2つのコメントを引用しておきます。反吐が出るような、日本人の「単純金太郎飴的正義」に則った、卑しく俗っぽいバカ丸出しコメントが沸き上がるなかで、数少ない冷静かつ妥当な意見だと思います。
【yam****さん】>米の報道を見ると、違法賭博に大谷の名前で送金があり、賭博の借金の肩代わりを大谷がしたが、違法賭博で大谷の口座からの送金自体が違法に問われる可能性があるから、横領って形にして代理人弁護士から告発って流れでしょう。単純な横領とは違う気が。そもそも違法賭博をするなって話だけれど、水谷通訳自身も違法とは認識していなかったようですし。
【car****さん】>まだ詳細が判からない段階なので、勝手な想像でコメするのはいけないことと承知はしていますが、どうしても最悪な不安が湧いて来てしまう。まさか一平さんが「身代わり」なんてことは無いよね・・・。有り得ないと信じるが、大谷選手に関しては彼の全てが異次元の世界なので、ナニが起こるか分からない怖さがある。
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キーポイントになるのは、大谷選手の弁護士が告発した、という点。
弁護士は依頼人を守るのが大前提。
事件が発覚すると最も打撃を受ける(それも並大抵の程度ではない)のは大谷本人。ということは、弁護士は逆の手段(絶対に行ってはならないこと)を選択したわけです。
なぜか? それを行わないことには、大谷の野球人生自体が閉ざされてしまいかねない、という事態に直面しかねない(結果として大谷も関与して違法行為に携わった)。ならば、水原氏の「横領」という形で最悪の事態を逃れる、それしか方法がないと判断。
この案件、一歩間違えると、大変な展開になっていくかも知れません。
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筋肉増強剤の使用で、ボンズ、マグワイアほかの大選手が抹殺された訳だけれど、本人たちは大して罪の意識はなかったはず。だってそれも薬の一種だし、捉え方に拠れば、全ての薬が使用できなくなってしまう。例えば、酒や煙草を嗜んでいる人たちが、あるとき突然に逮捕(知らないうちに法律が改正されていた)、ということも有り得るでしょうから。
お金の問題も、むしろお金に不自由しない、かつ無頓着、無関心な人たちが、予期せずに陥るのかも知れません。
社会の歯車に取り込まれて(それを動かしているのは、回り回って大衆・庶民)。
引っかかるのは、以前(つい最近まで)大谷本人が某「仮想マネー」企業の広告塔になっていたこと(その企業は破産し、主催者は懲役50年)。これについては、なんかモヤモヤ感が残ります。
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西鉄ライオンズの池永氏の事は、以前ブログに書いたですね。
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大鵬がまだ親だった(?)頃の大鵬部屋のロシア出身力士・露鵬(とその弟の白露山)が、八百長容疑絡みで角界追放処分を受けた時、露鵬は随分後まで無実を訴え続けていたのですが、結局は闇に葬られたまま今に至っています(同じ頃、一度は追放された中国籍の蒼国来は、後に訴えが認められて復帰している)。
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僕の生涯の自慢(笑)。若貴兄弟が台頭し始めた頃、国民こぞって彼ら(や両親)の事を「理想の一家」として手放しで持ち上げていたわけだけれど、僕は「見ていなさい、そのうちに皆が予想だにしていない、とんでもない事態に展開していく、断言する、、、、」と友子さんに言ったことがあります。
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全ての根源が、(巡り巡って)大衆・庶民の「私欲」「責任逃れ」「個人(強者)崇拝」「空気への同調」といった属性に収斂されることを、ほとんどの人が気付かないでいるのです。
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いずれにせよ、大谷選手、水原氏には、それぞれの立場で今後とも頑張って欲しいと願わずにいられません。