5月5日のラジオ番組でもお話しましたが、緑のカーテンの準備はまさに今です。
昨年と同じ内容になりますが、緑のカーテン作りに欠かせないポイントをもう一度お伝えします。
緑のカーテンの運命は、準備の段階で決まるといっても過言ではありません。
せっかく挑戦するのなら、ポイントをしっかり押さえて、ぜひとも緑のカーテンのある暮らしを楽しんでください。
①土が命
土の量が少ない、土の質が悪い。
この状態でスタートすれば、はじめから失敗は運命付けられています。
培養土に腐葉土、もし可能なら「ボカシ」(園芸店で売っています)を混ぜ込み土作り。
そして、できるだけ大きなプランターにその土をたっぷり入れます。
プランターのふちから3cm程度下がったところまで、土を軽く押していっぱい入れる。
これが大切です。
植物は、苗のときに植えられた環境で育ち方を決めてしまうようです。
あとから「ごめんね~」と土を足しても、肥料を入れても、思うようには育ってくれません。
最初の土作りこそ、緑のカーテン大成功のための最大のポイントです。
②植えすぎない
特にプランターの場合、限られた土の中の限られた水と栄養を吸収して育つ苗たち。
ですから、苗をたくさん植えてしまうと、ひとつの苗の水と栄養の取り分が減るわけですから、
苗が大きく育ちません。
野菜用の大きなプランターでも、多くて苗は2株まで。
それ以上植えないことが肝心です。
③ネットはビシッと張る
ゴーヤーの気持ちになってみましょう。
まだ小さい苗のころ、巻きひげであちこちつかまるところを手探り。
あっちもこっちもつかまることができる、と感じたら、安心ですよね。
でも、つかまるところがなくて心細いなあ、と感じたら、
ゴーヤーはあまり子蔓孫蔓を伸ばさなくなってしまいます。
「おっ!これなら安心して蔓を伸ばせるぜ!」と感じさせることが大切。
ネットの上端と下端に園芸用の支柱を通して、
その支柱をどこかにしっかり固定。
しかも、ネットは苗よりも外側(太陽側)に張ること。
そうすることによって、太陽に向かって伸びようとする蔓の誘引もしやすく、
夏になると茂った葉の陰になるので、土も乾きにくくなります。
まずはこの3点。
これだけは、はずしてはならないポイントです。
もっと詳しく知りたい方は、お時間のあるときにこちらもごらんください。
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