面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

上か下か。

2010年10月02日 | 野球
阪神のCS進出確定=プロ野球セ・リーグ(時事通信) - goo ニュース


前日のフヌケのような試合から一転、久しぶりにダイナマイト打線の再来と言われてもてはやされていた頃の試合で広島に圧勝し、イッキに4位以下の順位確定に貢献した。
(大した貢献ではないが)

クライマックス・シリーズによって消化試合が激減し、最後までシーズンが盛り上がるようになった!などという声があるが、長いシーズンを戦ってきた1位から3位のチームが、たった数試合戦うだけでその順位がひっくり返ってしまうような腐った制度は不要だ。
優勝できなかった時点でCSなんてどうでもいい。
長いシーズンを戦い、その結果を競うのがプロ野球の面白さであるのに、たかだか8試合の結果によって144試合を戦い抜いて勝ち取ったリーグ優勝を打ち消して、いったい何が面白いのか?
よしんばタイガースが勝ち上がって日本シリーズに出たとしても、嬉しくもなんともない。
リーグ優勝した2チームが戦ってこそ、プロ野球界の「日本一」を決められるというものだ。
短期決戦で日本一を決めるというなら、毎年12球団でトーナメントをすれば事足りるではないか。
無意味な盛り上がりに、クソほどの価値も面白みもない。

残りゲームにおける見所は、讀賣よりも上位に立てるかどうかである。
後塵を拝して3位で終わるのは腹が立つというその点にあるのだ。
だからそれなりに応援には力が入る。

残り数試合、讀賣の上に立つ!という意地を見せてくれるか否か。