緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

緑のカーテン大百科

2013-03-24 14:27:27 | ひろがる緑のカーテン

ちょっと遅くなりましたが、うれしいお知らせを。

私が監修を務めた「緑のカーテン大百科」全三巻(学研教育出版)が、

2月にできあがりました。

 

3巻を通して、高五小の写真がいっぱい。

 

「チーム緑のカーテン」メンバーも紹介されています。

高五小では、緑のカーテン担当も、

きちんと校務分掌に位置付けられているのです。

担任の新井先生と「天才」図工の大畑先生、いい笑顔でしょ?

 

育て方のポイントや、

 

日々のお世話の仕方、気合の入れ方、

 

温度測定やゲストティーチャーの先生による授業も紹介されています。

 

家庭での事例として、我が家の緑のカーテンも。(主人も登場)

 

今までかかわりのあったはすねロータス商店会、中部電力、

共同印刷、日立化成、ヤマハ発動機、そして、福知山環境会議。

すばらしい取り組みも紹介されています。

 

1巻の巻末には、2002年、自宅での取り組みから今日までの歩みも、

ストーリー仕立てで掲載されています。

 

3巻の巻末ストーリーは、NPO法人緑のカーテン応援団の、

「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクトも紹介されています。

 

「監修って、こんなに大変だったのね・・・・!」とべそをかきながら、

次々送られてくる大量の原稿チェックを繰り返しましたが、

緑のカーテンに関する幅広い内容充実のすてきな本になりました。

図書館に置いて、子どもたちが調べ学習に活用するための本ですが、

子どもに限らず、緑のカーテンに関心のある方、取り組む方にも、

とても役立つ内容になっています。

なにより、子どもたちの笑顔、かわいい姿があふれてくる本で、

ページを開くたびにこにこしてしまう私です。

ぜひ、手に取ってご覧ください。

 

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明日は卒業式

2013-03-24 13:42:18 | 学校

新年を迎えたと思ったら、あっという間に3カ月。

明日はいよいよ卒業式です。

3学期もいろいろなことがありました。

2月5日、雨の授業。

タニタハウジングウェアの大西さんが、雨水の活用について

すてきな授業をしてくださいました。

水道水、雨水、ミネラルウォーターなどの水の違いを、

洗剤を入れてよく振って確かめたり、

雲を作る実験をしたり、

知っているつもりで知らなかった水についての発見にびっくり。

最後に、タニタハウジングウェアの社長で、

NPO法人緑のカーテン応援団副理事長でもある谷田さんから、

「雨のみちアドバイザー初級」の認定証をいただきました。

 

2月26日、環境メディアフォーラムの井手迫さんから、

地球温暖化の現状と、今後どうなっていくのか、

生活の中で温暖化防止のためにできることについて学びました。

温暖化防止のための切り札としての緑のカーテンの価値も再認識。

 

2月28日、6年生を送る会。

1年生が、6年生一人一人の名前を呼び、

お世話になったことを語っていきました。

ちょっと照れくさくて、でもうれしくて。

各学年の心のこもった出し物のプレゼントを受け止める6年生。

仲よし班の寄せ書きをプレゼントされ、

委員会の引き継ぎも行い、

最後はお礼に歌と合奏を披露。

1~5年生の歌と拍手に見送られ、体育館を後にするとき、

「ああ、もうすぐここから巣立っていくのだ。」と実感する。

6年生を送る会は、そんな節目です。

 

3月5日、卒業を祝う会。

子どもたちと、保護者の方々と、教職員と、

そして今までお世話になった方々とともに、卒業を祝います。

体育館の壁面に飾られているのは、図工の最後の作品。

自分の好きな漢字をのびのびと表現しました。

「夢から醒めた夢」から霊界空港の場面に自分たちで振付をした

ダンスを全員で披露。

さらに、歌と合奏を心を込めてお客さまにプレゼント。

これが小学校生活最後の合奏になりました。

 

3月11日、緑のカーテン発表会。(写真が手元になかった!!!)

