緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

8月の終わり

2010-08-31 18:18:22 | わが家
とうとう8月も終わりです。
テレビのニュースでは、
「夏休み最終日の今日・・・」
というコメントが流れ続けていますが、
どっこい夏休みはとっくに終わっています。

忙しい夏でした。
わが家の緑たちを丁寧にお世話したり、
写真をこまめに撮ったり、
夕暮れにルーフバルコニーでビールを飲んだり、
ゴーヤーを使ったレシピをあれこれ試したり・・・
どれもできなかった~っ!

充実していたけれど、残念さも残る夏でした。

マスカットベリーAの実は、こんなに色づいて、
1粒つまんでみるとなかなかのおいしさです。


もう一房はこちら。
剪定の時期が遅れたことなど、
これまた反省点の多いブドウのカーテンでしたが、
二房とはいえ昨年までとくらべると、
はるかに立派な実がつきました。


今年の夏、気付いたことがいくつもありました。
来年の緑のカーテンづくりに向けて、
秋冬の間に、きっときっと作戦を進めなければ。

もう少し涼しくなったら、
改善点をまとめてお伝えしようと思います。

学校の緑のカーテン大作戦では、
これから温度測定、東京都市大学宿谷先生の授業、
さらに「土で絵を描こう」や温暖化について学ぶ授業も。
一夏がんばって植物のお世話をした子どもたちに、
たっぷり学んでもらいます。
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8月20日

2010-08-22 09:30:22 | 学校
夏休みもあとわずか。

6年生の当番はもちろん、当番でない子どもたち、
サポーターズの方々、日直の先生、
それに通りすがりの中学生にも応援され、
学校の緑のカーテンは、元気いっぱいです。

私が校庭に出た時には、
4年生の女の子がお世話してくれていました。


カメラの設定がおかしかったようで、色がよくないのですが、
一昨日の緑のカーテンはこんな感じ。
4階ベランダを覆いつつあります。
葉の色も緑濃く、つやつや。


水やり中に、ふと足もとを見ると、
アゲハも給水中。
自然が作り上げた美しい羽の模様にうっとりしました。


昨年度から2学期が一週間早く始まるようになりました。
25日が始業式です。
授業時数の確保は確かに大切ですが、
この暑さの中授業が始まると、板橋区中の学校で、
一斉にエアコンが稼働します。
断熱されていないコンクリートの校舎で、
信じられないほど効率の悪い使い方になるエアコン。
町を、地球をより温めてしまうことに、
懸念を感じます。

子どもたちの家庭では、そろそろ宿題の追い込みかな。
元気に戻っておいで、子どもたち。
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気持ちのゆとり

2010-08-13 12:44:51 | わが家
ここ数日のすさまじい風で、
ゴーヤーの葉は大きなダメージを受けました。
奥の部分には、シェードを張ってありましたが、
その部分の葉の傷みが少なかったので、
手前にも張ってみました。
おそらく風が吹き抜けるのを防いでくれたのでしょう。
もっと早く張ってあげたらよかったなあ、と反省。


風に耐えて健気にがんばるゴーヤーの根元には、
新しい蔓が出てきていました。
なんてかわいいんでしょう!


すばらしいブドウ農家の方のご指導で
大胆に剪定したマスカットベリーAには実が二房。
数は少ないけれど、昨年までとは大きさが違い、
美しく色づきはじめています。
この色の感じが、私は大好き!


夫はルーフバルコニーの模様替え。
真ん中にあったベンチを花台にして、スペースを広げました。


このコーナーはまあまあだけど、


こちらのコーナーは風が吹き抜ける場所なので、
例年にくらべて寂しいこと・・・・。


和室外の壁面は、相変わらず元気いっぱいの緑たち。


シェードが張ってあるのと、壁面に近いのとで、
異常に強かった日差しや風の影響を
あまり受けなかったのでしょう。


この度、新しいカメラを購入。
決め手は1㎝接写ができるのと、ズームが10.5倍ということ。
ブルーベリーの実も簡単に撮影できました。


しかも「ミニチュアモード」もあり。
見慣れた場所も、面白い写真になってしまいます。











カメラの新機能を楽しんで、緑のカーテンの内側に入ると、
葉が傷んでしまったとはいえ、外側とは段違いの涼しさ。
やっぱり緑のカーテンはいいなあ、と感じました。

3月から1学期と
「なんじゃこりゃ!」の忙しさが続きました。

夏休みに入ってからも、
第4回全国緑のカーテンフォーラム
・板橋・豊島・北・文京区の先生を対象と
 中野区の先生を対象としたドラムサークル研修会
夏の合唱教育セミナー
第6回ドラムサークル・フォー・ティーチャーズ
・テレビの取材
・学校の緑のカーテンの見学者の対応
・調査を行う大学の学生さんとの打ち合わせ
もちろん、炎天下での過酷なプール当番や、
日直、出張などの校務もあり、
気力でなんとか走ってきた感じです。

