連日報道される地震の被害状況をみると本当に心が痛む。震災の被害に遭われた方々には,心からお見舞い申し上げます。東北,福島にはお世話になった先生方が何人もおられる。おそらく我々には想像もできない状況で苦闘されていることと思うと,いたたまれない。現在の自分には何ができるだろうかと自問自答している。
そしてまずは自分の日々の仕事をきちんと淡々とこなしてゆくことが大切だと言い聞かせる。計画停電のあおりで地震の直接の被害がない地域にも影響は広がりつづけている。こんなときこそ,その時の状況でできる最大限のことをこなすのが大事だろうと思う。計画停電はしばらく続くそうなので,それに対処して工夫が必要だ。特に透析に関しては本当に大変だが。
Meyer先生は,原発事故のことを心配した米国のご家族からの強い要請もあり,急遽帰国されることになった。残念だが,また来年の再会を約束した。