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巨人リーグ優勝、ヤクルトにサヨナラ勝ち(読売新聞) - goo ニュース


セ・リーグは結局、讀賣の５年ぶり優勝で決まった。
タイガースはもちろんのこと、最後は中日も息切れし、やはり戦力の厚みの差が出たと言えよう。

中日が優勝するよりも腹が立たないのは、久しぶりだからということもあるが、なんとなく讀賣が優勝するのは「仕方ない」と思えるからだ。
タイガースとともプロ野球草創期からの伝統があり、常に人気を二分してきた永遠のライバルチーム讀賣。
だからこそ、その讀賣をギタンギタンに負かしてタイガースが優勝することに、えも言えぬ快感があるのだ。

先発投手のいないチームであったタイガースには、やはり年間百何十試合を乗り切れる力はない。
また、打線と守備の両面で核となる福留を欠いた中日も、やはり決定力不足を露呈してしまった。
対する讀賣は、小笠原と谷が加わることでまたしても打線の厚みが増し、上原を抑えに回すことでストッパー不在を解消し、これで優勝できなくてなんとする！？というチームを作り上げた。

これで来年は更に、讀賣の叩き甲斐が増したというもの。
往年のセ・リーグのような、タイガース、讀賣、中日の３チームが上位を争う構図は、なんだか懐かしくも楽しい。
何度も書くが、タイガースの選手達には、来年に備えてじっくりオーバーホールしてほしい。
クライマックス・シリーズなんて、もうエエから。