一通りのスケジュールを終え、
ようやく休みをとることができました。

ベランダの緑たちと関わったり、
新しいカメラの機能を楽しんだり、
久しぶりに気持ちのゆとりを取り戻しました。
なんとか心と体のリセットをしたいと思います。

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第6回ドラムサークル・フォー・ティーチャーズ

2010-08-13 11:20:25 | ドラムサークル
8月7日、8日の二日間、東邦音楽短期大学キャンパスで、
第6回ドラムサークル・フォー・ティーチャーズを開催しました。
北は秋田、南は沖縄と、全国から熱心な参加者が集まり、
ドラムサークルの価値やファシリテーション実技、
打楽器の奏法、実践発表など、
充実した内容の研修を行いました。

その他にも、特別支援学校での実践や、

今回のゲストファシリテーターは、
カナダのルイ-ダニエル・ジョリーさん。
カナダにおけるドラムサークルの第一人者で、
やさしくて、温かくて、細かい気配りをしてくれて、
初めてあったとは思えないほど大好きです。


さまざまな現場でドラムサークルに取り組む、
4名の方の実践発表もありました。
この方は板橋区立上板橋第一小学校の橋本先生。
板橋区音楽研究部のドラムサークル研究会の仲間でもあり、
すばらしい実践をなさっています。


授業でドラムサークルに取り組みはじめたころの失敗を、
ビデオを使って説明してくださる橋本先生。
はじめからうまくいくことは難しくて当然。
少しずつ子どもたちと作り上げていくドラムサークルの
一歩ずつの歩みを伝えてくださいました。
その成果が、昨年秋の連合音楽会での
すばらしいボディパーカッションの演奏。
どんな言葉より説得力のある発表でした。


こちらは静岡県の掛川西中学校の斉藤昇先生。
昨年まで勤務していた静岡大付属中学校での実践を中心に、
楽器がそろわなくてもはじめられるドラムサークルと、
その成果としての、
これまたすばらしいリズムアンサンブルづくりの授業を、
発表してくださいました。

世代間交流でのドラムサークルについての発表も。
4つの内2つを選んで受講するシステムだったので、
あと2つを聞くことができず残念でした。
企画したのが自分たちですから、深く反省。
来年にいかしたいと思います。

ルイと、DCFA理事の長坂のぞみさん。
長坂さんがルイの通訳をしてくれたので、
私も学校での取り組みをしっかり伝えることができました。
ありがとう、のぞみちゃん。


二日間の締めくくり、ジャンプ・イン・ドラムサークルでは、
参加者の方が次々に輪の中に入ってファシリテート。
一人一人の個性がいかされた、すてきなファシリテーションでした。


この方は、一昨年のフォーティーチャーズの際、
会場の東京学芸大学でサポートしてくれた学生さんでした。
今は教員になり、今回のフォーティーチャーズにも
参加してくださったのです。
理事一同、大感激。


北秋田から駆けつけてくれた京子さんと佳代さん。
こうして毎回応援してくれる仲間がいるのも、
ドラムサークルのすてきなところです。


理事の石川武さんとがっちり握手を交わしているのは、
今回参加して、DCFA会員になってくださった
太郎さん。
大学でパーカッションを専攻、
さらにパイプオルガンの名手だとか。

笑顔のすてきな二人の女性は、
沖縄から参加してくださった学校の先生。
初めてとは思えないすばらしいファシリテートぶりでした。

7日の夜の懇親会では、理事長ペッカーさんと、
副理事長石川さんとルイによるセッションも。
「さすがはプロだ~!」という演奏で、みんなノリノリ。
のぞみちゃんの娘、アンジェもセッションに参加。


会場の片づけを終えて、記念撮影。
前2列がDCFAスタッフ、
後ろの女性はヤマハミュージックトレーディングの高田さん。
高田さんには通訳も含め大変お世話になりました。
最前列左の飯田和子さんと私、石川武さんが、
今回の担当チームでした。

