面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

全国くまなく津々浦々まで光。

2010年11月21日 | ニュースから
四面楚歌で大衆扇動にシフト 原口前大臣&孫社長「光の道」(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース


この間、テレビ大阪(テレビ東京)でやっている報道番組「ワールド・ビジネス・サテライト」に「緊急出演」などと銘打って孫社長が出ていたのは、こういうことだったのか。
「NTTや国に任せておいてよいのか?自分に全て任せておけば、うまいことやってやる」と、まるで出演者や視聴者を恫喝せんばかりに己の主張を押し付けられたように感じたのは、気のせいではなかったらしい。

日本全国あまねく光の回線を家庭に敷設するというが、沖縄や小笠原諸島の離島各地や、九州、長野、東北方面や北海道の山間部に点在する民家一軒一軒全てに光ファイバーを敷くのに、準備から施工まで、どれほどの費用と労力が必要であるかは一切考慮していない。
それを2015年までにやり終えようというのだから、大言壮語もここまでくれば凄まじい。
ウソも突き通せば本当になるというが、孫氏はこれまで、ホラを突き通して金を稼いできたということなのだろうか。

既に全国に設置されていた、電柱と電線、NTT内の電話交換設備などの電気通信設備に、後から便乗するだけで稼いできた御仁らしい主義主張の展開に、本当の専門家は胡散臭さを禁じえない様子であるのもムリはない。
孫氏のこと、さんざん儲けて、サッサと会社を売り払い、後は野となれ山となれ、というところか。
「日本の通信?そんなこと知ったことか!」と、また別の金儲けの材料を求めて去っていくのだろう。
孫氏に、国家の生命線でもある電気通信事業に対する責任の重さを背負い続ける覚悟があるとは思えない。

あくまでも、貧乏人のヒガミによる偏った私見にて。
念のため。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