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今年も恒例の病院忘年会を迎えました。急遽院長をやることになってちょうど丸三年が経過しました。4回目の忘年会です。
管理職として迎えた最初の忘年会は,当時の院内の雰囲気を反映して参加人数も減っていました。そんな中で職員の皆さんが元気になれれるように,そして何とか前を向けるようにと考えたキャッチフレーズが「みんなを笑顔に」でした。それは,自分たちの職場は自分たちが作っていくんだ,まずは隣の仲間が笑顔になれるように,そして誰もがみんなを笑顔にできるように,一人ひとりが自ら動きましょうと呼びかけたのでした。
あれから三年。院内の雰囲気も随分変わりました。何より病院行事としての忘年会に参加する人数が増えて,今年はこれ以上は会場に入りきらないギリギリまでに増えました。雰囲気が良くなってきたことがとても嬉しいです。
毎年,個人的な感謝の気持ちを込めて数人の職員を選んで院長賞を贈っています。普段,皆があまり気づかない事で努力してくれている職員を,「皆の前で」褒めてあげたいという気持ちから始めたものです。それなりに毎年リサーチして選んできたつもりです。今年選んだ人たちも「そんなことで貢献してくれているんだ・・」と多くの職員が意外に思う人たちを選ぶことができました。拍手喝采でその人たちに感謝して,皆で褒めることができました。
来年以降はさらに一歩進めて,職場の中に「褒めあう文化」を醸成できればいいなと思っています。留学や視察で訪問した米国の病院で「Employee of the Month」といった形で職員を表彰してあるのをよく見かけました。同じようなことを自分の病院でもできないかと考えています。そして職員全員が,今まで以上にお互いの良いところを伸ばしつつ,多職種が協力しあえる温かい環境にできればいいなと,そのために何ができるだろう・・と思案しています。