この4月、DCFAが新しいスタートを切って初めてのイベント。
準備はそれはそれは大変でしたが、
「楽しかった!」「勉強になった!」「また来ます!」
という参加者の方々の声に胸をなで下ろしました。
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夏の合唱教育セミナー

2010-08-05 21:16:18 | MIDORI~繋がる輪~
日経ホールで開催された夏の合唱教育セミナー。
「贅沢だ~っ!」と言いたくなるような
豪華な講師陣による講座の間に、
私の時間も作ってくださいました。

控え室に案内してくださった、音楽之友社の小島さん。
ビシッと決まった服装に、笑顔がすてきです。


全国から集まった、熱心な先生方で会場はいっぱいです。


私がいただいた時間は50分間。
緑のカーテンについて10分ほどお話ししてから、
「MIDORI~繋がる輪~」
「地球はまわる」
をご紹介し、先生方にも歌っていただきました。
はじめに質問してみました。
「緑のカーテンを知っている方?」
ほとんどの方の手があがりました。
「自分の学校で緑のカーテンに取り組んでいる、という方?」
半数ぐらいの方の手があがりました。
「ご自宅で取り組んでいらっしゃる方?」
半数近い方の手があがりました。

「私なんかの話や歌でよいのだろうか?」
と不安いっぱいでしたが、
参加者の方々は笑顔で頷きながら話を聞き、
一生懸命歌ってくださいました。

大人だけの歌声がとてもとてもすてきで、
「この曲を作ってよかったなあ・・・」
と感動しながらピアノを弾きました。

プログラム終了後は、ホワイエでサイン会。
「サイン会はあり得ない・・・・・」と思っていたら、
信じられないほど多くの方が列を作り、
私のサインのために並んでくださっていて、
ただただびっくり。


まさかサインすることがあるとは予想したこともなく、
ぎこちなく必死でサインする私。

「すてきな歌をありがとうございます!」
「クラスの子たちに歌わせます!」
「全校で歌いたいと思います!」
という言葉に加え、私の声をほめてくださる方までいらして、
ひたすら恐縮していました。
「もっと曲を書いてくださいね。楽しみにしています!」
と言ってくださる方もいて、ありがたく思いました。
色紙を用意なさっていた方までいらして動揺。
「あとで丁寧に書いてお送りしますから!」
と申し上げたのですが、
「いいんです!」
と私のたまらなく情けないサイン色紙を喜んでくださって、
またまた申し訳なく、恐縮しました。

普通の教員の私としては、ものすごい経験でした。

ボディパーカッションの神さま、山田俊之先生。
常々
「こんな先生に出会える子どもたちもいるのに、 
 うちの子たちはかわいそうに・・・」
と感じていました。
教頭先生になられて、どんなにかお忙しいでしょうに、
アイディア満載の実践を重ねていらっしゃいます。
今日はなんと福岡から日帰りだそうです。


そして、鍵盤ハーモニカの魔術師、松田昌さん。
私は教育音楽の連載からたくさんのヒントをいただいて、
低学年の鍵盤ハーモニカの指導をしています。
「鍵盤ハーモニカって、こんなにすてきな楽器だったんだ!!」
とうなるような超絶技巧の演奏と、
子どもたちへの指導の豊かなアイディアと。
「人生そのものを楽しんでいらっしゃる方だなあ。」
と感動しながらお話をうかがいました。


今日の午後の部の講師3人。
このメンバーに加えていただいたなんて、光栄です。


このような機会を与えてくださり、
丁寧に温かくお世話してくださった音楽之友社のみなさん、
忙しい中駆けつけてくださった博報堂のみなさんにも、
心から感謝しています。

「音楽の先生方の前で歌うなんて、お話しするなんて無理!」
と大きなプレッシャーを感じ、
朝からお腹が痛くて、ストッパまで飲んでしまいましたが、
会場の先生方の美しく心あらわれるような歌声と、
講師の先生方からいただいたたくさんのヒントと、
得るところの多いセミナーでした。

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第4回全国緑のカーテンフォーラムin京都市

2010-08-01 17:59:00 | ひろがる緑のカーテン
7月28日に、第4回全国緑のカーテンフォーラムが、
京都市の国際会館で開催されました。


第12回「地域教育フォーラム・イン京都」、
第14回「人づくりフォーラム」との共同開催による、
「子どもを共に育む未来づくり教育フォーラムin京都」
全国から3300名の参加申し込みがあったそうです。


