↑2019.8.14。ギリシャはスイカが安くて美味しい。
↑2019.8.15。隣の家のベイビー、毎日、“ヤー(ハロー)”と声をかけてから出かけます。
↑2019.8.16。オオモンシロチョウ。ギリシャに棲むモンシロチョウ類6(~8)種のうち、最もポピュラーな種。来春再訪時には、他のモンシロチョウ類の調査に取り組みたいと思っています。「社会の窓から~ギリシャと日本のモンシロチョウ類 https://www.shakainomadokara.com/entry/greecebutterfly7 参照」
実は、ちょうど滞在中日にあたるこの日前後を境に、生活パターンががらりと変わってしまいました。「三世」が数日前に僕や三世らが共同で執筆する新ブログ「社会の窓からThrough Wind of the Society」を立ち上げたのです。その勢いで、僕のフェイスブックやツイッターやらインスタグラムとかも作った。ブログはともかく、僕には何のことかさっぱり分かりません。
ブログを立ち上げたきっかけは、インターネット上で、ある募集キャンペーンを見たかららしいです。応募して当選(?)すれば、ブログを採用して、以降継続的に原稿料(一回2000円~8000円)が貰えるとのこと。そんなの上手く行くわけじゃないですよ、というのが僕の見解だけれど、三世に食わしてもらっている以上、逆らえません(食料も尽きてきそうだし)。
応募するために、毎日一篇ずつ、10日間続けて書くように、という、という無茶ぶりかましてきました。
それはともかく、「社会の窓から」やツイッターを始めた事とどのような関係があるのか、8月4日に「現代ビジネス」に発表した「香港デモ」の記事をチェックしたら、「シェア」の数が一気に1000以上増えています。高名作者の記事に比べればどうってことない数字でしょうが、これまでの僕のコラムには、せいぜい10前後、多くても3桁だったので、それを考えれば相当な数です。
原因を調べてみることにしました。すると、8月16日(フェイスブックを始めた日です)に、香港の複数のコラムで中国語(香港人や台湾人が使う繁体字)で翻訳されて、紹介されています。そこには、万単位の閲覧数が示されている。何らかの因果関係があることは間違いないでしょう。
その中国(繁体)語の翻訳コラムのコメント欄には、数100のコメントも寄せられていました。香港から発信されているので、記事に対する否定コメントばかりだろう、と思ってチェックしていくと、意外にも僕の意見に賛同のコメントが多い。僕の知らなかったいろんな情報が添えられていたりもします。
「香港デモ」への否定的見解を示すことは、日本のメディアにおいては「ご法度」に近い事のように思われますが、むしろ現地の人たちの間には(報道はされないけれど)意外に否定的な意見が多いようなのです。
それやこれやで、結局、ギリシャ滞在後半は、外出どころかほとんどベランダにも出ず、「一日一本」のブログ記事執筆と、寄せられた中国語コメントの読み取りなどに集中せざるを得ませんでした。
↑2019.8.16。近所のおじさんが、毎日のようにイチジク(ギリシャでは至る所に半野生化して生えている)を分けてくれます。
↑2019.8.19。隣の赤ちゃんも、毎日“ヤー”の挨拶が日課。帰国前日まで、毎日続けていました。蜂に刺された11日以降は、なるだけベランダには出ず部屋に籠っていたのだけれど、家族が出かける時間帯だけは、出来るだけベランダに出ているよう心掛けていました。
↑2019.8.19。この頃から食料に不安が、、、。以降の10日間余、キュウリが主食です。
↑2019.8.23。三世が作った卵トースト。卵はこれでお終いです。
↑2019.8.24。冷蔵庫の残り物で自分で作った。なかなか美味しかったので、あちこちにメール送信しました。
↑2019.8.26。この日から食パンがなくなって、乾パンだけになってしまった。パソコン画面の16時17分は日本時間。ギリシャでは午前10時17分です。
↑2019.8.29。帰国日がやってきました。早朝、開いたばかりのカフェに行き、全財産を叩いてコーヒーを飲むことに。
↑2019.8.29。なぜか知らないけれど、こんな無機的でどうでもよさそうな光景にも惹かれることもあります。
↑2019.8.29。「ジプシーの家なので写真写しとけ」、というので、窓からパチリ。
↑2019.8.29。三世ありがとう、お疲れさんでした(餓死しないでね!)
↑2019.8.29。空港に着きました。続きは「アテネから香港へ(日記2019.8.29)/中東の上空で“香港デモの正義の根源”についての想いに耽る: 「社会の窓から」 で。