緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

みどりのカーテン実践交流会 in 福知山

2010-09-23 10:34:50 | ひろがる緑のカーテン
9月18日、京都府福知山市厚生会館で開催された
緑のカーテン実践交流会」にうかがってきました。

福知山駅の改札階に降りてパッと目についたのが、
ガラスの窓一面に広がるゴーヤーのカーテン。
私と同じようにホーム階から降りてきて、
「あれ、なんだろ?ゴーヤー?いいねえ。」
と語り合っている方がいました。


会場に到着。


主催は京都府地球温暖化防止活動推進センター。
そして福知山環境会議が共催です。
これは、イベントの際使われるプラカード。
手作りのゴーヤー先生のぬいぐるみがかわいい。
ゴーヤー先生って?


ロビーでは、福知山市連合婦人会の方々による、
ゴーヤーレシピの試食コーナーも。
いきいき活動している方々は、やっぱり笑顔がすてきです。
ゴーヤーカレーが美味しかった!


京都府での実践報告をとても楽しみにしていました。


司会はセンターの木原さん。
2007年3月に緑のカーテンの学習会にあたり
声をかけてくださった方です。
なかなかの名司会でした。


来賓挨拶は、福知山市長松山正治さん。
前日の議会で「実施率日本一」を宣言されたばかり。
ご自宅でも自ら緑のカーテンに取り組んでいらっしゃいます。
交流会の前にお話をうかがいましたが、
実施している学校に出向き、
植物の生長が思わしくない原因も、
プランターが小さすぎる、など分析なさる市長さんは、
滅多にいらっしゃらないなあ、と感激しました。


「子どもの笑顔から広がった緑のカーテン」
八幡市環境市民ネット会員の原田守さん。
緑のカーテンを市民に広げる活動をなさっています。
気負わず、穏やかに語られましたが、
緑のカーテンづくりのポイント満載の
すばらしいお話でした。
「やっぱり!」と思ったのは、
「緑のカーテンを作ったら、家族の会話が増えた」
という声をよく聞く、ということ。
涼しさだけでなく、人と人との繋がりも深めてくれる
緑のカーテンの効果を再確認しました。


「みどりのカーテン日本一をめざして」
福知山環境会議会員 谷口真奈美さん。
谷口さんは(株)エスペックの環境管理部でのお仕事から、
緑のカーテンに深く関わり、持ち前の行動力で、
たくさんの人を楽しく巻き込んで、
緑のカーテンの輪を広げていらっしゃいます。
行政、企業、NPO、市民の連携はなかなか難しいのですが、
福知山市では真の「協働」が行われています。


私は学校での緑のカーテンの取り組みと、
その教育的効果についてお話ししました。


休憩を挟んで、情報交流会。
会場の方からの質問もあり、よい情報交換ができました。


福知山環境会議からのメッセージ。
代表の田倉徹也さんが、
今後の展開について力強く語られました。


そしてエンディングは、歌とダンス。
ゴーヤ先生」の登場です。


ゴーヤキャンディーズも加わり、ダンスが始まりました。


一番手前で踊っているキュートな女性は、
先ほどきりっとしたスーツ姿で発表した谷口さん。
この日初参加の市役所職員の女性も加わって、
ゆるゆる不思議な心地よさのダンスです。


来場者も踊る。


スタッフも踊る。


緑のカーテン応援団谷田副理事長も踊る。


今回、唯一学校から参加してくださったお二人。
日新中学校の吉田武彦先生と、中学3年生の少年。
吉田先生は以前勤務していた東綾中格好での実践を、
「水源の里 綾部で文化を紡ぐ」
という本にまとめていらっしゃいます。
これからじっくり読ませていただきますが、
地域の担い手を育てる学校、という視点で、
さまざまな実践をなさっています。
今回一緒に参加してくれた生徒さんも、
きっと立派に成長するんだろうなあ、
と今後が楽しみな少年でした。


なんとか役目を果たし、ほっとして戻った福知山駅。
立派な緑のカーテンを外側から見学。
この緑のカーテンは、駅職員の方の希望で、
福知山環境会議の協力のもと作られたとのこと。

福知山市で、京都府内で、
緑のカーテンがますます楽しく広がりそうな予感を胸に、
福知山駅をあとにしました。





コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏最後の日?

