おっちゃんのウオーキング日誌

日々のウオーキングや出来事を綴ります。

韓国音楽を聴く

2006年11月15日 22時13分48秒 | 二胡
国立音楽大学楽器学レクチュアコンサート、韓国伝統楽器の調べ~玄琴(ヘムング)とヘグムと題して、多摩モノレール玉川上水駅近くの国立音楽大学講堂小ホールにて開催されました。


国立音楽大学講堂小ホール



今回のコンサートは、二胡の会会長のお知らせで知り、出かけました。




コンサートの案内



入り口をはいると、写真のような案内板がありました。受付でパンフレットを戴き会場に入りました。入場料は無料です。

今日は「コムンゴ」「ヘグム」「チャンゴ」の三つの韓国の伝統楽器の演奏です。演奏者は「金 泳宰(キム・ヨンジュ)さん」と「金 龍河(キム・ヨンハ)さん」です。
「玄琴(コムンゴ)」は日本の琴に似た形状をしており、弦は6本である。棒状のばちで弦を弾く、左手で弦を押さえる。高句麗の楽器で6~7世紀頃の使われ出したという。現在では正調(宮廷音楽)と民衆の音楽の二つの流れが、あるという。
棒状のばちで時には激しく弦を叩き、迫力ある音をかもしだす。左ては弦を押さえ押さえる力を変化させ音をゆらしている。韓国の音楽はこの音のゆれが特徴だそうだ。

「ヘグム」は中国の二胡と同じ形状をしている、棹は竹を使用、弦は絹糸である。左手で弦をおさえるが指の腹部分で押さえる、弦を強く押すことにより音を作り出すという。音色は二胡ににている。
「杖鼓(チヤンゴ)」は大きな鼓である、直径40cmくらいの太鼓が左右にあり、幅は50cmくらいである。手のひらと棒で太鼓めんを叩く、結構おおきな音が出る。
それぞれの楽器で韓国の音楽を演奏された。
  1. 玄琴散調
  2. 玄琴併唱「赤壁歌」より「セタリョン(鳥の歌)」
  3. アリラン連曲
  4. ヘグム散調
  5. ソル チャンゴ カラク 
大陸の遊牧の雰囲気を感じさせられました。
今日演奏された曲はほとんどが口承で覚えるそうである、1番の玄琴散調は正式に演奏すると一時間かかるそうだ、マスターするに15年かかったそうだ。

また一つ貴重な体験をさせていただきました。
本日の歩行数11,127歩 7km也。