緑のカーテンのある暮らし

楽しくて、快適で、おいしくて、地球にも優しい緑のカーテン。我が家と学校の緑のカーテンの生長をお知らせします。

さあ、準備を始めましょう①植物の選び方

2012-03-31 17:07:31 | 緑のカーテン作り方のポイント

3月も終わり。

ようやく春らしくなってきたと思ったら、

今日の東京はまるで嵐のようなお天気です。

こんな日は、作戦を練るために使いましょう。

 

緑のカーテンの準備に当たり、まず考えるのは、

どんな植物を育てるか、ということ。

昨年もご紹介したのですが、いくつか追加情報をお知らせします。

 

我が家で一押しの植物は、やはりブドウです。

手前がブドウエリア、奥がゴーヤーエリア。

並んで植えてありますが、風当たりの強いマンションのベランダでは、

時にゴーヤーはしおしおのへなへなになってしまいます。

そんな時「屁でもないね!」とばかりに元気なのがブドウです。

 

しかも、こんなおいしい収穫も!

 

種ありですが、甘くておいしいんだな、これが。

おすすめ品種は断然「マスカットベリーA」!

インターネットで苗を購入できます。

我が家でも、もう一本買おうかな、と考えています。

 

昨年、図工室に植えてみて「これだっ!」と思ったのが、

「オキナワスズメウリ」。

葉っぱはゴーヤーぐらいの大きさで、

とにかくよく茂る、茂る!

 

こんなかわいい実がなって、

 

やがてこんなに赤くなります。

実は食べられないけれど、とても育てやすい植物です。

種がなかなか見つからないのが難点かな。

ここで売っているのを見つけました。

ほかに見つけたら教えてくださいね。

 

先日のフラワー&ガーデンショウで購入した種。

シカクマメは葉がよく茂り、実も食べられるので、

ぜひ試してみたかった植物です。

垣根アサガオもやはりよく茂って、緑のカーテン向き。

アサガオは、東向きや西向きの緑のカーテンに適するように思います。

南向きの場合は、ゴーヤーなどのいろどりとして加えると花が楽しめます。

さあ、どんな植物で緑のカーテンを作りますか?

あれこれ楽しく悩んでくださいね。

 

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フラワー&ガーデンショウ

2012-03-29 21:25:13 | ひろがる緑のカーテン

3月25日午後、幕張メッセで開催されていたフラワー&ガーデンショウで

講演させていただきました。

 

恥ずかしくなるほど華々しいご紹介をいただき、

ステージ裏でスタッフの方に「かわって・・・・」

とお願いしたものの聞き届けられず、すごすごとステージへ。

 

出ちゃったからには仕方がないので、元気に話を始めました。

ご覧ください、このすばらしい挙手!

 

熱心でにこやかなみなさんに励まされ、

盛りだくさんの内容を1時間で語りつくしました。

 

用意された座席は満席の状態でスタートしましたが、

 

通りかかった方々が次々に足を止めてくださり、

大勢の立ち見の方も最後までしっかり聞いてくださりました。

感激でした。

 

会場内には「緑のカーテンコーナー」も。

 

こちらでは、緑のカーテンに適した植物を展示。

 

 

 

また、昨年(社)日本家庭園芸普及協会で実施した

学校緑化事業「にっぽん緑のカーテン大作戦」の

参加校によるレポートも紹介されていました。

 

久しぶりに出会ったゴーヤー。

葉っぱのにおいやかわいい実がなつかしかった~!

 

反対側のコーナーでは、NPO法人緑のカーテン応援団の

「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクトを紹介。

 

たくさんの企業や団体が出展していましたが、

会場のあちこちで見られたのが

「緑のカーテン」「グリーンカーテン」という言葉。

 

こちらはタキロンの「グリーンアーチ」。

 

 

野菜の種にも「グリーンカーテン」や、

「緑のカーテン」という表示がつけられています。

 

リッチェルのコーナーでは

 

底面に水をためることのできるプランターが!

