おっちゃんのウオーキング日誌

日々のウオーキングや出来事を綴ります。

モンゴル音楽祭を聴く

2007年09月28日 23時37分54秒 | 馬頭琴
会場は、かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホールである。
日本・モンゴル外交関係樹立35周年、ジンギスハーン モンゴル統一800年記念として開催された。
馬頭琴のバトエルデネ先生が出演されるので応援ででかけた。
出演者は多士済々、
民族楽器としては、
 馬頭琴(バトエルデネ)、馬頭琴・ホーミー(バトオチル)、笛とホーミー(サ ウガゲレル)、三味線(イッフバヤル)、琴(ナランゲレル)、ヨーチン(揚  琴)(ボロルマー)の6名。
民謡歌手(ネルグイ)、
クラッシック部門ではソプラノ歌手(ドルゴル)、テノール歌手(ダランタイ)、 バイオリン(デギー)
ポピュラー音楽部門では女性ポップシンガー(アルター)男性ポップグループ カ ミルトン(ボルドー、メンダマル、ガンエルデネ、エルデネット)
歌舞団より(エンヘゲレル、アマルトプシン)
以上17名の出演者で、司会は大塚りょう さんでした。

かつしかシンフォニーヒルズ・モーツァルトホール


掲出されていたポスター




馬頭琴奏者・向かって左側が、わが師バトエルデネ先生


笛とヨーチン


ヨーチンと三味線と琴


モンゴル国は、首都ウランバートル、面積日本の4倍、人口は日本の約50分の1で260万人、そんな国です
会場は在日のモンゴルの人たちが多く見受けれた。まげを結った相撲取りの方も何人もいました。ポップス系のボーカル、カミルトンの登場で大騒ぎの会場でした。
民族楽器の方々は民族衣装で登場、カラフルで立派な衣装であ、それぞれ豪華な帽子を着用していた。

「4種類のホーミー」にはびっくりさせられた。馬頭琴奏者と笛の奏者がホーミーなるものを作り出していた。口から発声しているのであるが僧侶がお経を読む様なうなり声、高い声、低い声、指笛のような音声(指を使ってはいない)、風の音のようなうなり声、そして力強く、とても人の口から発声されているとは思えないのである。

サウガゲレルさんの笛、長く息つぎをしないで音を出しています。音を出しながら息を吸うのだという、とてもそんな事ができるとは思えないのだが。

男女二人の踊りもありました。体を震わせたり、くるくる回り、飛び跳ね、激しく時には優美に、手も独特な動きで、アラビアの地方と地続きなのだなと思わせるものでした。

始めて聴くモンゴルの音楽、それは異国情緒に満ちて、とてもすばらしいものでありました。

ただ、葛飾は遠いところでした、終演ご岐路に着き、家に帰りついたのは午前零時を回っていました。