体育館で、5年生に緑のカーテンの育て方のポイントや、

涼しさの秘密などを全員で発表しました。

 

3月19日、うれしいサプライズが!!

緑のカーテン発表会の中で、

「残念だったのは、ゴーヤ先生に会えなかったことです。」

と語っていた子どもたち。

なんと、福知山市からゴーヤ先生が会いに来てくれました。

びっくり、大喜びしながら、さっそく一緒にゴーヤダンス。

気づけば、担任の先生も、校長先生も踊っています。

ダンスを2回踊った後「疲れてない?」と尋ねると、

余裕で腕立て伏せをするゴーヤ先生。

子どもたち一人一人からメッセージをお伝えして、

感動のハグ。

さらに、なんと、大縄跳びまでしちゃって、

ゴーヤ先生を先頭に、全員で体育館ランニングまでしちゃって、

最後に記念撮影。

「天才」図工の先生も記念撮影。

6年生の子どもたちと過ごせる最後の大切な時期に、

虫垂炎で入院してしまい、残念で申し訳なさでいっぱいでした。

でも、願いをかなえてあげられてうれしかった。

退院の翌日で、タイミングもぎりぎりセーフ。

わざわざ福知山から駆けつけてくれたゴーヤ先生、

本当にありがとう。

 

3月21日、最後の音楽の授業。

この仲間で、この音楽室でドラムサークルするのもこれが最後。

授業の最後に、担任の先生をお呼びして、

2年間の感謝をこめて歌をプレゼント。

胸がいっぱいになって、涙をこぼす担任の先生。

6年間、一緒に音楽を楽しんできた子どもたちの姿を見ていると、

私も目頭が熱くなりました。

かわいい子どもたち、うれしいけど、さびしいよ。

 

3月22日、卒業式予行。

体育館に4~6年生の子どもたちの凛とした声が響きます。

 

放課後、校舎内のあちこちに、6年生の子どもたちの姿が。

「そこに」と指さす場所に副校長先生が置いているのは・・・・

図工の最後の最後の作品「見守り隊」。

卒業後も、自分のかわりに高五小を見守る分身です。

校舎内の好きなところに置いて行って、半年後に取りに来る契約。

 

音楽室にも。

明日の卒業式、きっと泣いてしまうけど、

このかわいい「見守り隊」に応援されながら、

新年度をスタートさせます。

桜の花に祝福されながら卒業する子どもたち、がんばれ!

 

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初めての虫垂炎

2013-03-20 22:28:43 | 感じたこと、思ったこと

3月13日から18日まで、虫垂炎の手術のため入院しました。

3月6日午後の会議中、お腹が突然爆発的に痛くなりました。

「痛い・・・・痛い…痛い・・・・なんでこんなに痛いんだろう?」

と前かがみになりながらも、会議で発言し続け、

会議後の研究紀要とじ込みのための作業も

「く、苦しい・・」

と思いながらしっかり参加。

その後、担任の先生との打ち合わせも行い、

さらに仕事を続け、6時過ぎに「もうだめだ、病院に行かないと・・・!」

と自転車に乗りました。

自宅近くの内科に行くつもりでしたが、あまりの痛さに、

学校の目の前にある救急病院の夜間外来窓口に飛び込みました。

名前や年齢、症状をたずねられ、

「すぐに看護士が来て対応しますから。」

と言われてまった挙句、

「今、急患で手が離せないので、他をあたってくださいとのことです。」

「・・・・・・・」

絶望的な気持ちになりながら、もともと行くつもりだった内科に、

受付時間ぎりぎりで到着。

虫垂炎が一番疑わしいけれど、血液検査は15分前で終了した、

とのことで、抗生剤をいただいて帰宅しました。

症状は幾分おさまり、翌日も「痛い・・・」と思いながら勤務して、

夕方今度は胃腸科クリニックへ。

腹部のレントゲンとエコーで調べていただいた結果、

やはり虫垂炎が怪しいけれど、抗生剤を服用したためか、

血液検査では数値が低く、確認できず。

金曜日に別の病院でCTの撮影の結果、やはり虫垂炎と判明。

卒業式までは何とか、とお医者さんにすがり、

とりあえず抗生剤の点滴で散らしてみることに。

週末も毎日点滴に通いました。

 

