フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

エゴノキ、フタリシズカ (アダージョの森の花たち 6月第3週その4)

2015-06-20 | アダージョの森

エゴノキ

 果実を食べるとえぐいことから、名づけられたという。房状の花をうつむきかげんに咲かせる。

芳香がある。

果皮には有毒なサポニンを含んでいて、昔は石鹸と同じように洗濯でもちいられた。

フタリシズカ

 早春のヒトリシズカに変わって、フタリシズカが咲いている。ヒトリシズカとよく似ているが、花の形が違う。

葉には光沢がないく、全体的に大ぶりな印象だ。「静御前(しずかごぜん)の幽霊が2人となって舞い遊ぶ姿に例えて、二人静と名づけられた」と言われている。