松尾多英先生の「砂」個展を鑑賞に神田の神保町のアートギャラリーコルソに行ってきました。
松尾多英先生はいちょう塾にて一昨年に日本画を教わった先生です。
今回も先生からご丁寧な招待状を戴き、今日 個展鑑賞に行きました。
ちょうど来客も少ないときで先生と親しくお話しができました。
オーストラリア、内モンゴル、南アフリカ、ニューメキシコ、中国など世界の砂漠を歴訪し、画きあげたそうです。刻々と変わる表情を持つ砂漠に魅力を感じられたそうです。
先生のご挨拶文を紹介いたします。
《不器用な私は、長い間、悩み疲れていました。
「思うように絵が描けない、もしかして、私は絵描きになれないのではないか・・・?」と。
そんな時、浜岡砂丘で、砂と出合いました。
砂は強風にあおられ、宙に舞い、夕日で紫色の光を放ちキラキラと光っています。
足元では、砂がサラサラと流れ動き、砂が描く美しい風紋が、生まれては消え、消えては
生まれています。
あまりの綺麗な光景だからだったのか、あるいは、物哀しさを感じてしまったのか、眼から
涙がジワーと溢れ出てきました。
そして、「不器用で上手に絵を描けない私でも、この砂のように、描いては消し、消しては
描く繰り返しを続ける人生でよいではないか!」と気づきました。私が35歳の時でした。
それから32年間、今でもずっと「砂」だけを見つめて、絵を描いています。
2014年8月 松尾多英 》
100号FX10枚連作 13M05cmの大作です。現在で70数枚になるのか?不確かですが、
先生は、100枚になるまで 頑張るとおっしゃっていました。松尾先生の情熱に圧倒されました。
私も日本画に再挑戦したい気持ちが湧いてきました。
松尾多英先生はいちょう塾にて一昨年に日本画を教わった先生です。
今回も先生からご丁寧な招待状を戴き、今日 個展鑑賞に行きました。
ちょうど来客も少ないときで先生と親しくお話しができました。
オーストラリア、内モンゴル、南アフリカ、ニューメキシコ、中国など世界の砂漠を歴訪し、画きあげたそうです。刻々と変わる表情を持つ砂漠に魅力を感じられたそうです。
先生のご挨拶文を紹介いたします。
《不器用な私は、長い間、悩み疲れていました。
「思うように絵が描けない、もしかして、私は絵描きになれないのではないか・・・?」と。
そんな時、浜岡砂丘で、砂と出合いました。
砂は強風にあおられ、宙に舞い、夕日で紫色の光を放ちキラキラと光っています。
足元では、砂がサラサラと流れ動き、砂が描く美しい風紋が、生まれては消え、消えては
生まれています。
あまりの綺麗な光景だからだったのか、あるいは、物哀しさを感じてしまったのか、眼から
涙がジワーと溢れ出てきました。
そして、「不器用で上手に絵を描けない私でも、この砂のように、描いては消し、消しては
描く繰り返しを続ける人生でよいではないか!」と気づきました。私が35歳の時でした。
それから32年間、今でもずっと「砂」だけを見つめて、絵を描いています。
2014年8月 松尾多英 》
100号FX10枚連作 13M05cmの大作です。現在で70数枚になるのか?不確かですが、
先生は、100枚になるまで 頑張るとおっしゃっていました。松尾先生の情熱に圧倒されました。
私も日本画に再挑戦したい気持ちが湧いてきました。
おっちゃん、手、お大事に!!