 

夏の水やりは、大きな課題の一つです。

 

facebookで「みんなの緑のカーテン」というページをを立ち上げた企業も。

そこに寄せられた個性豊かな緑のカーテンを紹介していました。

 

この企業はネッ製品の「クラーク」。

このネットの色、気に入りました。

 

この春発売の1.8m×50mのネット。

2×20mのネットも新発売。

 

おや?ネットの間に見覚えのある本が・・・・

 

笑顔のすてきな松尾さんと高田さん。

緑のカーテンの説明をするのに、

はじめての緑のカーテン」と「緑のカーテンの育て方・楽しみ方」を

活用してくださっているとのこと。

うれしいです。ありがとうございます。

 

(社)日本家庭園芸普及協会による復興支援コーナー、

「被災地に花と笑顔を届けよう」。

スタッフの方の笑顔は、優しくあたたかく輝いていました。

 

私と主人も参加させていただきました。

 

数年前までは「緑のカーテン」という言葉に説明が必要だったのに、

今や当たり前のように使われるようになったこと。

全国に大きく広がっていることを実感しました。

一方で、ネットの張り方に悩んでいる方も多い中で、

「これだ!」という商品がない現状です。

作り方のポイントもまだまだ十分に伝わってはいません。

 

商品を開発なさる方々が、自宅で緑のカーテンを作ってみること。

必ず、よいアイディアが生まれるはずです。

 

そしてもっとしっかり作り方のポイントをアピールしていくこと。

課題はたくさんあるなあ、と感じたイベントでした。

 

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絵本「みどりのカーテンをつくろう」を発見!

2012-03-28 08:23:01 | 緑のカーテン作り方のポイント

先日、池袋に行った際、書店チェックをしてきました。

 

東武百貨店の旭屋書店。

 

「みんなで絵本でたのしもう」のコーナーで発見。

2冊重ねて撮影してみました。

かわいい・・・・・。

 

池袋西武百貨店のLIBRO(リブロ)。

児童書コーナー「わむぱむ」の奥で発見。

 

平積みされていました。

 

ジュンク堂では「こどものほんや」のコーナーに。

 

児童書の書架を探しに探して、「ないのね。」とあきらめたところで発見。

ぶらりと絵本を見に来た方に、見つけていただけるといいなあ。

 

大きな書店においていただいていることを確認して、

とてもうれしく思いました。

 

絵を描いてくださったのぐちようこさんのブログでも、

この本を紹介してくださっています。

 

<みどりのカーテン>がどんどんつながって

どんどんひろがっていくような絵(デザイン)にさせていただきました。

自分の手元にあるのは、一冊の絵本だったとしても、

どこかのだれかと<みどりのカーテン>が

どんどんタテにもヨコにもつながってひろがっていくような、

そんな想像をするとなんだか楽しくなってきます。

 

こんなすてきな方とのご縁があったことに、

感謝せずにいられません。

 

のぐちさんデザインのかわいいグッズがたくさんありますが、

中でも「おはなしてぬぐい『てんてんゆき』」には

ハートをわし掴まれました!

のぐちさんのブログ、ぜひのぞいてみてください。

 

 

 

 

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巣立っていきました

2012-03-23 23:24:07 | 学校

すばらしい卒業式でした。

 

証書をいただく前に、ひとりひとり将来の夢を語ります。

 

そして、校長先生から証書をしっかり受け取ります。

 

心地よく張りつめた緊張感の中、証書授与は続きます。

ぴんと伸びた、在校生の背中も自慢です。

 

教職員席では、じっと子どもたちの様子を見守ります。

 

続いて、校長式辞。

あたたかい激励に満ちた、すてきな式辞でした。

 

門出の言葉。

卒業生は、ひな壇に並びます。

 

静かな体育館に、凛と響き渡る子どもたちの声の美しいこと!

 

卒業生、在校生、保護者の方々、来賓の方々、教職員。

みんなの心が一つになっていることがひしひしと感じられました。

 

門出の言葉の最後は、教職員も加わっての合唱、

「MIDORI~繋がる輪~」

私は途中から熱いものがこみ上げてきて、歌えなくなりました。

 

退場する子どもたちを、大きな拍手で送ります。

 

写真撮影、クラスでのお別れがすんだら、門送り。

雨のため、廊下に花道をつくりました。

最後の一人の背中が見えなくなる時のさびしさ。

本当に、巣立ってしまうんだね。

 

無事、式を終えて、記念撮影する担任たち。

 

廊下には、中学生の子どもたちが旧担任をたずねてきていました。

1年前は、あなたたちの卒業式だったね。

 

1階の、保護者控室に行ってみると、思わず息をのむほどの

すてきな絵が!これはいったい・・・・・・?

