緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

さよなら、高五だファミリア①

2011-11-23 19:03:22 | 感じたこと、思ったこと

22日(火)6時間目、体育館に6年生がやってきました。

「高五だファミリア」を解体するのです。

 

惚れ惚れするようなこの姿とも、もうすぐお別れ。

 

ギャラリーの子どもたちが、ロープをゆるめてスタンバイ。

 

さあ、いよいよ降ろしていきます。

 

少しずつ、

 

もうちょっと下げて、

 

まずは、ここまで!

 

フロアにいた子どもたちがかけよって、

 

スズランテープを切り始めました。

 

チョキチョキ、チョキチョキ、

 

ひたすらチョキチョキ。

 

足元には、かさ袋のおもりが落ちていきます。

 

切り落としたスズランテープとおもりを木枠の外に持っていって、

 

かさ袋の中身の発泡スチロール梱包剤を取り出します。

あれよ、あれよという間に作業は進んでいきました。

 

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さよなら、高五だファミリア②

2011-11-23 19:02:57 | 学校

再び、ギャラリーの子どもたちがロープをゆるめていきます。

 

おっとっと、ロープが引っかかってしまった場所があるようです。

 

もう大丈夫、降ろしていいよ~!

 

とうとうフロアに着地。

さて、次の作業は・・・・・・・

 

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さよなら、高五だファミリア③

2011-11-23 19:02:35 | 学校

床に降ろした木枠。

最初の作業で張りめぐらしたスズランテープを切っていきます。 

 

スズランテープの海で泳いでいるみたい。 

 

とにかく切って、切って、 

 

木枠からはずして、 

 

元気いっぱい作業する子どもたち。 

 

あっという間にスズランテープが取り去られていきます。

 

かさ袋からおもりを出して、 

 

拾い集めて、 

 

大きな袋にまとめて。 

 

猛スピードで作業は進み、 

 

木枠から全てのスズランテープがはずされました。 

 

木枠に結んであったロープもほどかれて、 

 

作業は完了。

ちょっと遅くなってしまったので、子どもたちの作業はここまで。

先生たちは、ロープをまとめています。 

 

「天才」図工の先生から、最後のお話。

このあと、がんばった子どもたちと「天才」図工の先生に、

他の先生たちから大きな拍手。 

 

子どもたちを帰したあと、先生たちがていねいにお掃除。

たくさんの道具や材料はまとめて舞台の上に置きました。 

 

最後までお掃除をがんばって、引き上げる低学年の先生たち。 

 

展覧会の撤収完了。

燃え尽きた「天才」図工の先生。

でも、いい笑顔です。 

「さびしくなっちゃったね。」

「普通の体育館に戻っちゃったね。」

とみんなで言いながらも、 展覧会が無事終了したことへの安堵と、

すばらしい展覧会の感動の余韻を胸に、

体育館をあとにしました。

 

子どもたちも、私たちも、みんな本当にがんばりました。

 

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もう一度、高五だファミリア

2011-11-23 19:02:12 | 学校

11月4日に体育館に出現、22日にその姿を消した「高五だファミリア」。

ダイナミック、それでいて、静かな迫力のある作品でした。

繊細にして、荘厳。

見るものの心を打つその姿。

 

 

 

 

 

 

こんなにも心に余韻の残る作品に出会えたことをしあわせに思います。

 

外尾さんが「サグラダファミリアで鳴らしたいのはこの音なんです。」

とおっしゃったトーンチャイム。

記憶の中の「高五だファミリア」の姿と、

子どもたちに語りかけてくださった外尾さんの言葉と、

大きな大きな感動と。

この楽器の音色を聞くたび、きっと胸によみがえると思います。

 

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夢のあと

2011-11-23 19:00:47 | 学校

展覧会を終えて、昨日は体育館の後片付け。

2年生の「かさのメリー」も取り外されました。 

 

ロープを緩めて、少しずつ降ろして、

 

かさを取り外していきます。

 

あげるときは楽しいけれど、降ろすのはちょっとさびしい・・・。

 

5年生の「ヘイ、のってかない?!」もご覧のありさま。

さびしさいっぱいで写真を撮る私とは正反対で、

子どもたちは、楽しそうに片づけをしています。

そこがきっと子どものよいところなんだなあ。 

 

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外尾悦郎さんが!!!

