このところ、帰宅が遅く、日々の切実な願いは
「スーパーが開いているうちに退勤して買い物したい!」
という私ですが、今日は出張先から直帰のため、
早めに帰ることができました。
自転車で家を目指す道々、緑のカーテンを見かけるたび、
「摘心してください、摘心・・・・・・」
とつぶやきました。
苗の植え付けからしばらくたった今、
忘れてならない大成功のポイント、それは「摘心」です。
「摘心」とは、このようにゴーヤーの親づるの先端を、
ぷちっと摘み取ること。
こんな簡単な作業をするかしないかが、運命の分かれ道です。
このような緑のカーテン、よく見かけます。
土もたっぷり入ってるのに、苗も植えすぎてないのに、
なんだか葉っぱがぱらぱらと育ち、カーテンとしてはスカスカ。
ひょろひょろと伸びたつるがネットからはみ出し、
この後、上のほうでもじゃもじゃと絡まる感じに。
ところが、きちんと摘心すると、ごらんあれ!
このように、みっちり葉が茂るだけでなく、実もごろごろと。
摘心すると、ゴーヤーが、
「なるほど、子づる、孫づるをどんどん出せってことだね。」
と感じて、次から次へとつるが伸び、
緑豊かなカーテンになるのです。
摘心のタイミングは、緑のカーテン的には、
親づるが1mぐらい伸びたとき。
ベランダなら、手すりに届くぐらいに成長したときです。
もう一度、方法を見ていただきましょう。
ゴーヤーの親づるの先端を優しくもって、
「ごめんね。」と言いながら、
ぷちっと3cmぐらい摘み取る。
以上です。
では、ここで問題です。
この、指先に黄色い絵の具がついている指の持ち主は誰でしょう?
はい、正解です!
もちろん、高島第五小が誇る「天才」図工の先生。
こんな優しい笑顔で摘心してもらうと、ゴーヤーも安心でしょう。
「もう、かなり親づるが伸びちゃってるんだけど・・・・。」
という方。
無理に1mぐらいのところで摘んだりしなくて大丈夫。
今伸びているつるの先端を「ぷちっ」としてあげてください。
必ず、必ず、摘心を!!!