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SFと現実と

2006年11月19日 | ニュースから
人造スズメバチで敵を殺害 イスラエルが極小兵器開発(共同通信) - goo ニュース

イスラエル紙イディオト・アハロノトによると、イスラエルが武装勢力対策として、ハイテクを駆使した極小の無人機を開発中だと報じたとのこと。
なんでも、スズメバチほどの大きさのロボットが敵陣深く飛行して入り込み、通信妨害や写真撮影、敵の射殺などを行うものだそう。
その他にも、兵士が手や腕に装着することで、ドアを打ち破ったり通常では持ち上げられないような重い物を持ち上げることができる超人的な力が出る手袋や袖も開発中とか。

子供の頃に読んだSFに出てきたような兵器の出現が、現実味を帯びてきた。
でも、手塚治虫が描いた「鉄腕アトム」のような、平和的なロボットとの共存社会の実現には、まだまだ程遠い。

人を殺すためのモノの開発は驚くほどのスピードで進んでいくのに、人を潤すための平和的なロボットの開発はなかなか進まない。
この一点をとっても、人の命を奪うことは簡単だが、人の命を長らえることの難しさを感じずにはいられない。

何事にも「安易化」が進むご時世、人の命の扱いも安易になってやいないだろうか。


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