緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

緑のカーテン・作り方のポイント①ネットの張り方

2014-04-27 17:49:09 | 緑のカーテン作り方のポイント

いよいよ、ゴールデンウィークに突入。

緑のカーテンの準備に最適な季節がやってきました。

毎年お伝えしていることですが、緑のカーテンが成功するか否かは、

スタート時の準備にかかっています。

繰り返しになりますが、大切なポイントをお知らせしていきますね。

 

まずはネットの張り方。

基本は、網目が10センチ程度のネットを、

上下それぞれに支柱を通して安定させ、しっかり固定。

植物は、安定を感じると安心して子蔓、孫蔓を出しますが、

ネットがゆらゆら揺れて不安定だと、茂りません。

 

昨年、大規模修繕があったため、我が家のベランダのネットも全て撤収しました。

春を迎え、床にエスウッドを敷きなおし、プランター類を少しずつ戻し、

先日、ネットも張りなおしました。

我が家のベランダには花台があって、そこに緑のカーテン用の枠があるのですが、

この枠にネットを張る際、ネットの上端に支柱を通し、

その支柱を枠にしっかり固定しています。

ネットの下端も同様に支柱を通して、枠に固定。

 

 

花台以外の場所には、天井のフックを使ってネットを張りますが、

ネットに通した支柱をフックに直接固定するのでなく、

支柱に結びつけたロープをフックに通すことによって、

上げ下げ可能な緑のカーテンとなります。

 

ネット上部の支柱を結んだロープをフックの輪に通す、とはこんな感じ。

とはいえ、ベランダは共用部で勝手にフックはつけられないなあ、

という方にお勧めなのが、洗濯物干し用スタンド。

突っ張り棒の上下を説明書と逆にすることにより、

さお受けを高い位置に上げることができます。

これがポイント。

さらに、さお受けの穴に支柱を通すのでなく、

ネット上部を通した支柱に結んだ紐を通すことにより、

ほら、このように上げ下げ可能になるのです。

紐は長めにとり、普段はベランダの手すりなどに結んでおきます。

もちろん、ネットの下の部分にも支柱を通し、

こちらは突っ張り棒にしっかり固定。

 

もう一つ大切なのが、ネットとプランターの位置関係。

ネットの外側にプランターがあると、

このように土に日差しがいつも当たります。

土の温度が上昇し、水もすぐに蒸発してしまい、

植物にとっては大きなストレスです。

ネットの内側にプランターがあれば、

土に日が当たることもなく、しかも植物は、

のびのびと太陽に向かって伸びていくことができます。

さらに、ネットと建物の間に空間があることで、

室内の涼しさもぐっと増すのです。

 

もうひとつ、和室前の窓辺にもネット張りの途中です。

まずは縦に突っ張り棒。

そして、横にも支柱を固定して、枠を作ったところです。

ここに、この枠に、上端と下端に支柱を通したネットを張る予定。

このスペースには、ロイヤルジャスミンを植えたいと考えています。

 

今はまだ、こんな感じのベランダですが、

夏には、こんな空間に。

そうそう、もうひとつ、我が家の「こだわり」はネットの色。

建物がブラウン系の色なので、茶色のネットを使っています。

小池百合子さんは、ご自宅の色に合わせて白いネットを

選んでいらっしゃいました。

葉が茂ってしまえば、ネットの色は関係なくなりますが、

そんなところにもちょっとこだわってみると、

より満足度の高い緑のカーテンになるかも。 

 

とても大切なネットの張り方。

今ががんばりどきです。

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