フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

八ヶ岳の秋深まる

2009-10-24 | 八ヶ岳

八ヶ岳の朝は、雲がかかっていた。外気温は6度。八ヶ岳はすっかり秋の雰囲気だ。

朝食前に、フルートを吹く。タファネル=ゴーベールの音階練習をしたあと、バッハの管弦楽組曲第2番からポロネーズ、メヌエット、パデヌリを吹く。

朝食後は、「アダージョの森」の雑木林を散歩する。白樺やサクラ類の葉は散ってしまった。コハウチワカエデの紅葉が美しい。ダンコウバイも黄色く色づいてきた。

持ってきた球根やシバザクラの苗を植える。そうこうするうちに、注文しておいた薪の原木が到着した。軽トラック一杯に120センチに切られている。

薪を受け取った後、Jマートへ行く。薪小屋の補強材料や楔などを買う。「きらら」で、鍋料理の材料を買う。夕方、「アダージョの森」に帰ると大分冷え込んでいたので、今秋始めて薪ストーブに火を入れた。夕食は、身体が暖まるちゃんこ鍋にする。


カーポート工事

2009-10-23 | 日記

先日の台風18号の突風で、カーポートの屋根が飛んでしまった。もともとかなり老朽化していたこともあり、そろそろやり替えなければならないと思っていた矢先だ。

馴染みにしている大工さんに相談すると「分かりました」という返事で、直ぐに工事に入ることになった。どうせやりかえるなら、車を2台置けるように拡張することになった。

工事に入る前に、倉庫が2つあるので、それを庭の奥に移設する。そのための土台作りから始まる。倉庫を解体し、中身を出す。倉庫を運び組み立て、荷物を入れる。よくもこれだけ役に立たないものを置いていたものだ、と思ったが、半分ほど処分して、またぞろ残りを倉庫に入れなおした。

工事をやりだすと、色々悪いところが出てくるものだ。雨樋の排水パイプが地中で破れ、そこに庭木の根が入り込んでしまっていたことも分かった。そのパイプもやり替えましょうということになり、段々工事のエリアが広がっていく。カーポートどころか、庭の一大改造工事になってしまった。


10月第3回目のレッスン

2009-10-21 | フルート
今日は、10月第3回目のレッスン日。仕事が終わってから、いつものようにカラオケボックスで音出しをする。タファネル=ゴーベールの音階練習をテンポ80で軽くやる。

レッスンでは、まず音階練習だが、テンポは84と言われた。「あれそうだったか」、年になると物忘れがひどくなってきた。文句を言っても仕方がないので、テンポ84でやる。先生からは、80も84も同じですよと諭される。やってみると、まあまあこなすことができた。これから、88、92まで上げていくことのことだ。

「ロマンチックエチュードはNO4」だ。ゆっくりしたところは、もっとロマンチックに演奏して下さい、との指摘。その後、タファネルの「アンダンテパストラル」の、トリルの運指について聞く。F♯からG♯が分からなかったので教えていただいて助かった。先生から、これから来年に向けて、ゆっくり温めて下さいと言われた。

次は、「I will always love you.」 。このテンポが難しい。原因が3拍目の伸ばしが短いということにあるということが分かった。これだけでも収穫だ。



加藤和彦の死

2009-10-19 | 日記

1970年代の初め「帰ってきた酔っ払い」で衝撃的にデビューした加藤和彦が死んだ。滞在先の軽井沢のホテルで自殺したという。うつ病を患っていて、作曲に行き詰っていたという。

文字通り「オラは死ンじまっただ」である。私たちの青春時代を代表する歌手だった。「イムジン河」「悲しくてやりきれない」「あのすばらしい愛をもう一度」など、今でもよく口にする。

先日は、PPMのマリーも亡くなった。日本のフォークソングブームを作り、作曲を専属作曲家から解放したのが大きい。若いときの思い出がこうして一つ一つ消えていくのを見ると、自分もいい年になったな、としみじみ思えてくる。


第九「合唱」を聴く

2009-10-18 | フルート
今日は、枚方市民交響楽団、合唱団演奏第9を聴いた。期待感を高める第1楽章、躍動する第2楽章、静謐と安らぎの第3楽章、感動の第4楽章。ここの演奏の優劣はあるが、それを乗り越えた第9そのものの迫力で圧倒された。特に、フルートの先生がファーストフルートを吹いたので、フルートに注目して聴いていた。演奏は期待にたがわぬ演奏で、深く感動した。 10月に第9を聴いたのは初めてだと思うが、この分だと、今年はあと何回第9を聴くことができるだろうか。今年は第9の年になりそうだ。