2010-09-12 17:30:04 | わが家
酷暑を耐え抜き、なんとかがんばっているわが家の緑たち。
例年にくらべると隙間が多いものの、
やはりあるとないとでは大違い。
ベランダの空間を涼しくしてくれています。


マスカットベリーAの実も、立派に色づきました。


今日は、NHK出版の取材があり、
カメラマンさんにお願いして、
わが家のカメラで主人と二人撮影していただきました。

「マンションとは思えないですね~!」
と言いながらシャッターを押してくださったカメラマンさん。
さすが、プロが撮影した写真は違います。
年賀状の写真は、これに決定!

予報によれば、暑さは今日までとか。
本当に暑い夏でした。
緑たちも、子どもたちも、みんながんばった!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温度測定

2010-09-12 17:08:59 | 学校
10日(金)の午後、温度測定を行いました。
いつもなら、もっと早い時期に測定するのですが、
今年の暑さはあまりに過酷だったため、
子どもたちの健康を考えて、猛暑日でない日を待ちました。


まずは、緑のカーテンの内側地面の表面温度を測定。




気温も測定。


次に緑のカーテンのない部分を測定。
地面の表面温度は52℃でした。(写真が撮れなかった!)


日の当たる部分と、緑のカーテンの内側の葉の表面温度。


今度は、校庭の地面の表面温度。
台風の影響でたっぷり降った雨を含んだ土は、
比較的低い温度でした。


校庭の真ん中で体をセンサーにして熱を感じた後、
木の下に入って、熱が来る方向を感じます。


それから、緑のカーテンの内側に入って、
涼しさを体感。暑さがどこからも攻めてきません。
やっぱり涼しいなあ。


最後に、(株)リブランの田代さんに、
サーモカメラの画像を見せていただきます。


「あっちをうつしてください。」
「どこが一番熱いのかな?」
田代さんは子どもたちの声に応えて、
いろいろな場所にカメラを向けてくださいました。


校舎は真っ赤ですが、緑のカーテンは涼しげな青。
大きな滝のようです。


全てを終えた班は、日かげに入って感想をまとめます。


最後に田代さんからお話をいただいて、授業は終了。
超多忙にもかかわらず、暑い中協力してくださった田代さん、
ありがとうございました。


16日には、東京都市大学の宿谷先生の授業があります。
今日測定した結果と、体感した熱環境について、
その謎が解き明かされます。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NEWS ZERO

2010-09-03 18:46:58 | ひろがる緑のカーテン
一昨日(9月1日)の午後2時ごろ電話が入り、
日テレの「NEWS ZERO」の取材を受けることになりました。
撮影隊が到着したのが3時ごろ。
今までで一番突然の取材でした。

子どもたちが植物のお手入れをしているところを撮影してから、
インタビュー。


場所を変えて、再びインタビュー。

今回は、たまたま運動会で赤白それぞれの応援団長だった
男の子と女の子のインタビューが放送されました。

子どもたちの撮影を終えて、テレビ局の方から子どもたちに
激励のメッセージ。
「みなさんが頑張って緑のカーテンを作っている事を、
 NEWS ZEROも知っています。
 これからも応援しているのでがんばってください!」
「おおっ!」とどよめき喜ぶ子どもたちでした。

オンエアは、取材当日の夜。
急な事でお知らせもできませんでした。
嵐ファンの多い高五小。
6年生の子どもたちからも、他の学年の子どもたちからも、
「月曜日なら翔くんがいたのに~!」
というつぶやきが溜息とともに聞かれました。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする