「Common diseaseの診断の落とし穴」というタイトルで編集させていただいた「レジデントノート1月号」が発行された。これはずっと以前に「コモンな疾患でも稀なプレゼンテーションをとった時に経験の差って出るんですよね~」と羊土社の編集者の方にお話したことがあったのだが,それをずっと覚えていた編集の方が依頼して下さって実現したものである。
症例を選ぶにあたっては,大船GIMカンファレンスの常連の先生方にあらかじめアイデアを出してもらった。沢山寄せられた中から今回9名の先生方に執筆をお願いしたものである。以前から,大船GIMに参加して下さる先生方は皆さん素晴らしいので,どこかでデビューしてもらいたいなあと考えていたので,今回それが実現した。手前味噌だが,いずれ劣らぬ素晴らしい出来である。
イントロには,以前から自分では「モンローネタ」とひそかに読んでいる内容を含めた。これは疾患のバリエーションを知ることが経験を積むということではないか,という内容。
皆さん,面白いので是非見て下さいね。