 

なんと、黒板にチョークで描かれていました。

校長先生の数ある特技の一つ。

5色のチョークを使って描いたそうです。

信じられないすばらしさ!

 

もう一つの控室にも。

 

ね、やっぱり黒板。

 

立て看板も、校長先生が書きました。

腰をいためているのに、証書の名前を書き、立て看板の字を書き、

黒板に絵を描き。

すごいです。

やたらに楽しそうな担任たち。かわいいなあ。

 

「そうだ!全員で写真撮影しよう!」ということになり、急きょ集合。

みんな、とってもいい笑顔です。

 

穏やかで、温かくて、しっかり芯の通った校長先生。

卒業式をしっかり支えてくださいました。

 

夕方、6年1組の教室に行ってみると、

黒板に担任から子どもたちへのメッセージが。

昨夜遅くに書いたそうです。

思いのこもった、ひとこと、ひとこと。

 

2組の黒板。

 

担任からのメッセージの横には、模造紙に書かれた「6の2のルール」。

楽しいクラスだったんだね。

 

外尾悦郎さんからいただいたサインとメッセージも飾られていました。

子どもたちにとっても、担任にとっても、

どれほどうれしく光栄なことだったのかが伝わってきます。

 

日めくりカレンダーを発見。

 

子どもたちが描いたようです。

 

たくさんあった日めくりも、最後の1ページとなり、

子どもたちは巣立っていきました。

おめでとう。

楽しい話をたくさん抱えて、たずねてきてね。

つらいときはいつでもここに帰っておいで。

「明日はもっとよいものをつくろう」

この言葉を胸に刻み、それぞれの道を歩いて行ってね。

応援しています。

 

 

 

 

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今日は卒業式

2012-03-23 06:46:07 | 学校

今日は、卒業式です。

今までの教師生活の中ではじめて、

1年生から6年生までの6年間、音楽を教えた子どもたち。

大きくなった今も、幼かったころの姿が重なって見えて、

かわいい子どもたち。

 

卒業式の呼びかけや歌の練習で、

ピアノの位置に座り、横顔を見ていると、

「ああ、大きくなったなあ」「成長したね」

「ちっとも変わらないね」

とさまざまな思いがこみ上げてきます。

最後の音楽の授業の終わりに、

担任の先生に歌のプレゼントをしているとき、

涙がぽろぽろこぼれました。

 

今日の卒業式では、4・5年生が、

「前へ!」という新しい曲を卒業生へのメッセージとして歌います。

 

そんな卒業式の今日、

「みどりのカーテンをつくろう」も刊行されます。

 

大切な記念日になりそうです。

心を込めてピアノを弾き、子どもたちの門出をお祝いしてきます。

 

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絵本「みどりのカーテンをつくろう」

2012-03-19 00:32:06 | 緑のカーテン作り方のポイント

 3月23日に、「みどりのカーテンをつくろう」が出版されます。

 表紙はこんな感じ。

のぐちようこさんの絵が、もうなんともいえずすてきで、かわいくて♪

 

内扉はこんな感じ。

自分の名前がそこにあるのがなんだか不思議。 

 

緑のカーテンの涼しさの秘密や、育て方のポイント、心地よさを、

小学校低学年の子どもたちにも伝わるように書きました。 

大人向けの緑のカーテンの育て方のコツを

最後の4ページに載せました。

昨年、緑のカーテンに取り組む方は増えたけれど、失敗例も多くて。

いくつかのポイントさえ押さえれば、きっと成功する緑のカーテン。

この夏、より多くの方が重なり合う葉っぱのもたらす涼しさや、

心地よさを楽しむお役に立てたらうれしいです。

 

さらに、この本1冊につき100円が、

「仮設住宅×緑のカーテン」プロジェクトに寄付されます。

 

さらに、この本のすてきなところはね、本を並べてみると・・・・

ちょっと私の技術的な問題で上の段と下の段が繋がりませんが、

まるで緑のカーテンがあるように見えるでしょ?

 

この本が書店に並ぶのは3月23日、卒業式の日です。

緑のカーテンに取り組んだ子どもたちが巣立って行く日、

みなさんに見ていただけるようになること、

なんだかこれも不思議な偶然です。

必然かな。

 

このブログを見て、声をかけてくださったあかね書房の木内さん。

「文を書くなんてとんでもない!」という私を励まし、

思いを受け止め、すてきな絵本にしてくださいました。

絵本を手にした今も、夢を見ているような気がします。

本当に、ありがとう!

