緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

第3回全国緑のカーテンフォーラム in 甲府

2010-04-04 19:01:35 | ひろがる緑のカーテン
3月21日、第3回全国緑のカーテンフォーラムが、
甲府市で開催されました。

前夜、主催者である山梨県環境カウンセラー協会会長石井さんに、
同じく主催者のNPO法人緑のカーテン応援団理事長から、
沖縄産のゴーヤーの種が贈られました。
この種は、フォーラム来場者の方々にプレゼントされました。


小沢環境大臣が出席なさるため、
入り口には金属探知ゲートが設置され、
SPの方々が会場のあちこちに鋭い目配り。
ゲートの横には緑のカーテン応援団の販売ブース。
理事の永友さんとみっくんが手を振っています。


私がこのゲートをくぐるたび、ピーピー音がして、
つかまってしまうかと冷や冷やし通しでした。


まず、宮島甲府市長による挨拶。


次に小沢環境大臣が祝辞を述べられました。


定員500名の会場は満席。
開催日の数日前には事前申し込みが定員になり、
受付を締め切るほどの関心の高さでした。


さらに小松山梨県副知事の祝辞が続き、
基調講演は東京都市大学宿谷昌則先生。
テーマは、
「緑のカーテンから考えてみよう -からだ・環境・地球-
 建築環境研究が明らかにしてきたこと:住環境教育のすすめ」
私の学校の子どもたちにすばらしい授業をしてくださる宿谷先生。
いつ聞いてもわかりやすく興味深いお話です。


山梨県環境カウンセラー協会 石井会長が、
山梨県内での緑のカーテンの取り組みについて報告。


今回のフォーラムの立て役者 城野さんが、
ご自身が開発なさった自動灌水システムについて説明。


そして、私が一番楽しみにしていたパネルディスカッション。


まずは、我が夫が自己紹介を兼ねて、学校での緑のカーテンや
環境教育の取り組みについてお話ししました。


続いてのパネリストは福井県在住の「桃太郎」さん。
「素人」と謙遜なさっていますが果樹栽培の達人で、
ご自宅でみごとなブドウのカーテンを作っていらっしゃいます。


3人目は、農業生産法人(株)KISVIN代表取締役 荻原康弘さん。
前日にお目にかかってお話をうかがった瞬間から
この方を尊敬してしまいました。


4人目は、ワインツーリズム山梨代表の笹本貴之さん。
「山梨を“本当の旅”の世界の先進地にする」ために、
すばらしい活動をなさっています。
ワイン情報誌「br」愛読者の私。
まさかこの方にお目にかかれる日が来るとは・・・感激でした。


全国での特色ある取り組みもいくつか紹介。
この方は自然薯で緑のカーテンを作っていらっしゃいます。
今年の夏、ぜひ自然薯カーテンにも挑戦したくなりました。


残念なことに、時間の関係でパネルディスカッションが打ち切られ、
楽しみにしていたパネリストの方々のお話を
それ以上お聞きすることができませんでした。

そのあと、私が学校での取り組みと子どもたちの様子をお伝えし、
会場のみなさんにコーラスをお手伝いいただいて、
「MIDORI~繋がる輪~」を歌いました。
私が歌って、主人がパソコン操作をしていたので、
写真がありません・・・。

最後に緑のカーテン応援団の鈴木理事長が閉会の辞を述べて、
フォーラムは終了しました。


会場内には展示コーナーが設けられ、
全国の取り組みが紹介されていました。
とにかくものすごい人混みで、
開場後は見るのが大変でした。


沖縄コーナーではゴーヤーやヘチマ料理の試食も。


京都からは「ゴーヤキャンディーズ」の谷口さんが来場。
ラッキー池田振付によるダンスのDVDも紹介されていました。


実は私が今回最も楽しみにしていたのは、
桃太郎さんとお会いすることでした。
インターネットでブログを発見し、
あまりのすばらしさに勝手に「師匠」と心に決めていた方でした。
ぜひ今回のフォーラムに参加していただきたくて、
ブログを通してご連絡し、お願いしたのです。
すてきな奥さまにもお目にかかれて感激でした。


終了後の打ち上げで、私が尊敬するお二人の写真をぱちり!
お二人とも「情熱豊かで、しかも冷静」なタイプ。
さまざまな話で大いに盛り上がり、楽しいひと時でした。


「MIDORI~繋がる輪~」のCD付き楽譜ピースも、
今回のフォーラムに合わせて仕上げていただきました。


写真もレポートも、いまひとつしっかりお伝えできない感じですので、
ぜひこちらや、こちらをご覧ください。
きっと今回のフォーラムの様子がおわかりいただけると思います。

フォーラムでは第1回開催地那覇市の翁長市長と、
第3回開催予定の京都市 門川市長さんからも
思いのこもったメッセージが寄せられました。

緑のカーテン、ますます楽しく広がりそうです。


コメント (7)
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卒業前の出来事 ②蔓の運び出し

2010-04-03 12:00:31 | 学校
昨年11月にはずしたヘチマの蔓。
なかなかタイミングが合わず、学校においてありました。
NPO法人緑のカーテン応援団の谷内さんが
取りに来てくださいました。


袋の中で土に還り始めているものもあり、
ずっしり重い袋をみんなで運び・・・


谷内さんに渡して車にのせました。


谷内さんからお話をうかがって・・・


運び出されていく蔓に手を振って見送り。


袋の中にはすでにたくさんのミミズがいたそうです。
この蔓は何年か後に肥料になって、
高五小の緑のカーテンに戻ってきます。
一昨年の緑のカーテンの蔓は今年の肥料に。
子どもたちが愛情込めて育てた植物の命は、
こうして新しい命につながっていきます。
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卒業前の出来事 ①ラストドラムサークル

2010-04-03 11:41:58 | 学校
3月に巣立っていった子どもたち。
卒業前の出来事を二つほどご紹介します。

まずはドラムサークル。
DCFA理事長で、アーティストとして、声優として、
多彩な活動をなさっているペッカーさんをゲストに、
小学校生活最後のドラムサークルを楽しみました。


思いっきりドラムをたたいたり、
ひとりひとり思いを込めた音一つずつのリレーをしたり。


友だちはどんなことをするのか興味津々。
最初から最後まで、笑顔あふれる子どもたちでした。


最後は中学校に向けての決意を一人ずつ語る、
セレブレーションドラムサークル。
「中学校に行ったら○○をがんばるぞ~っ!」
「YEAH~!」


2003年から学校の授業で取り組み始めたドラムサークル。
緑のカーテン同様、子どもたちにたくさんの「すてき」を
もたらしてくれました。
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