週が明けて、火曜日になっても微妙な痛みが消えず、

翌日手術を受けることになりました。

虫垂が厄介な場所に潜り込んでいたため、2時間ほどの手術に。

取り出した虫垂は、ものすご~く悪い虫の幼虫みたいな感じ。

「これは、とっちゃってよかったねぇ。」

とお医者さんがおっしゃいました。

術後は順調に回復し、3日目のお昼から食事の許可が出ました。

重湯とスープとプリンみたいなものと、アイスクリーム。

うれしかったなあ。

 

そして、18日、最後の昼食をいただいて、午後退院しました。

1週間の入院生活、いろいろなことを思いました。

思いのままに体や腕を動かすことのできるありがたさ。

好きなものを、好きなだけ食べることのできるしあわせ。

家族がそばにいる安心感。

そして、お医者さんや看護士さんの存在の心強さ。

 

何かと不安になったり、動いたつもりはないのに点滴が漏れたりして、

質問したり、お願いしたりするたび、

笑顔で、「そうですよね。」「大丈夫ですよ。」と対応してくださると、

心の底から安心して過ごすことができました。

二人部屋だったのですが、お隣が高齢の方で、カーテン越しに、

その方にそれは優しく語りかけながらお世話する様子が

伝わってきました。

保護者の方々と私たち教員の関係も同じだな、と感じました。

何か問題があってお話しする時、保護者の方は不安だったり、

時に情けなかったり、腹が立っていたり。

私たちは、まずは保護者の方の気持ちをしっかり受け止めなくては。

その上で、ていねいにK前向きに話し合い、

よりよい道を一緒に考えていくことが大切。

 

学校で緑のカーテンを始めて10年。

忙しく駆け抜けてきました。

こんなに体を休めたこともありませんでした。

これからは、体を大切に、家族との時間を大切に、

そして心身ともに充実した状態で仕事もしっかり。

そう心に誓いました。

 

学年末の大切な、そして忙しい時期にお休みしてしまったけれど、

明日はいくつかの学年の最後の授業と卒業式練習。

明後日の卒業式リハーサルと25日の卒業式に、

間に合ったことは幸いでした。

さあ、がんばらなくちゃ。

 

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東京新聞教育賞 今日の朝刊に

2013-03-06 21:41:07 | ひろがる緑のカーテン

今日の東京新聞朝刊に、実践報告の概要が紹介されました。

長い文章と、インタビューを、上手にまとめてくださるものだなあ、と感心。

もうすぐ卒業する6年生の子どもたちとのドラムサークルの写真もうれしかった。

実践報告全文はこちらからご覧いただけます。

何枚か、写真の画質が粗いのが残念。

何とかしたいと思っています。

受賞をたくさんの方々が一緒に喜んでくださることがまたうれしくて。

本当にありがとうございます。

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第15回東京新聞教育賞

2013-03-04 21:18:48 | ひろがる緑のカーテン

第15回東京新聞教育賞の授賞作が、

今日の東京新聞朝刊で発表されました。

「緑のカーテンとともに成長する子供たち」というタイトルで応募し、

選んでいただくことができました。

 

受賞者の紹介も掲載されていました。

 

三つの質問は、

①尊敬する人やその理由?

②教師になって良かったと思うことは?

③今の子どもたちの良いところは?

第2回の時に、金沢小学校での実践で受賞したこの賞。

その時は、当時の校長だった高山敦子先生に勧められての応募でした。

2003年に緑のカーテンを学校で始めて10年。

大きく広がったとはいえ、その価値がまだ十分に理解されていない今、

単なる栽培や装置でない、緑のカーテンの教育的価値を、

きちんと発信したいと願っての応募でした。

ともに歩んできた多くの方々、瞳を輝かせ、成長していった子どもたち、

みんなで積み重ねてきたことを認めていただいた気がして、

とてもうれしく思います。

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