 

 

 

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鶴ヶ島市環境学習会

2012-03-18 23:36:04 | ひろがる緑のカーテン

3月10日、鶴ヶ島市の大橋公民館で、

「ひろげよう!緑のカーテン~地球温暖化防止・夏の節電~」

をテーマに、環境学習会が開催されました。

 

最初に私が「緑のカーテンのある暮らし~家庭や学校での実践を通して」

というタイトルでお話ししました。

ああ、この素晴らしい右手の挙げ方。

本当に励まされます。

 

みなさんがあまりに熱心で、いい雰囲気で聞いてくださるので、

ついつい作り方のポイントを詳しく話しすぎてしまい、

珍しく時間オーバーしてしまいました。

反省・・・・・。

 

次に、共同印刷の前田さんが、取り組み発表。

これが本当に素晴らしい内容でした。

 

 

駐車場の緑のカーテンも見事でしたが、

この配電盤の緑のカーテンは「なるほど、そうだよねぇ・・・!」と納得。

熱くなりすぎて、動かなくなってしまった配電盤を、

緑の力で元気になさいました。

 

NPO法人緑のカーテン応援団のプロジェクトも、

しっかりご紹介くださいました。

 

最後は、鶴ヶ島市エコ鶴市民の会の土田さんによる、

土のう袋を使ったかんたん堆肥づくりの紹介。

土のう袋の中に土と野菜くずを繰り返し重ねて入れていく堆肥づくりです。

きちんとつちをかけると、においもなく簡単に堆肥ができるそうです。

ポイントは、袋を濡らさないこと。

生ゴミ堆肥はとても興味のあることだったので、

ひたすら感激しながらお話をうかがいました。

 

会場には緑のカーテンコンテスト応募者の紹介も。

 

いずれも力作で「すご~い!」と言いたくなるものばかり。

 

これまで、つるがしま緑のカーテン市民実行委員会(みどりかぜ)と

市とがタイアップして、

コンテストや種・苗の配布・講習会を行ってきましたが、

今回新たに緑のカーテン登録制度を発足させ、

「緑のカーテンファンクラブ」参加者を募集するそうです。

4月14日(土)に種の無料配布、

6月10日(日)には苗の無料配布も計画されています。

さらに登録の方には、まちづくりポイントもプレゼント。

 

市役所の方々のきめこまやかな心配りも感激でした。 

鶴ヶ島市の緑のカーテン、楽しく広がりそうです。

 

無事お役目を果たして安心したらおなかがすいてきて、

池袋にあるお気に入りの店「アビアント」 で夕食。

どの料理もおいしくて、雰囲気もすてきでお勧めのお店です。

デザートは、私が泣くほど好きないちごのタルトでした!!!

「しあわせが、かたちになってる」と言っても過言ではありません。

ぜひ一度、おためしあれ♪

 

 

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レタスクラブ

2012-03-18 23:25:34 | ひろがる緑のカーテン

今月はじめに、レタスクラブの取材がありました。

今回は4ページ使っての緑のカーテン特集。

ベランダ用物干しスタンドを使った、上げ下げできるネットの張り方を

詳しく説明。

 

材料はこちら。

 

「こうやって、こんなふうにして・・・」

 

「ほらね、上げ下げできるでしょ?」

 

猛烈に寒いのに、春の装いで微笑む私・・・ちょっとえらい。

 

前回もいらしたカメラマンの中本さん。

笑顔がすてき。

またお会いできてうれしかった♪

 

室内で、私の顔写真撮影。

今までに見たことのない機材に興味津津。

ポーズをとるのは相変わらずはずかしくて・・・。

 

今回のスタッフのみなさん。

やっぱり「ガウディ!」って言うとすてきな笑顔になるなあ。

 

撮影のほかに、たくさんの質問を用意なさっていたので、

とても詳しく細かくお話ししました。

どんな記事になるのか楽しみです。

掲載号は準備にぴったりの4月25日発売です。

 

 

 

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かごしまみどりのカーテン&ビオトープシンポジウム

2012-03-18 11:51:11 | ひろがる緑のカーテン

2月18日、かごしま環境未来館で開催されたシンポジウムに参加しました。

草牟田小学校教諭、岩切先生による開会の言葉。

岩切先生は、現在は理科専科をなさっています。

環境教育のみならず、合唱指導でも手腕を振るい、

信じられないようなハードスケジュールを笑顔でこなす

スーパーマン並みの先生です。

 

続いて私が「つながる 広がる みどりのカーテン!」というタイトルで

基調講演をさせていただきました。

 

ごらんください!参加者の方々の、この見事な手の挙げ方!!

