面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

えらいことに

2007年05月09日 | 野球
タイガース、正に泥沼、7年ぶりの9連敗を喫した。
それも、リードして藤川を投入しての逆転負け。
万策尽きる…という日本語が、これほどピタリと当てはまる状況も珍しい。

帰宅してテレビをつけた途端、代打の葛城がホームランを打って勝ち越した。
おお!いよいよなんとかなるか!?と思ったものの、なぜか中継を見ていても勝てる気がしないのが、タイガースの現状を如実に表しているのかもしれない。

讀賣の上位打線が、いかにも打ちそうな雰囲気を醸しているのに対して、タイガースは金本も今岡も、打席で全くオーラを感じない。
林のハツラツぶりだけが際立っている。

今日はしかし、球児の投入時期に、岡田監督の焦りがあるのかな…と少々不安になった。
8回表、ワンアウトを取って代打キムタクにフォアボールを出したところでウィリアムスが降板したが、続投でエエやろぉ…と思わず唸った。
ウィリアムスの投球は、スピードもキレも抜群だったからである。

それにしても讀賣は、野球にイヤらしさが加わっている。
次の塁へ、「前へ!前へ!」の意識が徹底しているようだ。
特に足の早い連中に、その意識が叩き込まれているかのよう。
キムタクしかり、代走の鈴木しかり、最終回の代走・ベテラン小坂まで、いかにも進塁しそうな雰囲気が漂っている。
そして一方、開幕からほとんど盗塁を刺せていない、盗塁阻止面で最悪の状態が続いている矢野。
鈴木などは、いとも容易を盗塁を決めにきており、自信満々といった感じが伝わる。

今日の試合を見る限り、讀賣に勝てる要素も雰囲気も感じられない。
ヤクルトが勝利して、とうとう単独最下位に沈んだタイガース。
明日も負けて連敗を大台に乗せてしまいそうだ。



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