おっちゃんのウオーキング日誌

日々のウオーキングや出来事を綴ります。

入院そして退院

2013年06月05日 19時35分44秒 | 闘病記
病室・この狭い空間で29日間過ごしました

5月7日(火)東海大学八王子病院に入院した。当初検査入院という事で1週間程度の入院予定が病名判定で治療が始まり4週間の入院となってしまった。6月4日の昨夕、退院許可がおりました。病名は「皮膚筋炎」という難病指定の病気でした。今後一生付き合って行くような病気です。

また、ゆっくりとリハビリも兼ねウオーキングに励んで行きたいとおもいます。

検査
入院してすぐに生体検査です。左腕の筋肉を一部を切り取り生体を検査します。筋肉切り取りは一部麻酔がきかないのでけっこうな痛みを伴います。この結果 皮膚筋炎が確定したのです。
皮膚筋炎の発症には悪性腫瘍の影響が強いので癌の検査が続きます。MRI、肺レントゲン、超音波検査、造影CT検査、上肢内視鏡、下肢内視鏡等、苦しい検査が一週間続きました。結果、癌は見つかりませんでした。この時はほっとしたものです。

5階のデイルームからの眺め

5階B-10室に入院、同じ階にあるデイルームは食堂や家族や見舞客との休憩室となっている、空気の澄んでいる日は富士山が良く見える。

朝日の眺め

朝の4時半~5時半の間、病室の窓から朝日が見えます。夜の8時には寝てしまうのであさの4時には起きてしまいます。

5階の北側の眺め

5階の廊下の端にある休憩スペースから我が家の方面が見えます。山の上の大きな建物は創価学会の建物です。その下の地面がむき出しになっている所が、イオンと道路をつくり始めた工事個所です。この下側に我が家はあります。イースター島の石像ではありませんが、暇があれば望郷の念を持って眺めていました。

ラベンダーの香り

娘が見舞の時に持ってきてくれました。この香は睡眠を誘うそうで、心配してくれる気持ちだけで安眠の一助になったのです。

読書

病理検査が終了し、治療が始まりました。治療といってもステロイド剤の大量投与です。一日50mgの投与に始まり、徐々に減らし退院時は25mgまで減量しました。ステロイドの投与により皮膚の発疹痒みは嘘のように収まりました。ただし筋肉の減少、体重減少は続いたのです。ステロイド投与は自己免疫機能が低下してしまうのである程度減量するまで入院だそうです。
検査終了後は薬を飲むだけであとはやることがありません。そこで病院の2階にある本やさんから本を買ってきて読書を始めたわけです。
最初は、気の張らないようにと藤沢周平のエッセーもの読んでいました。医師回診の時主治医のO先生が山本周五郎が良いよと声をかけてくれました。それで山本周五郎も2冊ほど読みました。どれも読み始めると没頭して時間つぶしには大いに役立ちました。

リハビリ
入院して2日目リハビリを行いますといって医学療養士のIさんが来ました。ベット生活で寝たきりですと筋力がすぐ衰えてしまうそうです。
足、腕、肩、腹等の筋肉増強と病院の廊下のウオーキングです。退院前にはIさんがリハビリ要領のイラスト作ってくれました。退院後も活用できます。このリハビリ効果で退院時も結構、体は動けました。