今年最後の夕日

今日は一日家にいて、料理や掃除など、新年を迎える準備をしていました。
４時半ごろ主人に声をかけられて窓の外を見ると、
今年最後の夕日が沈むところでした。

すばらしかった今年一年への感謝と、
新しい年への願いを胸に、手を合わせました。

東京新聞の朝刊に「夕日にありがとう」という記事が出ていることに、
夜になって気づきました。

「新年といえば初日の出。だが、忘れてはいないだろうか。日の入りを。
　なぜ日本人の多くは元日に日の出を見ようと殺到するのに、
　沈む夕日に感謝を捧げないのだろうか。
　そう思って調べたら、夕日を見る人たちにたどり着いた。」

こんな文章で始まる記事でした。
同じ思いを持つ人たちがいるのだなあ、と心が温かくなりました。

もうすぐ新しい年がやってきます。
ありがとう２００７年。

みなさま、よいお年を。

夕暮れ

買い物から帰ってきて、窓の外を見た主人が、
「うわあっ、これはすごいよ！見てごらんよ！」

息をのむような美しい夕焼け空がありました。
昼間の突然の雨で、空気もすっかり洗い清められたようです。
空の色のグラデーションと、雲の微妙な色合いと、
そしてそこに浮かび上がる富士山のシルエット。

今年も静かに暮れていきます。
明日はいよいよ大晦日です。

迎春花④

エントランスのテラコッタの花もいくつか植え替えました。
ポインセチアのかわりに、葉ボタンや水仙、パンジーを加えました。

毎年この時期に行う迎春花の準備。
今年もみんな元気で、私の母も元気でこの日を迎えられたことを、
しあわせに思います。

迎春花③

これは苔松。

立派な松ぼっくりもついています。
時々霧吹きすることで、この美しい苔が生き生きするそうです。

迎春花②

これが蝋梅。
やさしく品のある、えもいわれぬ香りがします。

これから約１ヶ月、ロビーを通るたびに、この香りに包まれて、
しあわせな気持ちになります。

迎春花①

マンションのロビーに、新年を迎えるための花の生け込みをしました。
ここに入居して以来毎年、私の母に生けてもらっています。

グリーンクラブのメンバーでお手伝い。
今年は、苔松、蛇の目松、苔梅、蝋梅、千両、金銀柳、金柑です。

２時間ほどかけて完成。
ロビーに新しい年を迎える準備ができました。

すばらしき書の世界⑦

手前から
「継続する！」
「響」
「不撓不屈」
「土 雨 緑」
「ありがとう」

下にちょっと見えるのは、
「一期一会」
「静謐」
「思想」

新しい年に向けて、すばらしいプレゼントをいただきました。

すばらしき書の世界⑥

墨が乾くまで、応援団長のお宅の玄関に書を広げました。
２階の廊下から見下ろしてみると、
ちょっとしたギャラリーです。

階段の下では、娘が携帯で撮影しています。

その向こうにある大きなガラスは、玄関を入ると真っ正面にあります。
見事な月が、空に浮かんでいました。

すばらしき書の世界⑤

ある方のリクエストは「ありがとう」

この方は、いつも人のために労を惜しまず動く方です。
その人がらに魅せられて、たくさんのすばらしい方々が集まってきます。

「ありがとう」と言いたいのは私たちの方なのに、
この言葉を選ぶところが、この方のすばらしいところです。

すばらしき書の世界④

「緑」の最後の一筆が、思いがけない動きを・・・・。

なんとｍａｋｉさんは、最後に細い線で葉っぱを書きました。
なんてすてきな「緑」でしょう！

ある方が「どの部分で、その葉っぱを思いついたのですか？」
とたずねると、
「ここのあたりで・・・」
「緑」の右上の部分を書いている時に思いついたそうです。

筆をすべらせながら、さらにイメージをふくらませていく、
このすばらしいアートの世界・・・！