オープニングセレモニーの主催者挨拶では、
NPO法人緑のカーテン応援団理事長も登壇。


文部科学省大臣官房審議官徳久治彦さんに続き、
和服姿の門川大作京都市長が来賓挨拶。

そのあとの特別講演講師は江川紹子さん。
「子どもたちの健やかな育ちに
 ~子どもたちのために、今、何ができますか~」
さまざまな事件を起こしてしまった人たちの話から、
子どもたちの健やかな成長に大切なこと、必要なことを
ていねいに語られました。
打ち合わせのために中座しなくてはならず、残念でした。

午後の分科会の一つが緑のカーテンフォーラム。
教員の方が多いのかと思っていましたが、
半数は違う立場の方々でした。

はるばる駆けつけてくださった板橋区の北川教育長さんが、
板橋区での取り組みや、
取り組む先生方を応援するメッセージを語られました。


そして私が、
「緑と共に成長する子どもたち
  ~緑のカーテンの教育的効果~」
というテーマでお話ししました。


お話の後、下京渉成小学校5・6年生の子どもたち70名と、
「MIDORI~繋がる輪~」を歌いました。
今回は、私だけが歌う部分と、子どもたちだけが歌う部分と、
一緒に歌う部分と、という歌い方にしてみましたが、
下京渉成小学校の子どもたちの歌声の
さわやかで美しいこと!
リハーサルで1回目に歌った時、
生まれて初めて「鳥肌が立つ」という経験をしました。


休憩をはさんでパネルディスカッション。
朱雀第七小学校校長 蒋池秀和先生、
京エコロジーセンター事業課職員 谷内口友寛さん、
NPO法人京都雨水の会代表理事 上だ正幸さん、
有限会社村田堂取締役 長屋博久さん。
それぞれがすばらしい活動をなさっていて、
お一人につき90分ぐらいお話をうかがいたい方々でした。
京都市の市民力を感じるディスカッションでした。


コーディネーターは応援団副理事長の谷田さん。
見事なコーディネートで、パネリストのみなさんの魅力を
引き出してくださいました。


さらに、次回開催都市浜松市の鈴木康友市長が、
浜松市の魅力と、花と緑にかける思いを語られました。


最後に緑のカーテン応援団鈴木理事長による閉会挨拶で、
第4回全国緑のカーテンフォーラムは幕を閉じました。

充実した、見応え聞き応えのあるフォーラムでした。
この日まで中心となって準備をすすめてこられた
京都市教育委員会の嶋本さんに、
心からの拍手を贈りたいと思います。

展示ブースを見る時間の余裕がないため、
打ち合わせ前の時間を使って写真を撮りました。


面白そうな体験コーナーもあったなあ。


ブースを写真に撮りながら歩いていると、
徳島の「緑のカーテンをひろげる会」の芝さんが!
なんと日帰りで駆けつけてくださったのです。
うれしくて、うれしくて、
本番前の緊張感がやわらぎました。


開会に先立ち、特別講演をなさる江川さんにも
お目にかかりました。
江川さんと私には共通の知人がいて、
わずかな時間ではありましたがお話しすることができました。
聡明で、穏やかで、冷静で、
しかも「普通」の感覚を持ち合わせている江川さんを
常々尊敬していたので、感激でした。


2004年に前任校で地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受けた時、
この国際会館が授賞式の会場でした。
同じ会場でこんなにも早く全国フォーラムを開催できるなんて、
本当にうれしくて夢のようです。

京都に行く前も、帰ってきてからも鬼のように忙しいのですが、
たくさんのすてきな出会いからいただいたエネルギーで、
がんばっていかなくては。

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はなまるマーケット

2010-08-01 17:49:52 | ひろがる緑のカーテン
26日(月)にTBSのはなまるマーケットの取材がありました。


蔓のお手入れ風景や、 


インタビュー、


水やり風景も撮影。


陽射しが痛いほど強くて、
緑のカーテンの内と外とでは別世界。


葉の茂り方がまだまだ十分でないとはいえ、
ほっとする空間を作ってくれています。


ついでに恒例の「ジャンプ!」写真を撮影。


最後はみんなでカメラに向かって元気に手を振りました。



今回の番組はゴーヤー特集。
ゴーヤーといえば緑のカーテン、
緑のカーテンといえば・・・ということでいらしたそうです。
放送は明日(2日)。
登場するのはほんのわずかな時間だと思いますが、
子どもたちは楽しみにしています。


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