 

熱心に聞いてくださることに力をいただきながら、

1時間お話させていただきました。

 

次は、コンテストの緑のカーテン部門で入賞なさった

平田經倫さんの事例発表。

ご自宅での取り組みについて、手づくりの自動灌水装置や、

施肥、誘因、授粉、葉量調節、植える植物などについて、

具体的にわかりやすくお話しなさいました。

 

さらに緑のカーテン&ビオトープ部門で入賞した

新和技術コンサルタント株式会社の事例発表。

 

緑のカーテンについては、

環境部温暖化対策支援室の橋口政信さんが発表。

 

緑のカーテンの様子はもちろん、

省エネ効果や壁面の遮蔽効果についての分析も加えた、

迫力ある発表でした。

 

ビオトープについては環境調査部の徳永修治さんが発表。

藺牟田(いむた)池の岸辺にある湿原が乾燥し、

そこに生育するベッコウトンボの幼虫が絶滅寸前。

問題解決のために取り組まれているビオトープ作りについて、

熱意を込めて語られました。

いずれの発表も、強い思いに支えられた活動がひしひしと伝わってきて、

胸を打たれる内容でした。

 

パネルディスカッション「鹿児島らしい緑のカーテン&ビオトープとは」。

パネリストとして主人も参加しました。

「『ゴーヤー』ではなく『ニガウリ』『ニガゴイ』と言おう!」

「ハヤトウリもよい」

という意見が出され、外来種についての問題も提起されました。

 

主催者 鹿児島県体験的環境学習教育研究会顧問の

成見和總先生による総括。

「ヒトも自然の一員也!」

「自然は偉大な教師也!」

「3K(感じ、考え、行動する)」運動を!

 

NPO法人緑のカーテン応援団のプロジェクトについてもご紹介しました。

 

会場には、草牟田小学校の子どもたちが育てた緑のカーテンの種も。

一袋ずつに添えられたメッセージがかわいかった~!

 

会場となったかごしま環境未来館は、

屋上がみごとに芝生化されて草屋根に。

遊びながら、環境についてさまざまな角度から学習できる施設です。

近くにこんな場所があったらなあ、と思いました。

 

トイレでちょこっと感動。

一見、普通のちょっとすてきなトイレですが、

入ってドアに向かって座ると・・・・・

 

ドアにこのようなボードが!

ひと部屋ごとに違う言葉。

奥の深いトイレだなあ、と感心してしまいました。

 

翌日は岩切先生のご案内でちょこっと観光。

城山公園から眺める雄大な桜島。

 

岩切先生が勤務する草牟田小学校を訪問。

 

体育館がすばらしくてびっくり。

 

木をふんだんに使った、ぬくもりあふれる体育館、うらやましい。

 

草牟田小で見つけた「なんでっ?!」

視力検査のボード。

どうしてこんなところに?????

 

空港に向かう途中に立ち寄った「(有)長命ヘルシン酢醸造」。

ここで作られる玄米黒酢は我が家のお気に入りです。

一度醸造元をたずねてみたいと思っていた私たちの願いを、

岩切先生がかなえてくださいました。

 

岩肌に描かれた龍の絵。

山全体が巨大な龍の姿です。

 

会長さん宅のベランダからの眺め。

ここで、あの黒酢が作られているんだなあ、と感激。

ちょうどご在宅だった会長さんに、温かくもてなしていただきました。

生卵二つにはちみつと黒酢を入れて、ガガッと混ぜたドリンクと、

大きな、それは大きな蜂の子(もちろん煮てありますが)3匹という、

いまだかつて経験したことのないごちそうをいただきながら、

会長さんの熱い思いをうかがい、空港へ向かいました。

短いながら、大きなインパクトのある旅でした。

 

最近、よく感じることですが、

「仕事だから」「やらなくちゃいけないから」ではなく、

「思い」を持って物事に対峙する姿勢が大切なのだ、ということを、

今回のシンポジウムでもあらためて感じました。

遠く鹿児島の地で、すばらしい会に参加させていただいたこと、

心から感謝しています。

鹿児島での今年の緑のカーテンの展開が楽しみです。

 

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