで売っている小さなすだれ、

発泡スチロールなどでプランターを覆ってあげるだけで、

かなり違ってくるはずです。

 

それにもちろん、追肥。

蔓がのび、葉が茂り、花が咲き、実を付け、という生長で、

土の栄養は使われてしまっています。

人間だって、1回の食事でひと夏がんばることなんてできません。

 

私が使っているのは、バイオゴールドオリジナル尿素

バイオゴールドは、土の上にバラバラとまいておくと、

水やりのたびに栄養が土に入っていきます。

他の植物にも使えるバランスのよい肥料です。

ちょっと微妙な匂いがしますが、土にまいて水をかけると、

匂いは気にならなくなります。

土の中に埋め込んでもOKです。

 

尿素は葉っぱを応援する窒素100%の肥料です。

大きく茂った緑のカーテンの強い味方です。

白い顆粒で、水に溶かし、この時期なら週に1回ほど、

水やりの際あげるだけ。

ただし、濃度はきちんと守ること。

「濃い方が、元気が出るんじゃない?」と思われがちですが、

濃度が濃くなると、根から吸い上げることが出来ないのです。

ちょっと薄い分には大丈夫ですが、濃いのはだめ。

それだけは気を付けてあげてください。

 

お役にたちそうなことがあったでしょうか?

ひとつでもできそうなことがあった方、ぜひお試しを♪

 

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