またまたご無沙汰です。なんか…YouTubeから検索で飛んで来て、過去記事をたんまり読んで行かれる方が急増中…あまりプライベートは明かしたくは無いですが…ここ、秋にはgooの都合ですべての記事が消えますので… 1冊、書籍にして想い出に持っておいてもいいかなぁとも思うのですが、なにせ2007年から始めたブログ! 1つの記事も長いものが多く、いったい、どんだけ~なページ数になるのか… 金額も気になるところです。
ここをお留守にしている間、YouTubeはちょこちょこっと。仕事の後はバイオリンの練習と読書タイムでした。なにせ読んだ本がどれも深くて…このままでは何も書かずに終わってしまいそうなので、取り合えず( ..)φメモメモしておきます。
以前、読書力に紹介されていた著書を2冊、予約(取り寄せ)中、と書きましたが、その内の一冊が、『出家とその弟子』 初めての作家で、なんと若干24歳の時の執筆だというから、驚いたのなんのって! 昔の人は、若い内から人生を悟っているというか、精神年齢が二十歳でも今の80歳以上ではなかろうか…いや、生涯生きても、この域に達する人は、ほぼ僅か(現代なら!)と思いますよ。 ざっと説明すると、親鸞の生涯と弟子について劇の脚本のような形式で書かれた著書です。弟子たちについては作者の創作だそうですが…作者自身の一部分も、これらの弟子達の中に投影しているそうです。
30代の始め、帰国して一年目でしたが、オーストラリアでイスラム教徒やキリスト教徒、ユダヤ教徒の人達と知り合い、仏教徒も居ました、当然。特にタイ国の人達でしたが… 神道はもちろん、仏教についても一度、勉強してみようと、浄土宗、浄土真宗、曹洞宗などについて書かれたシリーズ本を図書館で順番に借りて読んだ時期がありました。 最も自分にしっくりきたのは、道元が開いた曹洞宗でして、「ほらほら!自力本願で、掃除、洗濯、料理、日常のことをやる!(掃除をやりだすと没頭して止まらなくなる質ですから…)それこそが修行だよ。道元のいう通りだ!と、勝手に理解し… 31歳の自分は親鸞には、さほど興味は持たず…だったのです... が…
『出家とその弟子』 人間の本能と、どのように向き合うか? 今ではお坊さんが所帯を持つのは当たり前ですが、そうではなかった時代… おなごにうつつを抜かすなど破門だ!という時代が当然あった訳で…
何についても言えることですが、
【誰が決めたか知らないが、『当たり前』『当然だ!』】と言われる世の【常識】に対し、
「いや、そうではない」と意見したりすると…恐ろしいことになるってこと、ありませんか? 殆どの日本人は納得できないけれど黙っていよう、だと思います(ため息) 空気を読んで表向き穏便に済ませるために。(本心はどうであれ)
それが坊主だと… 坊主も人の子ですし、煩悩と日々葛藤するのは(若いお坊さんは特に?)当然のことで… そういう意味で、親鸞もその弟子、唯円が取った行動に、敢えて「あっぱれ!」と言いたい! 頭がお堅い老僧たちは、「許せぬ! 自分が寺を出ていくか、唯円が出ていくか、いずれかだ!」と、親鸞師匠を訪ね… 「人は皆、悪人だ。悪人ほど許されるべきだ。寺に置いておくべきなのだ。(自分が若い頃を見ているようだ、親鸞、心のつぶやき…)」
キリスト教と仏教の融合のようだな、と感じるところが、こういう箇所でしたが… どうぞ、実際に手にとってお読みください❣ 読む価値はとても高い本です。 しかし、文字が小さく、老眼の自分には大変でしたが… 💦 岩波文庫です。
いやいや~ 冒頭の始まり方から、惹きこまれる内容でした。
行きつけの図書館には所蔵されておらず、市内でも古い図書館からの取り寄せ。
パソコン内蔵カメラで借りた本を撮影したため、ボケてますが…紙質も黄色くなり、時代を感じました。(最近は、ネットから本の表紙はお借りしていたのですが… スクショで💦)
他にも数冊、読み終えていますが、すでに手元にはなく… 簡単な感想は次回に回します。
『秒速5センチメートル』著:新海誠
映画になっているとも知らず、図書館員お勧めコーナーから借りた本です。とても読みやすく、ロマンティックで、胸キュンな内容でした。お互いを思いやる、心の友に 小学生の時に出逢う…いいなぁと思ってしまった!🫣🩷
『出家とその弟子』のように読見応えがある訳ではないけれど、誰が読んでもす~っと入って来る小説というのもいいですね。
「書籍化」って、いいですね。
すずさんは過去に何度も体験してその喜びや感動も味わい、その良さも、もしかしたらちょっとした反省点などもわかるのでしょうね。
ぜひ実現させてください。
私もできれば「備忘録」にでもしたいな・・という気持は充分すぎるくらいあるつもりなんですが・・・
すずさん、過日の「読書力」の紹介・・・
本当に胸に響きましたよ。
あの後、いずれ「読書力」の中の本に出合うため(?)斎藤孝先生の「50歳からの名著入門」を読んでいるところです。
そして今日『秒速5センチメートル』を知りプライムビデオでとりあえず映画を観ました。
第一話の明里ちゃんの言葉『雪みたいだね』は第三話のラストシーン と重なりますね。
映画を観てこのある意味での一途な片思いだったり、満たされない様な愛の姿は私のブログにも度々登場した私自身の初恋(?)のような幼なじみの眞佐美ちゃんとの仄々とした想いに重なるようで、活字でしか表せないような情景もあるだろうと思い、あらためて本を読んでみたくなりました。
>「わくわく・仄々」の連続・・・... への返信
お返事が大変遅くなってしまいまして…
すみません~💦
折角だから、活字にして残しておきたい気もしますし、記事数が多すぎて、1冊に収まるのやら・・
予算もありますしねぇ
まだ時間はあるので、考えたいと思います。
すでに数冊読み終えているのですが、記事にする時間がなくて💦
本って読み始めると止まらなくなりますよね。