面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

やっぱりわからん

2006年10月04日 | 野球
昨日、神宮でヤクルトを撃破したが、先発井川の完封劇あったればこそ。
前回は甲子園で完投勝ちをおさめ、マウンドで泣いていたが、今回はフツウに笑顔でマウンドを降りていった。

甲子園での涙については、当日にテレビニュースで観たときには少しばかり感動したが、その後に出てくる話を総合すると、
「いよいよ来年からメジャーで投げるので、甲子園のマウンドも投げ納めか。ここではいろいろあったっぺ。」
てな感じの涙だったとか。
9月に入ってチームに貢献できなかったこれまでの不甲斐なさへの悔しさや、優勝に向けて一丸となっているチームにやっと貢献できたといううれしさで泣いた、という話は全く出てこない。
感動したのが損したような気分だ。

「やっぱりそんなもんか」と思いつつ、結局、彼の本当の考えや思いの本当のところはさっぱりわからない。
自分だけではないだろう。
きちんと思いを伝えないから、勝手な憶測記事を書かれ、井川像ができあがっていく。
いったい、どの井川がホンモノなのか、さっぱりわからない。

これも井川のコミュニケーション力や情報発信力の低さに起因するとも思う。
メジャーに行くのであれば、自分の意思や思い、考えは、しっかり発信できるようにならなければいけない。
流暢な英語をしゃべる必要は無い。
日本語で話せばいいので、しっかり自分の意思で情報発信できるようになってもらいたいものである。


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