「社会の窓から」
僕は、明後日(19日木曜)から、マクドナルドで便所掃除のバイトを始めます。
知ってる人は知っている(ヤクルト~日ハム~広島での現役時代の成績は大したことないのだけれど、コーチとしての実績は、スーパー・レジェント級)内田順三さん。僕と字違いの同名で、年齢も近い(内田氏のほうが1つ上、来年73歳)ので、なにかと気にかけてはいました。少し前の報道では、半世紀に亘って着続けてきた(コーチは、広島カーブ~読売ジャイアンツ)ユニホームを、来期で脱ぐ、と(ちなみに背番号は14通り!)。まあ、年齢的に、そろそろ隠居も仕方がないのだろう、と察していました。
ところが、つい先日(2日前)、こんな記事を見かけたのです。
「学生野球資格研修会」に、イチローが実習聴講生として出席した、というニュース。イチローのほか、前田智徳、川口和久、森繁和、藤井康夫、、、そうそうたるプロ野球OBのレジェント達が、「生徒」として名を連ねています。その中に内田順三の名も。
彼らが「教えた」のではないのですよ。彼らが「教えられた」訳です。「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛むとニュースになる」というのを、実践してるわけですね。
コメント群の要旨は2つに分かれますね。
一つはポジティブな捉え方。
「素晴らしいことだ、これでプロとアマの垣根が取り払われる」「レジェントたちの謙虚な姿勢が素晴らしい」
もう一つはネガティブな捉え方。
「何を今更、、、なんで一流プロがアマチュアから教えられなきゃならないの?」「こんな制度(プロの大選手もお偉いさんの言う事聞かなきゃアマの指導が出来ない)があるから野球の底辺が広がらない」
どちらも、なるほど、と思う部分があるので、僕の意見は差し控えます。
いずれにしても、例えば「vgv***さん」のコメント
>あの内田さんも! 名コーチとしてあれだけの実績があって、しかも70を過ぎてまた新たに学ぶ…その熱意に敬服。
僕も本当にそう思います。この記事を、ちょうどマクドナルドでのバイトの署名をする直前に見たのです。実のところ、年齢・体調を考えて「今更」、という想いもありました。でも、この「資格研修会」の記事を見て、決意したのです。内田さん、有難う。