緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

我が家も準備完了!

2014-05-11 17:45:15 | わが家

マンションの大規模修繕で全てのネットを撤収したため、

今年の緑のカーテンはネットも張りなおしました。

西日も防ぐために、南側のベランダから西側のルーフバルコニーに続く

「緑の屋根」の部分もしっかりネット張り。

支柱を使って、垂直より少し内側に傾くようにしました。

こうすることで、花がらや実が下に落下するのを防ぎます。

和室の壁にあたるこの部分にも緑のカーテン。

ここは、たくましい琉球アサガオくんに託します。

西日が強烈に差し込むスペースは、木製の花台を使って、

高い位置からのスタート。

こうすると、カーテンの完成も早まります。

この場所も、他には影響がないので、琉球アサガオくんにお願い。

 

南側ベランダの花台には、大きなプランターを置いて、

キワーノとパッションフルーツを植えてみました。

キワーノは初挑戦なので、楽しみです。

 

ゴーヤーとブドウの間に、オキナワスズメウリくん。

あの小さな実のかわいさがたまりません。

 

これも初挑戦。

ニームオイルの原料となる、インドセンダンの木。

この木があると害虫よけになる、とのことなので、期待を込めて。

といっても、この大きさでは、今年の効果はそれほどでもないかも。

マンデビラやロイヤルジャスミンなど、まだ手に入れていない植物もありますが、

とりあえず今年の我が家の緑のカーテン、スタートしました。

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緑のカーテン・作り方のポイント④苗の植え方

2014-05-11 17:31:18 | 緑のカーテン作り方のポイント

土作り・ネット張りも完了、植える植物を手に入れたら、

いよいよ苗を植えつけます。

我が家のメインの緑のカーテンは、ゴーヤーくん。

アバシゴーヤーとさつま大長レイシの2種類にしました。

 

土が乾いている場合は、たっぷり水を含ませてから、

土に、苗の入ったポットと同じくらいの穴をあけて、

苗の根元を人差し指と中指でやさしくはさんで、

ポットをそ~っとさかさにして、

土を崩さないように、苗を取り出し、

決して土を崩さないように向きを変えて、

穴にそっとおろして、

穴と苗の間の隙間を埋めて、

最後にやさしくまわりを押さえて、苗の植え付け完了。

植えてすぐは、水を吸う力が弱いので、水やりも忘れず。

 

たくさん茂ってほしいからと、苗をたくさん植えてしまうと、

土の中の限られた水や栄養を奪い合うことになり、

一つ一つの苗が大きく育ちません。

どんなに大きなプランターでも、苗は2株まで

これも大切なポイントです。

 

さあ、いよいよ緑のカーテンのスタートです。

毎日の生長を楽しく見守っていきましょう。

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緑のカーテン・作り方のポイント③植物の選び方

2014-05-11 16:18:11 | 緑のカーテン作り方のポイント

先週、自転車でホームセンターに行き、

緑のカーテンに使えそうな植物の苗あれこれを見てきました。

土作りとネットの準備がすんだら、いよいよ苗の植え付け。

どんな植物を選ぶかも、涼しい緑のカーテンづくりのための大切なポイントです。

 

高島第五小学校のように、建物の4階まで届くような

大きな緑のカーテンをつくるのであれば、

植物はヘチマしかありません。

しかし、それほど大きなカーテンにする必要がないのなら、

ヘチマは選ばないほうがよいと思います。

どんどん上に伸びようとする蔓を切って管理するのが大変です。

 

我が家のように、マンションのベランダや、一戸建ての2階程度までなら、

やはり一番人気は、よく葉が茂り、収穫も楽しめるゴーヤーです。

 

そのほかに、比較的育てやすいのは、

①オキナワスズメウリ

葉がもりもり茂り、食べられないけれどかわいい実がたくさんつきます。

②パッションフルーツ

葉がたくましく茂り、甘酸っぱくておいしい実が収穫できます。

私の経験では、赤い実がなる種類のほうが緑のカーテン向きです。

③マンデビラ

さまざまな名前がついていますが、葉が色濃く、

美しい花を次々に咲かせてくれます。

④フウセンカズラ

葉っぱが小さいのですが、そこがまた涼しげで、

風船のようなかわいい実も人気です。

小さめの緑のカーテンならよいかも。

⑤アサガオ

園芸店でも、実にたくさんの種類のアサガオが売られています。

アサガオの場合、東や西に面した緑のカーテンで成功例が多いようです。

南面のカーテンにアサガオだけだと、なかなかカーテンにならないかも。

また、西洋アサガオは丈夫でよく咲く、と言われますが、

比較的夏の暑さに弱く、うまく育てられないという話もよく聞きます。

 

これは、琉球アサガオのみごとなカーテン。

ケープタウンブルーや、オーシャンブルーなどの名前で売られています。

とにかく、たくましさにかけてはナンバーワンのアサガオですが、

種のできない宿根性で、どんどん周囲に蔓を伸ばして繁茂するため、

勝手に広がらないように蔓の管理をしなくてはなりません。

生態系への影響も懸念される植物なので、十分ご注意を。

 

⑥我が家で初挑戦する植物

なかなかよい、と聞いていたので、

今年は、この2種類の植物も植えてみます。

キワーノ

アサリナ

 

⑦緑のカーテンとして、お勧めしない植物あれこれ

緑のカーテンは、葉が長い期間よく茂ることが、何より大切。

その視点で見たとき、お勧めできない植物があります。

 

最初はよく葉が茂りますが、枯れていく時期も早く、

夏の暑い盛りには、ほとんど頼りにならない植物たちです。

キュウリ

どうしても植えたい場合は、カボチャと接木した苗を選びましょう。

うどん粉病にかかりにくいです。

ヒョウタン

これも、キュウリ同様、はじめはぐんぐん育ちますが、

真夏には、かわいい実がぶら下がっているものの、

葉はほとんど残っていないケースが多い植物です。

☆ホームセンターで見かけた、実を楽しむ植物たち

もちろん、実の収穫を楽しむのなら、すてきな植物たちです。

緑のカーテンの素材としてでなく、目的を実の収穫にしぼるならOK。

 

もうひとつ、大切なポイント。

ウリ科の植物は、混植(一緒に植えること)を嫌います。

ですから、いくつかの種類の植物を植える場合は、

地植えの場合は少し場所を離すとか、

それぞれ違うプランターに植えるなどの、配慮をお忘れなく。

 

緑のカーテンに関する書籍がたくさん出版されていて、

上記の植物も紹介されている場合が多いのですが、

「これ、緑のカーテンに向いてるかな?」と思ったときは、

その植物でつくったすてきな緑のカーテンの写真があるかどうか、

そこに注目してみてください。

また、畑では真夏ももりもりの写真が掲載されているけれど、

ベランダで、プランター栽培での写真がないとすれば、

まだ実績がない、と私は判断しています。

 

今現在、手に入る植物の中でご紹介してみました。

途中から路線変更は難しい緑のカーテン。

植物の選び方も、楽しく悩んでみてください。

 

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