2011-11-20 19:38:49 | 学校

展覧会二日目の19日、信じられないお客さまをお迎えしました。

サグラダファミリア専任彫刻家、外尾悦郎さんです!

ご連絡をいただいて、職員室は大パニック!

約束どおり、11時ごろにお見えになり、

まずは校長、副校長と記念撮影。

 

体育館にご案内して「天才」図工の先生の解説で

作品をご覧になりました。

 

タカゴダファミリアを見上げる外尾さん。

夢のような、信じられない光景です・・・・・・・。

 

ちょうどその時体育館では2年生の子どもたちによる

「展覧会の音楽」の演奏が始まりました。

外尾さんはだれよりも大きな拍手を贈ってくださったそうです。

この演奏で子どもたちが使っていたトーンチャイムに、

大きな関心を示されました。

「サグラダファミリアで鳴らしたいのはこの音なんです。」

 

本当は、作品のそばで子どもたちとの対面を、と考えていたのですが、

あまりに来場者が多く、落ち着いてお話をうかがうのは難しい状況。

そこで音楽室に5・6年生の子どもたちを集めました。

外尾さんが音楽室に入ってこられると、子どもたちは、

「・・・・・・・・・・・?!」

「さて、この方はどなたでしょう?」

「・・・・外尾さん?」

「そう、サグラダファミリア専任彫刻家の、外尾悦郎さんです♪」

驚いて声も出ない子、「きゃ~!」と声をあげる子、

反応はさまざまですがとにかくみんなびっくり!」

 

スペインに暮らして気づいたこと、

なぜ、サグラダファミリアで働くことになったのか、

ガウディが職人さんをやる気にさせる天才だったこと、

ガウディと同じ方向を見ようとしながらお仕事なさっていることなど、

外尾さんは子どもたちに心をこめてお話してくださいました。

子どもたちは、今まで見たこともないような真剣な表情で、

外尾さんのお話に聞き入っていました。

「世界にはさまざまな人種がいて、さまざまな人たちがいて。

 だから日本人と同じように考える人ばかりではない。

 それはとても大切なこと」

「同じ人は絶対生まれてこない。

 過去も未来も、君と同じ人はいない。

 世界で唯一というより、宇宙で唯一の存在。」

「いろんなことをした人ほど、いろんなことが勉強になって、

 身について、全部が役に立つ。」

「これからもあんな元気のいいものをずっとずっと作ってください。

 そしたら、僕がつくっているサグラダファミリアと

 同じ意味が出てきます。」

 

外尾さんが「何か質問ありますか?」と問いかけたとき、

すぐには手が挙がりませんでした。

そんな子どもたちに、外尾さんは、

 「『学問』とは『問うを学ぶ』こと。

 『何でだろう?』『どうしてだろう?』と浮かんだことを、

 自分でどんどん探していったら、どんどん大きくなる。」

「『なんか、わからないなあ・・・・』と悩むくらいに思った人はね、

 そのときにもう大きくなってるの。」

すると子どもたちの手が挙がりました。

「 勇気を出して。

 ちっちゃな勇気がね、

 明日の自分を大きく育ててくれる。

 ちっちゃな勇気でいい。大きな勇気はそんなにいらない。

 ちっちゃなちっちゃな勇気を毎日、自分の心の中に

 いつも持ってください。

 また会いましょう。元気でね。ありがとう!」

 

感謝の気持ちをこめて、5・6年生全員で、

「MIDORI~繋がる輪~」を歌ってプレゼントしました。

 

子どもたちと別れて校長室に戻ると、

外尾さんは私が用意した外尾さんのご著書

「バルセロナにおいでよ」にサインをしてくださいました。

インターネットで注文していた「サグラダ・ファミリア ガウディとの対話」が

まだ届いていなくて本当に残念。

でも、このサインをいただいた本は、最高のたからものになりました。

 

「チームガウディ」のひとり、4年生担任の先生も、

サインをいただいて感激の記念撮影。

 

6年生担任のこの先生は、なんと外尾さんと同じ高校出身。

周年行事の際発行された記念誌に、

外尾さんが作られた中庭の写真が。

そのときの外尾さんのご講演の記録も載せられていました。

 

とてもうれしいパチリ!

 

そして「天才」図工の先生は、色紙にサインをいただきました。

 

外尾さんから「がんばってください!」と力強い激励の握手。

 

天にも昇る気持ちです。

 

「MIDORI」の楽譜を受け取ってくださった外尾さんは、

「サインしてもらわなくちゃ!はい、ここにね!」

ものすごく緊張しながら、なんとかサインさせていただきました。

 

最後に記念撮影。

カメラを構えた人が「アントニ」と言ったら、

撮影される人は「ガウディ!」と言うのがポイント。

こんな幸せなことがあるなんて・・・・・・。

外尾さんは給食もご一緒してくださり、

お忙しい中2時間半の滞在の後、

お帰りになりました。

 

外尾さんのお話は、深くて、あたたかくて、

静かな情熱にあふれていて、

子どもたちの心にすうっと入っていくのが、

かたわらで見ていて感じられました。

お話すればするほど、そのお人柄に心惹かれる、

そんな方でした。

 

「タカゴダファミリア」が完成したとき私は、

この取り組みを外尾さんに知っていただきたい、

子どもたちの姿を見ていただきたい、

こんなすばらしい「天才」図工の先生がいることをお伝えしたい、

という思いでいっぱいになりました。

心をこめてブログを書くことによって、

いつの日か外尾さんの目に触れることがあるかもしれない、

そう願って、取り組みの一部始終をブログにまとめました。

そのブログを見て思いを感じてくださった方のおかげで、

外尾さんに見ていただくことができただけでなく、

実際に展覧会に足を運んでくださったのです。

 

バルセロナでサグラダファミリアを訪れて以来、

外尾さんは憧れの方であり、

日本人として誇りに思う存在でした。

その外尾さんにお目にかかれたこと、

子どもたちと対面していただけたこと、

あのときの子どもたちの瞳の輝き、

「天才」図工の先生の努力をねぎらっていただけたこと。

今も、大きな大きな感動の中にいます。

 

「思う」こと。

そして、その思いをかなえたいと心から願うこと。

そのためにどんなに小さくても一歩踏み出してみること。

それが大切なのだと、あらためて感じました。

 

お忙しい中子どもたちのためにおいでくださった外尾さんと、

私たちの思いを外尾さんにつないでくださった方々に、

感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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いよいよ展覧会

2011-11-17 22:21:01 | 学校

明日18日(金)と明後日19日(土)は待ちに待った展覧会です。

今週は、毎日放課後に体育館で準備を行いました。

まずは、机や山台をフロアに出して並べます。

 

2年生の作品「かさのメリー」の取り付け中。

ロープがぐるぐるよじれてしまったので、スキップで反対回りをし、

よじれをなおすかわいい2年生担任。

 

よじれのなおったロープをぐいっとひっぱり上げ、

 

ギャラリーにいる先生にロープの先端を投げ渡し、無事固定しました。

 

こちらは5年生の共同作品。

大きな車をロープで吊り上げて固定しています。

 

ふと見ると、別の車の前で素振りに励む6年生担任の姿が・・・。

 

そこに「ちょっと待って!」と嬉しそうに駆け寄った副校長先生。

「やられた~!!!」

 

そこに「ちょっと待った!」と駆け寄る3年生の担任。

なんでしょう、この楽しそうなこと。

 

先端にドリルのついた車に乗って、

これまた楽しそうに手を振る「天才」図工の先生。

 

みんな、決して遊んでいるわけではありません。

ちゃんと作業は進めています。

今度の作業は・・・・・

 

「天才」図工の先生考案の「高いところにロープを通す機」に、

ロープをぐるぐる巻きにしたボールを慎重にのせて、

 

脚立の上に立った「前世は鳶」の担任に渡し、

 

旗ざおをどんどん、どんどん伸ばして、

 

天井の梁に通して、

 

「あらよっ!」とボールを落とせば、

 

見事にロープが天井の梁を通りました。

みんなでやんややんやの大喝采。

 

そのロープを車に取り付けて、固定したら、

 

やっぱり乗ってみないとね。

 

試乗中の男性教員を横目で見ながら、

女性陣は机や卓球台をカバーする布の選定中。

 

そうそう、オープンカーも忘れちゃいけない。

 

5年生の共同作品、ついに設置完了。

 

机に布張り作業。

 

「天才」図工の先生は、なにやら木枠を組み立てています。

 

出来上がった木枠に、みんなですずらんテープを張りめぐらせ、

 

壁に取り付けます。

さて、これは何のためなのでしょう?

 

家庭科の作品コーナー。

 

こちらは、3年生の立体作品。

先ほど取り付けた木枠には、何かがぶら下がっています。

 

5年生の「カラフルドラゴン

 

2年生の立体作品。

 

4年生の立体作品。

 

6年生の担任が、平面作品を張り合わせ中。

これがまた、なかなか大変な作業なのです。

 

1年生の作品「ようこそ隊」

 

2年生の立体と平面作品、そして、かさのメリー。

 

これは、3年生の平面作品。

すてきでしょう?

 

4年生の共同作品。

この状態ではよくわかりませんが、

あっと驚く幻想的な世界を作り出します。

 

見上げれば「高五だファミリア

 

さあ、いよいよ展覧会の始まりです。

二日間とも午前9時から午後4時半まで。

どなたでもご覧いただけます。

子どもたちによる、すてきなBGMの生演奏も行います。

ぜひお立ち寄りください。

楽しみだ~っ♪

 

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サグラダ・ファミリア ガウディとの対話

2011-11-13 14:36:40 | うれしい出来事

2008年、何も知らずに訪れたバルセロナで出会って以来、

私はガウディのとりこになりました。

それよりずっと以前からガウディに魅せられていた「天才」図工の先生と、

私の話を聞いてバルセロナを訪れ、

やはりガウディ大好きになった担任の先生と、

いつも3人でガウディについて、バルセロナについて、

憧れを込めて語りあっています。

 

そんな私たちに、うれしいお知らせが!

サグラダファミリアの主任彫刻家 外尾悦郎さんの著書、

サグラダ・ファミリア ガウディとの対話」が出版されるのです!

ガウディの壮大な構想、図面のないまま彫刻に挑む産みの苦しみと喜び。

それらを200以上のカラー写真を用いて、

通常は見られない細部まで詳しく解説なさっているそうです。

さっそくインターネットで予約しました。

外尾さんのfacebookはこちら

サグラダファミリアでのお仕事の様子、ガウディについて、

バルセロナでの生活などが、奥深く生き生きと伝わってきます。

 

展覧会のための作品「高五だファミリア」と「カラフルドラゴン」で、

久しぶりにガウディ魂に火のついた私たち。

17日の出版が待ち遠しくてたまりません!

 

 

 

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もうすぐ展覧会③

2011-11-12 10:55:39 | 学校

5年生がつくっているのは「カラフルドラゴン」

この感じ、どこかで見たような・・・・・

 

そうです!

ガウディが手がけたバルセロナの「グエル公園」。

 

そのシンボルでもある、人気者のトカゲくんからイメージを得て、

5年生がつくっているのです。

 

新聞紙を丸めて体をつくり、ガムテープで固定。

その上から紙粘土を塗って白くします。

ダンボールにさまざまな色を塗って乾かし、

細かく刻んでタイル状に。

それをドラゴンに貼り付けていくのです。

中には「ガウディの弟子になれるね!」と言いたくなるほど

それはすばらしい仕事ぶりの子も。

ご覧ください、この魅力的なドラゴンたち!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きさも、形も、表情も、もちろん色もさまざまなドラゴンたち。

完成して体育館に運ばれるまで、図書準備室で待機中。

 

 

 

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もうすぐ展覧会②

2011-11-12 10:43:54 | 学校

図工室に行ってみると、カラフルな人形がお出迎え。

 

これも、展覧会で展示される作品です。

動きに楽しい秘密があるようです。

 

蛍光紙でつくられた不思議な動物たち。

 

図工準備室にはこれまたかわいい人形たち。

 

体育館で、お客さまをお出迎えするのでしょうか?

う~ん、かわいいぞ~!

 

図工室では6年生の授業中。

「天才」図工の先生の説明を聞いて作業が始まると・・・・

 

画板の上には次々におもしろい顔が出現!

顔の素材は全て図工室にあるもの。

好きなものを選んで、顔にしていきます。

さて、この顔をどうする?

 

カメラの三脚の脚を床にしっかり固定して、

 

まずは1枚、ぱちり。

 

顔をちょっとだけ変化させて、

 

また、ぱちり。

 

廊下で、図工室で、同じ作業が行われています。

さてさて、どんな作品になると思いますか?

 

 

 

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